「ザ・リッツ・カールトン京都」で開催! エクスクルーシブなディナー体験をレポート!
青紅葉が目にまぶしい初夏の宵、ワールドワイドに活躍するシェフ、ブルーノ・メナールさんによる特別なディナーイベント『Special Dinner Event by Chef Bruno Menard』が、「ザ・リッツ・カールトン京都」にて開催されました.
ブルーノ・メナールシェフは、フランスのトゥール出身。1995年に初来日。自身のレストランをオープンした後に、「ザ・リッツ・カールトン大阪」や「ザ・リッツ・カールトンアトランタ」で経験を積みました。2005年から6年間、東京・銀座のグランメゾン「ロオジエ」のエグゼクティブシェフを務め、2008年から3年間連続で、東京版ミシュランガイドで三ツ星を獲得しています。
現在の活動の拠点はシンガポール。世界で知られる料理番組「マスターシェフ・アジア」の審査員を務めるといった活動を行っていて、ブルーノシェフの料理を味わえるレストランはありません。だからこそ、今回のディナーイベントはシェフの作り上げる料理が味わえる貴重な機会なのです。
ディナーの前には、「Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)」会員限定のエクスクルーシブな体験として、ブルーノシェフによる料理クラス「In the mind of Master Chef」に参加できるという特典が設けられました。「マリオット ボンヴォイ」は、ザ・リッツ・カールトンや、セント・レジスなどマリオットグループの30ホテルブランドで利用できるロイヤリティプログラムです。「Marriott Bonvoy Moments」と呼ばれる体験型イベントには「マリオット ボンヴォイ」の保有ポイントを利用することで参加できます。
レッスンは、個室のシェフズテーブル、キッチンカウンターでデモンストレーション形式で行われました。ブルーノシェフの料理哲学、味わいや香りの組み立て方、日本の食材への思いなどを聞き、語り合うことができる、またとない機会。試食もあり、この後のディナーへの期待が高まります。
夕刻から始まるグルメな時間は夜更けまで続く
ディナーの前のカクテルレセプションは、レストランに隣接する「ザ バー」にて。シャンパーニュとオードブルが振る舞われました。
アペリティフを楽しんだ後はテーブル席に移り、お待ちかねのディナーへ。まずはシェフが登壇し、「僕は今から料理を作りにキッチンへ。皆様は貴重な夜を楽しんで!」と、一緒に乾杯してスタートしました。
ここからは、「ブルーノ・メナ―ルシェフによるスペシャルペアリングディナーコース」から、数品をご紹介します。
一品目の「ハマグリ “ア ラ クック ”コリアンダーのゼリーとカレーのシャンティ」がサービスされると、その美しさに思わずうっとり。濃厚なハマグリの旨みを感じ、和の味わいかと思えば、アジアンなスパイスの香り漂う無国籍風なひと品です。
旬やその地の食材を生かし、クラシカルなテクニックを重んじながらも積極的に今のテクノロジーも使い、フランス料理に仕上げていくと語っていたシェフ。コリアンダーやカレーといったスパイス使いも巧みです。日本の食材、さらには日本の調味料もプラスし、絶妙な味わいに。
お酒は、ロゼシャンパーニュからスタートし、年代物のワイン、日本酒、そして、京都のクラフトジン「季の美」を使ったカクテルまで。料理に寄り添うセレクションを堪能し尽くしました。
今回は、ディナーイベントではありますが、会場は「ザ・リッツ・カールトン京都」。泊まらないという理由が見つかりません。エクスクルーシブな宿泊体験もいたしましょう!
客室に入るとすぐに現れる、天井まで大きくとられた窓からの眺めは、まるで一枚の絵画のよう! 快適でリラックスした滞在となりました。
翌朝は早起きして、鴨川沿いをお散歩。煌めく水面の美しさも思い出に加わりました。
「マリオット ボンヴォイ」では、今回のようにシェフを招いたプログラムのほかに、アートやスポーツといった幅広いテーマで、特別なイベント『Marriott Bonvoy Moments』を開催しています。ほかにはないエクスクルーシブな体験が世界中で待っています。次のデスティネーションは、まず魅力的なイベント体験から決めよう! そういった旅先の選び方をするのも楽しいですね!
◇ザ・リッツ・カールトン京都
問い合わせ先
- TEXT :
- はまだふくこさん ライフスタイルジャーナリスト
- WRITING :
- はまだふくこ
- 写真協力 :
- 在本彌生