主役をどこに定めるかを見極めて、計算されたジュエリー使いを!|“レイヤード” と “1点インパクト” のアプローチ術

ビジネスや社交の場で映えるゴールド使いは、着こなしに迫力をもたらす、パワフルさが不可欠。“レイヤード” と “1点インパクト” の使い分けを指南します。

今回は、ジュエリーの “レイヤード” 術をご紹介します。

【1点インパクト】デザイン性の高い大ぶりジュエリーは1点使いに定めて

着こなし自体がシンプルになる夏は、自分らしさを引き出すジュエリーの力が頼りになります。デザイン性に富んだ1点インパクトのジュエリーを主役に選んだら、あとは引き算のアプローチを。

ジュエリー1点を主役として考えて、あれもこれもとつけ足す必要はありません。なにもつけないか、つけたとしても、肌になじむピアスやリングのみでミニマルに。迫力のあるジュエリー使いをマスターすればテーマ性も際立ち、自分らしさを物語る輝きを楽しめるはずです。

ブレスレット_1
バングル『ブロッサム』¥506,000[SIL×ヴェルメイユ×レッドジャスパー](ブチェラッティ)

色石が輝くバングルでハッピー感をひと盛り

イタリアの金細工の伝統技を生かした、デイジーモチーフのバングルで、手元にチャーミングな迫力を。鮮やかなレッドジャスパーは、ほんのり日に焼けた肌とも相性がよく、オンタイムの着こなしに意外性をもたらしてくれる。カフタイプのバングルは、重ねづけせず、直球で勝負するのがベスト。


ネックレス_1
ネックレス『ブール カラー』¥206,800[SIL](エスケーパーズオンライン〈ソフィー ブハイ〉)

ひんやりと輝くボールネックレスでモダンに

大粒のスフィアが連なるネックレスがあれば、いつものベーシック服にコンテンポラリーな表情が生まれる。球体のパーツは空洞になっているため軽やかなつけ心地に。ネックレスに存在感があるため、耳元や手元にはジュエリーをつけず、ミニマルな美しさを目指したい。


ネックレス_2
ネックレス『IRATI』[ヴェルメイユ]¥118,800(ホアキン・ベラオ)

アートのような風貌のコードネックレスをオン

オブジェのようなフォルムのコードネックレスは、ワンツースタイルになりがちな夏の装いを手抜きに見せない名手。バスク地方の国立公園「イラティ」の壮大な自然から着想を得たユニークなフォルムは、パーツを動かすことでデザイン変化を楽しむことも可能。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※文中の表記は、SIL=シルバーを表します。

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PHOTO :
小池紀行(CASK)
STYLIST :
大西真理子
EDIT&WRITING :
川口夏希、喜多容子(Precious)