日焼け止めを塗って紫外線対策をしているものの、肌がくすみやすく、暗く見えることはありませんか?美白ケアを取り入れていても手応えを感じにくい、という声も。くすみのない肌を叶えるには、どのようにアプローチしたらいいでしょうか。美容ジャーナリストの安倍佐和子さんに教えていただきました。
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大人のくすみ感を払拭するには“代謝UP”が鍵
「美白コスメというと、くすみ・シミにアプローチするというのが定説でしたが、今年は、美白の概念を超えたさまざまなアプローチ法のコスメが登場しました。今回おすすめする3品は、アプローチ方法は異なるものの、肌の代謝をサポートするという共通点があります。年齢とともにターンオーバーが乱れてくすみやすくなるので、できれば美白ケアは通年取り入れていただきたいですが、今から慌てて“使わなくては!”という方でも透明感を実感しやすい製品をセレクトしました。暑いとお手入れを面倒に感じるかもしれませんが、やはり毎日の積み重ねが大切ですので、気持ちよく使えるという点でもおすすめです」と、安倍さん。おすすめのコスメ3品について詳しく伺いました。
“透明感”を求めた新ピーリングで透き通る肌に
ランコム『ランコム クラリフィック ブライトニング セラム』: 次世代の酸と呼ばれる“PHA”を採用。水分補給しながら古い角質をケアして、輝く透明肌に。毎日のスキンケアで手軽に美白ケアと角質ケアを両立できる美白美容液として人気を集め、数多くのベストコスメを受賞。
「肌の凹凸が影となってくすみ感を出してしまうので、ピーリングしながら透明感を底上げするという点が画期的な美白美容液。肌に浸透させない新しいピーリング成分を採用しているので、敏感肌の方でも使えます。肌がなめらかになると光の透過度が高まり、透けるような肌に」(安倍さん)。
美容液級の機能で血流をUPして肌を底上げ!
SHISEIDO『オイデルミン エッセンスローション』: 艶やかで鮮やかな肌へ導く高機能エッセンスローション。肌の明るさの決め手はメラニンと血管の状態にあることに着目し、潤って生命感溢れる肌を叶える。美容液のような心地よいとろみがありながらも、100分の1サイズの微粒子で素早く浸透。透明感とともに潤い深い柔らかさを引き出す。
「120年以上愛され続けているオーセンティックな化粧水が、現代の肌に寄り添う素晴らしいアイテムに再生されました。美白コスメと謳っているわけではありませんが、資生堂独自の美白有効成分“4MSK“が配合されています。注目は、加齢やストレスによって毛細血流が消滅し、肌に十分な酸素が行き届かないことで起こるくすみ感にアプローチすること。肌のトーンが上がり、肌力を高めてくれます」(安倍さん) 。
メラニンの排出をスムーズにするから手応えの早さを実感!
コスメデコルテ 『ホワイトロジスト ネオジェネシス ブライトニング コンセントレイト』:日本酒や味噌の醸造現場で働く杜氏の手が白く美しいことをヒントに、コウジ酸の美白力に注目しているホワイトロジスト。保湿成分夏白菊エキスを日本で初配合し、進化系美白美容液としてバージョンアップ。徹底的なシミ対策と顔全体の冴えた輝きにもアプローチして、一気に輝く肌へ。
「日本人の肌と相性のいいコウジ酸の美白力を駆使したホワイトロジスト。サイエンスの力で進化し、メラニンの排出が格段にスムーズに。手応えが早く、ケアが楽しくなると思います。また、年齢とともに乱れやすいターンオーバーのサイクルを整えてくれるのも特徴。シャバシャバとした使用感も気持ちがいいですよ」(安倍さん)。
年齢を重ねた肌は、代謝を促しながらブライトニングケアをすることが大事。安倍さんにご紹介いただいた製品をご参考に、夏でも透明感のある肌を目指しましょう!
※掲載している商品の価格は、すべて税込です。また、商品はすべて本人の私物です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 越後有希子