雑誌『Precious』7月号では【大人のための「空港ラグジュアリー」】と題し、世界を飛び回るジェットセッターをお手本に、その理想形にフォーカスしました。

今回はその中から、旅慣れたプレシャスキャリアの「エアポートスタイル」をご紹介。日本と海外を行き来する、旅慣れたプレシャスキャリアは何を愛用しているのでしょうか?

「キュリオシティ」プロデューサー・宮元玲子さんのエアポートスタイルと愛用品をレポートします。

宮元 玲子さん
「キュリオシティ」プロデューサー
(みやもと れいこ)広告代理店に勤務したのち、フランス人デザイナーのグエナエル・ニコラ氏と結婚。翌年デザインスタジオ「キュリオシティ」を共同で設立。ヨーロッパやアジアなどへのビジネストリップが多い。

【To Bretagne】「文化交流のティップスになる日本ブランドのアイテムを身に纏って、いざ出発!」

「キュリオシティ」プロデューサー 宮元玲子さん
「リモワ」のスーツケースに、パイソンレザーを使った「ドルチェ&バッガーナ」のジップバッグが表情を添えて。

「6月に、義理の姪がフランスのブルターニュで結婚式を挙げることになり、パリでのビジネスも兼ねて、夫と出かける予定です。ヨーロッパ便はフライト時間が長いので、空港や機内ではゆったり寛ぐことが最優先。体を締めつけない、リラックスできるファッションを選びます」

デザインスタジオでマネジメントを手掛ける宮元玲子さんが選んだのは、「ソマルタ」のストレッチトップスに「ディオール」のレザージャケット。「ターク」のワイドパンツの足元には「オニツカタイガー」のスニーカーを合わせています。

「旅のファッションで心掛けているのは、『日本のブランドを纏う』ということ。今回もジャケット以外はドメスティックのもの。海外で『その洋服どこの?』と聞かれたとき、『日本の○○というブランドなの』と答えるのがすごく楽しい。自国の技術やデザイン性を交えてブランドストーリーを語ることは、文化交流にもなるし、なによりコミュニケーションが深まるのが心地よくて」

日常に旅が戻った喜びを改めて噛み締めているという宮元さん。その洗練された旅スタイルに、さらに磨きがかかっています。

マストアイテムは…

「キュリオシティ」プロデューサー 宮元玲子さんの私物
「カネボウ」の日中用美容液、「センサイ」のマスカラ、「オリバーピープルズ」のサングラス

SPF50で保湿力もある「カネボウ」の日中用美容液と「センサイ」のマスカラが愛用品。「降りる直前に塗れば現地ですぐ行動できます」。「オリバーピープルズ」のサングラスは度入りのものを愛用。

機内では…

「キュリオシティ」プロデューサー宮元玲子さん
トップスは「ソマルタ」の『スキンシリーズ』

レースの透け感が美しいトップスは、東京五輪の表彰台ジャケットも手掛けたデザイナー・廣川玉枝氏による「ソマルタ」の『スキンシリーズ』。「その名のとおり皮膚のような“究極の衣服”です」

※掲載アイテムはすべて私物になりますので、ブランドへのお問い合わせはご遠慮ください。

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PHOTO :
Michika Mochizuki
HAIR MAKE :
白川いくみ(Perle)
EDIT&WRITING :
竹市莉子(HATSU)、 兼信実加子、喜多容子(Precious)
取材&文 :
本庄真穂