新作プレード『シュヴァル・カブリオレ』は、馬、ハーネス、車輪をメインモチーフに、プレイフルなデザインで仕上げています。
イタリア人アーティスト、ジャンパオロ・パニ氏によるデザインは、おもちゃのような陽気な印象も魅力的です。ソファーやベットにプレードをふわりとかければ、インテリアが瞬時に明るい雰囲気へと生まれ変わって。
エルメスのジャカード織りは、熟練の職人技により精巧で複雑なパターンも美しく表現できるのが特徴です。プレード『シュヴァル・カブリオレ』に秘められた、心躍るストーリーとサヴォワールフェールをご紹介します。
車輪に乗った馬がチャーミングな、ジャカード織りのプレード『シュヴァル・カブリオレ』
エルメスにとってかけがえのない存在でもある馬を大胆にあしらったプレード『シュヴァル・カブリオレ』。
イタリア人アーティスト、ジャンパオロ・パニ氏によるデザインは、馬、ハーネス、車輪がメインモチーフに。スタンプワークを得意とし、コンテンポラリーな作品を生み出すジャンパオロ・パニ氏は、これまでエルメスのテーブルウエアやスカーフなどのデザインも手がけています。
馬のシルエットは、世界各国からさまざまな年代で集めた貴重な収蔵品が保管された「エミール・エルメス コレクション」からインスピレーションを受けたもの。1904年7月の馬具工房のカタログの写真から着想を得ています。
『シュヴァル・カブリオレ』は、馬のハーネスがどこにも繋がれていないことにポイントが。車輪に乗った馬は楽々と思いのままに動くことができ、自由を味わう開放感が感じられます。ジャンパオロ・パニ氏のスタンプワークらしい、空間に浮かぶドットも、馬の陽気なマインドを表しているようです。
精巧なジャカード織のパターンで、裏からも美しい柄がくっきりと浮かぶ!
クリエイティビティに満ちた美しいパターンを可能にするのが、エルメスが誇るジャカード織の技術に他なりません。多彩な色や複雑な図柄になるほど、ジャカード織機を使った転写は難しく、職人の高い技術が必要とされます。
エルメスの機械織りのジャカード生地は、イタリアとスコットランドで制作されています。ジャカード織の波パターンは、裏からもくっきりと美しい柄が浮かび上がるのも特徴。裏から見ると、オレンジのベースカラーに、ベージュのシュヴァル(馬)が浮かびます。
自由を楽しむ馬が描かれた『シュヴァル・カブリオレ』は、インテリアに楽しげなムードをもたらしてくれる逸品。エルメスのプレードには、デザイナーの豊かな創造性や、長い経験の元に培われた職人技といった、メゾンが大切にするエッセンスが凝集されています。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- PHOTO :
- 大原敏政(aosora)
- WRITING :
- 川口夏希(NTK CREATIONS)