「エルメス」を象徴する不朽のモチーフ「シェーヌ・ダンクル」。そのデザインを、誕生から30年以上もの間華麗に進化し続けているメゾンのアイコンウォッチのひとつ、《ケープコッド》に巧みに取り入れたのがこの「《ケープコッド》シェーヌ・ダンクル」です。いかにも「エルメス」らしい洗練が漂うこのタイムピースが今年、フェミニンな新色をまとって新たな魅力を開花させました!

象徴的モチーフがダイヤルを彩る「《ケープコッド》シェーヌ・ダンクル」

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フランス語で「藤」を表わす「グリーシーヌ」カラーの文字盤とストラップが、程よいフェミニニティをかもし出して。Joël Von Allmen (C) Hermès, 2023

船の錨鎖(びょうさ)=アンカーチェーンからインスピレーションを得て誕生した「シェーヌ・ダンクル」。私は2021年に『Precious』9月号で、「世界的にジュエリーの人気が高まり、その不変の魅力と偉大さを印象づけました」と書いていましたが、今年も同じことを書きたいです(笑)。そう、「シェーヌ・ダンクル」人気は今も現在進行形でファンを増やし続けています。

その「シェーヌ・ダンクル」のコマの半分をふたつ、グラフィカルに組み合わせたモチーフが描かれた文字盤は、まるでモダンアートのような趣。

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少しグレイッシュなニュアンスが洒脱なブルーのモデルには、46個のダイヤモンドをセッティング。Joël Von Allmen (C) Hermès, 2023

絡み合うコマが、型押しされた水平線をバックに浮かぶデザインは、着色されたラッカーコーティングで表現。インデックスがないため、より繊細なラインが際立つ文字盤に、スリムなバトン形の針とメゾンのロゴが絶妙な洗練バランスを奏でます。

コーディネート映えを約束する2色のニュアンスカラー

カラーバリエーションは、グリシーヌ(藤色)とブルーの2種類。いずれもフェミニンでいながら、凛としたクール感もあわせもつニュアンスカラー。働く手元にも、オフの日のカジュアルにも、大人の女性の日常にさりげなく彩りを添え、着こなしの鮮度を上げてくれるタイムピースに仕上がっています。

■1:グリシーヌカラーのストラップはドゥブルトゥール

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「《ケープコッド》シェーヌ・ダンクル」¥466,400 ●ケース:ステンレススティール ●ケースサイズ:縦23×横23mm ●ストラップ:ヴォー・アテナ(レザー) ●ムーブメント:クオーツ Joël Von Allmen (C) Hermès, 2023

柔らかく繊細な光沢を持ち、時と共に一層しなやかになるレザー「ヴォー・アテナ」を採用したグリシーヌカラー。ストラップはドゥブルトゥールで、より印象的な差し色効果を約束します。

■2:ダイヤモンドの輝きと美麗な対比を見せるブルー

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「《ケープコッド》シェーヌ・ダンクル」¥1,004,300 ●ケース:ステンレススティール×ダイヤモンド ●ケースサイズ:縦23×横23mm ●ストラップ:アリゲーター ●ムーブメント:クオーツ Joël Von Allmen (C) Hermès, 2023

「これぞエルメス!」といった絶妙なカラーリングが美しいブルーと、ダイヤモンドの輝きがエレガントに呼応。上質なアリゲーターストラップが、静謐な迫力が漂う知的オーラを授けます。


※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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エルメスジャポン

TEL:03-3569-3300

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この記事の執筆者
東京都出身。大学在学中から雑誌『JJ』などで執筆活動を開始。女性向け本格時計のムックに携わったことから、機械式時計に開眼。『Precious』などの女性誌において、本格時計の魅力を啓蒙した第一人者として知られる。SIHHとバーゼルワールドの取材歴は、女性ジャーナリストとしては屈指のキャリアの持ち主。好きなもの:海、ハワイ(特にハワイ島)、伊豆(特に下田)、桑田佳佑様、白い花、シャンパン、純米大吟醸酒、炊きたてのご飯、たまご、“芽乃舎”の野菜だし、“エルメス”のバッグと“シャネル”の靴、グレーのパーカー、温泉、スパ、素敵旅館、村上春樹、宇野千代先生、神社、日本の陶器(特に唐津焼)、朝ドラ、ドラミちゃん、長文のインタビュー原稿