アウターもなく薄着になりボトムが目立つ夏。だからこそ、カーゴデニムをカジュアルすぎず、大人っぽく履きこなすには? お手本にしたいスナップから、着こなし技をマスターしましょう。
■1:ロリ・ハーヴィーは…太めパンツに立体感をプラスできて一歩リードした辛口モードに
モデルやソーシャライトとして活躍するロリ・ハーヴィーは、L.A.で見かけられていました。ノースリーブの白Tシャツにグレーのカーゴパンツを合わせて、颯爽と。ワイドシルエットのパンツなので、トップスをコンパクトにインしてスタイルアップを狙っています。カーゴポケットのおかげで、パンツがただズドンと太く見えず単調になっていません。膝あたりの位置にあしらわれているところも、バランス良好です。白×グレーという涼しげな配色や、襟元のチェーンネックレスで女性らしさを加味しているところも、おしゃれの完成度が高まる見逃せないポイントに。
■2:ジャクリーン・ゼルウィスは…切れのいい色合わせとミニ丈ボトムの投入でモードさを強調
デンマーク、コペンハーゲンでキャッチされていたのは、インフルエンサーのジャクリーン・ゼルウィス。ゴールドに近いキャメルのシャツに、レザー風素材のショートパンツをはいていました。ショートパンツにはセンター部分に大きめのカーゴポケットがデザインされていて、ワークテイストをアピール。このデザインポケットと素材が軽快さにつながり、大人のモードカジュアルが完成できます。夏に暑苦しく見えるこってりした色合わせは、ショート丈ボトムで取り入れるのがスマートです。ショートボトムで脚のラインを出すのにはちょっと抵抗が…というときには、厚底のブーツをコーディネートしてカバーを。簡単に脚長効果も期待できて、大人が理想とするシンプルモードに仕上がるので、ぜひ取り入れてみては。
■3:ペニーレ・タイスベックは…きちんと感あるジャケットに合わせて粋なテイストミックスを
コペンハーゲンを拠点にスタイリストやインフルエンサーとしてたびたびスナップに登場するペニーレ・タイスベックを、パリでスナップ。定番カラーと言えるベージュのカーゴパンツに、ブラウンのレザージャケットと白いタンクトップを組み合わせていました。アクティブなカーゴにはカジュアルなトップスがお似合いという常識を覆し、かっちり系ジャケットでクールに。大人っぽいテイストミックスになって、今どきのムードに仕上がっています。あえてパンツに大きめサイズを選び、腰ばきにしている着こなしアレンジも注目ポイント。幅が細めの黒ベルトでウエストマークして、切れのいい引き締めに。足元の鮮やかなグリーンがベーシックカラーにおしゃれスパイスを加え、映えています。
今回はカーゴパンツを愛用した3人にスポットを当てました。軽快に見えるカーゴポケットの効果や、トップスとのテイストミックス、小物とのバランスなどマスターすべきアレンジが満載の着こなしです。そんな注目ポイントを取り入れて、センスよく履きこなしてみてください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀