通気性の良いスカートは、さらに白をセレクトすることで季節感のある涼感コーディネートを楽しみましょう。ご紹介する3人のファッション賢者たちは、広がりすぎないナローシルエットのものをセレクトすることで、落ち着いた大人らしい印象を手に入れていました。
■1:ソフィア・ローは…きりっと端正な黒ジャケットに白スカートを添え足取り軽く
パリ ファッションウィーク開催中のストリートでキャッチされた、アパレルブランド『The Garment』のディレクターを務める、インフルエンサーのソフィア・ロー。表情が引き締まって見える黒のテーラードジャケットは、ウエストがくびれた構築的なシルエットでしなやかさを演出。黒で重心を上に置いているからこそ、白スカートの軽やかさが一層引き立っています。ぱきっとしたコントラストが付きすぎない、穏やかな色味のクリームホワイトで柔らかさをオン。クラシカルな上下に映える、リボンパンプスやシルバーのネックレス、ミニハンドバッグがこなれ感を後押し。
■2:ダイアン・バトゥキナは…白を基調とした爽やかな装いは異なる素材を融合させ表情をつける
2023年4月28日、パリの街中でスナップされたインフルエンサーのダイアン・バトゥキナ。爽やかさたっぷりな、白を基調とした装いでした。シンプルなノースリーブトップスにナローロングスカートを合わせIラインを強調すれば、白の上下でも膨張して見えません。さらにぱきっとした真っ白を選び、キレよく。またサテン×リネンの異素材を掛け合わせることで、同じカラーでも同化せず表情をつけることに成功しています。小物は、上品さ高まるブラウンのバッグとベージュのブーツをオン。仕上げにオフホワイトのニットプルオーバーをストール感覚で肩掛けすれば、リズムが宿り立体的に整います。
■3:ヘレナ・ボードンは…生き生きとした赤と白の組み合わせで気分の上がる装いへ
アパレルブランド『By Helena Bordon』、スキンケアブランド『Hela Beauty』を手掛けるヘレナ・ボードンを、ロンドン ファッションウィーク開催中のストリートでキャッチ。定番のボーダートップスは、気分の上がる赤をセレクトし生き生きと。袖元と裾のポイントイエローカラーやフレアスリーブがマンネリを解消してくれる一枚です。フィット感のあるトップスなので、裾が程よく広がるシルエットのスカートで流れるような美しいラインを形成。赤と白の組み合わせなら、フレッシュさをアピールすることができます。アクティブに傾きすぎないよう、足元にはスパイシーなグレーの型押しレースアップブーツを迎え、スタイリッシュさを両立。
これからの季節に活躍させたい「白スカート」の着こなしをご紹介しました。軽やかな足取りで、絵になるスタイルを叶えてみてはいかがでしょうか。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香