ミニ丈のボトムは子どもっぽく見えるから避けている、という声を耳にしますが、まずはオール黒からトライしてみませんか。大人っぽく軽やかに見えるコーディネートテクニックをチェック。

■1:レオ・エバーリンは…シルバーボタンがオール黒に女性らしさとリッチさを加味

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つま先がハートシェイプになったデザインとPVC素材がセンスのいいムードを演出。

ジュエリーブランド『LEO MATHILD JEWELRY』『LM STUDIO』を手がけるレオ・エバーリンをベルリンでキャッチ。Tシャツにミニ丈のスカートを黒でまとめていました。スカートのフロントに、シルバーハートのボタンが並んでいてデザインポイントに。この存在感あるデザインが、オール黒の着こなしをリッチに見せて女性らしさを盛り上げています。パンプスのつま先のハートともリンクさせていて、統一感も抜群。ポケットのあしらいも、スカートの装いを単調に見せないアクセントとして有効です。装いが地味にならないよう、どこかにデザイン性のあるアイテムを取り入れるよう、心がけてください。

■2:ガブリエラ・ブルタゴは…胸元の開きが抜け感になって黒モードに軽快さを光らせて

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流行のバケットハットをかぶってもナイロン素材なら重たく見えず、アクティブです。

デジタルインフルエンサー兼スタイリストのガブリエラ・ブルタゴが、パリでSNAPされていたときの着こなしです。胸元が深く開いたブラウスにミニ丈のプリーツスカートを合わせて、颯爽とした佇まいに。スカートはウエスト高めの位置でベルトマークしているので、スタイルアップできています。プリーツによって立体感が出て黒が重たく見えません。胸元の開きが抜け感をもたらし、黒を軽やかに見せていて、大人のスポーティーモードに。ミニ丈ボトムのとき、脚のラインが気になる場合はハイソックスを投入するのもナイスアイデアです。バッグ&シューズは白で統一。小物使いにメリハリのつく黒×白、モノトーンを配して、シャープさを高めた点もさすが。

■3:ヘレン・ウンズィンは…個性派デザインワンピースで定番ベーシックを一歩リード

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足元は白×黒、バイカラーのスポーツサンダルでスポーティーなテイストをアピール。

化粧品会社の代表取締役として活躍するヘレン・ウンズィンは、ドイツ、ハンブルグで見かけられていました。Tシャツが長くなったカットソー素材のワンピースを黒で取り入れたモードな装いに。ワンピースのデザインはただシンプルなだけでなく、胸の下にノットをつくり、ボディがちらっと見えてヘルシーさを強調できています。バスト下の切り替えということもあって、上半身がコンパクトにまとまり美スタイルが完成。黒のミニ丈ワンピースは夏の定番アイテムですが、肌見せがあるデザインを選ぶと女子力がアップ。抵抗があるならパーカなど羽織りものをプラスすることをおすすめします。足元をこんなフラットサンダルにすれば、今っぽいスポーティーさがテイストミックスされ成功です。


オール黒に身を包み、ミニ丈のボトムを愛用した3人にクローズアップしました。SNAPを参考に、着映えできるデザインや肌見せ、小物使いによって、夏に黒を着ても暑苦しくなく見えるコーディネートにTRYしてみてください。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
佐野有紀