フランスを代表する磁器ブランドである「ベルナルド」ではフランスの食卓にまつわる文化や歴史、マナー、歳時が学べるプログラム「L’INSTITUT BERNARDAUD」がスタート。

フランスの生活芸術「アール・ド・ヴィーヴル」を学ぶ

「ベルナルド」は、1863年に創業したフランスを代表する磁器ブランド。格調高い伝統工芸技術を継承しながらも、フランスらしいクリエイティブな感性を発揮したコレクションを発表するほかに、インテリアやアクセサリーの制作や、世界的に活躍するアーティスト・デザイナーとも積極的にコラボレーションを行っています。

そんな「ベルナルド」が、生まれ根差してきたフランスの文化、そしてフランスの生活芸術「アール・ド・ヴィーヴル」の伝承をブランドのミッションの一つと考え、フランスの生活芸術に基づいた食卓文化を学ぶことができるトレーニングプログラム「L’INSTITUT BERNARDAUD」をスタートさせます。

料理に留まらぬフランスの食卓文化の世界

フランス料理は、「食の伝統」として2010年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。

最高の食卓を演出するフランス料理は、高品質な食材、精微なレシピ、華やかなテーブルデコレーションの追求に加え、歴史的にも、料理だけに留まらない文化を形成しています。

フランス料理にとって食卓は、芸術表現や権力の象徴の場、社交の場、時を分かち合う場、また巧みな話術の軽快な会話の競演の場として、食事を中心とした知的な社会慣習でもあるのです。

フランスの豊かな食卓文化や生活技術「アール・ド・ヴィーヴル(Art de Vivre)」
「日常生活に芸術を取り入れ、より豊かに生きる」ことを大切にするフランスの生活技術「アール・ド・ヴィーヴル(Art de Vivre)」。フランス本国では2022年からトレーニングプログラムが本格始動しました。(C)LilyRose

「L’INSTITUT BERNARDAUD」では、フランスの生活芸術に基づいた食卓文化に関係する内容が学べます。豊かなフランスの食卓文化にまつわる、歴史、芸術的背景、伝統的作法、食のマナー実践など内容は多岐に。

プログラムは、東京・骨董通りにある「ベルナルド」のフラッグシップショップ「ベルナルドショップ表参道」を中心に展開されます。

<第一回開催日程>

テーマ:フランス流ホームパーティーでのホスト/ゲストのエチケット
日程:9月29日(金)セッション1:11時~セッション2:14時~所要時間:約1時間
受講料:1セッション1名様¥3000(税込み)※コーヒー&スイーツ付き
お申込み先:「ベルナルドショップ 表参道」03-6427-4470
※1セッション定員8名

<プログラム例>

-テーブルオブジェの歴史
-フランス流ホームパーティーでのホスト/ゲストのエチケット
-フラワーモチーフの歴史
-ポーセレンの秘密

学術的な座学に加えて、専門家による食のワークショップ、テーブルデコレーションや優れたサービス体験など、想像力を刺激する機会を据えて「食卓の技法」についての豊かな知識を身につけられるプログラム(1レッスン 60分)になっています。


本記事では、「ベルナルド」で開催するトレーニングプログラム「L’INSTITUT BERNARDAUD」をご紹介しました。食文化を入り口としたフランス文化や生活への理解が深まる機会です。皆様、ぜひお越しください。

問い合わせ先

ベルナルドショップ 表参道

TEL:03-6427-4470

この記事の執筆者
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