白をうまく取り入れると、春らしい軽やかさを演出できたり、瑞々しいクリーンな印象が叶います。ご紹介する3人のように、柄や差し色、素材使いを意識することで、絵になる着こなしを実現してみてくださいね。
■1:アシュリー・ロバーツは…ストライプ柄を選びIラインを意識するとすっきり見え
ロンドンにあるラジオ局から出てきたところをキャッチされた、歌手のアシュリー・ロバーツ。オールホワイトコーディネートで、ぱっと明るく華やかな印象を実現しました。クラシカルな白シャツは、柔らかな色味の白を選びつつ、肌の上を滑る素材をセレクトししなやかに。そこにクリームホワイトのとろみパンツを合わせ、優雅さを上乗せしました。ストライプ柄でIラインを強調することで、オールホワイトの膨張と間延び問題を払拭。淡いグレーのストライプなら、クリームホワイトに溶け込み優しげなムードを損いません。手元には、ホワイトに馴染むグレイッシュなライトベージュのレザーハンドバッグを迎え、品の良さをアップ。仕上げに足元に真っ白なスリッポンを投入すれば、抜け感と軽やかさが備わりパーフェクトです。
■2:ゴレスターネ・メイヤー=ウルナーは…クリーンな白はふわっと風をはらむワンピースで軽快さを高めて
インフルエンサーのゴレスターネ・メイヤー=ウルナーを、ケルンでスナップ。それひとつで抜群の着映え力が手に入る、白のコンシャスワンピースを活用していました。まさに主役級といえるワンピースは、白で春らしい軽やかさをアピール、ボリュームスリーブや切り替えの柄、シアー素材でお洒落への探究心を満たすことができます。清楚なワンピースが甘く傾きすぎないよう、フラットサンダルで外しを加えて。メタリックゴールドとストラップデザインがスタイリッシュさを両立してくれます。バッグもワンピースと同じ白を選びつつ、わずかに色味を変えつつ異素材にすることで奥行きを演出。さらにチェーン模様の白スカーフを加えることで、大人の洗練を宿しました。
■3:ティファニー・スーは…キレの良い白にブライトグリーンを加えモードにシフト
2023年3月、パリ ファッションウィーク開催中のストリートでキャッチされた、ファッション通販サイト『Mytheresa』のバイイングディレクターを務めるティファニー・スー。先にご紹介したふたりとは異なる、混じり気のない真っ白を基調とすることでキレの良い装いに仕上げていました。ミニマルな定番カットソーに合わせたのは、今季注目のカーゴパンツ。アクティブさが加わって、白の快活さが引き立っています。春のライトアウターは、パンツにマッチするブルゾンをセレクト。そんなオールホワイトに寄り添うのは、爽やかさがアップするグリーンの小物たち。ブライトグリーンのポインテッドトゥパンプス、ライトグリーンのチェーンストラップバッグでコントラストを授け、モードな装いを完成させました。
春に映える「白を基調とした着こなし」をご紹介しました。軽やかさ、クリーンさ、明るさ、華やかさを叶えることができるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香