【目次】
「黒」ツヤ素材で立体感を獲得
汎用性が高く、慣れ親しんだカラーである「黒」のパンツ。サテン素材を指名すると、無彩色の黒でも立体感が宿り、コーディネートに奥行きをつけることができます。黒のシックな側面を引き立てた実例をピックアップしました。
王道ワンツーに変化を加えて
ぱりっとした白シャツと黒パンツの王道クラシカルコーディネートは、サテンパンツにこだわると変化が加わって物足りなさを解消できます。物静かな黒なら、気取らない品のよさを演出することに成功。それとは異なるツヤを備えた小物を足し、完成度をアップ。
ニットを品よく飾り付けて
トップスとパンツのシンプルなコーディネートでも様になるよう、ニットとサテンという特徴のある素材を組み合わせて。あたたかみのあるニットも、気品のある黒サテンパンツがあればクラスアップが叶います。さらにスエードバッグを投入し、表情豊かに仕上げました。
黒の装いが軽やかに、華やかに整う
黒サテンのセットアップを着用していたアマンダ・サイフリッド。ともすると平坦な印象になるオールブラックは、サテン素材なら動くたびに異なる表情が生まれ、立体感がアップ。さらに白く光るため、軽やかかつ華やかに着地。アマンダのように、ナイトシーンに取り入れるのもおすすめです。
モノトーンコーデのアップデートに最適
幾度となく着てきたモノトーンコーディネート。アップデートするなら、リュクスな印象の黒サテンパンツを頼りに。クロップド丈の白シャツとグレーケーブルニットを掛け合わせ、切れ味よくまとめて。
落ち感があるからロングコートとも好相性
ロングコートとパンツを合わせるとき、ボトムがかさばってよいバランスが保てないことも。黒サテンパンツは落ち感があってすっきりまとまり、引き締め効果も加えられるのがメリットです。クラシカルなコートとパンツ、カジュアルな小物とトップスを掛け合わせミックススタイルをメイク。
ブライトグリーンとサテンのツヤで着映え力アップ
白カットソーと黒パンツのミニマルな組み合わせも、サテンパンツを選べば優雅な面持ちに。さらにブライトグリーンのニットジャケットを重ね、華やかさを後押し。白小物を掛け合わせ、リズミカルにフィニッシュ。
「白」なら華やかさが倍増
軽やかな印象の「白」サテンパンツを使い、華やかさを倍増させて。パールのような煌めきがあるため、装いを瑞々しく、品よくまとめられるのがポイントです。
オールホワイトが単調にならない
清々しさをアピールするのにうってつけなオールホワイトコーディネート。膨張問題をクリアするために、ノースリーブトップスとパンツ、ポインテッドトゥパンプスのトリオで縦に長いシルエットをメイク。さらにサテンパンツを迎え、間延びを解消すればパーフェクト。
こっくりキャメルを重ね優しげに
ナオミ・ワッツも、サテンパンツの光沢感を頼りにしてホワイトコーディネートにリズムを授けました。そこにキャメルのコートを重ね、柔和な配色にすると優しげな雰囲気に。ばさっと肩掛けすれば余裕感をアピールできます。
色味と素材を変えてシンプルを成功させる
ワンカラーコーディネートをつくるとき、色味と素材に変化をつけるのが常用手段。身体が泳ぐオーバーサイズのTシャツとゆったりパンツというリラクシーな組み合わせながら、品格のあるクリームホワイトのサテンパンツならけっしてルーズになりません。黒サンダルで引き締めているのもポイント。
リラックスしながらキレイを実現
レッグラインをカバーしてくれるパラシュートパンツとフラットシューズでリラックスしながらも、きらりと輝くパールのような白サテンパンツがリッチ感に貢献。黒レーストップスとブラウンジャケットを重ね、メリハリを授けて。
ワントーンにして透明感を放つ
大胆なサイドスリットが入った、レイヤードスタイル向きのペールピンクワンピースに、白のワイドパンツを忍ばせて透明感と優雅さを両立。リブとサテンのコンビにしてのっぺり見えるのを阻止。
「ベージュ/ブラウン」で上品かつしなやかに
もともと品のよいサテンパンツ。「ベージュ」と「ブラウン」の穏やかカラーに任せ、上品さを引き上げながらしなやかに導いて。落ち着いた色味が地味にならないのも好都合。
ゴールドのような輝きをアクセントに
ベージュをメインにするとき、スムースな上質素材のトレンチコート、そしてゴールドのような輝きを湛えたサテンパンツを採用し、ぼんやり見えないように調整。ワントーンコーディネートに奥行きが備わるよう、くすみピンクのシャツとフリンジバッグをミックス。
強い配色をソフトに見せる
ぱきっとした鮮やかな赤ニットプルオーバーと、意志ある黒のオーバーサイズジャケットのコンビ。強い配色を和らげるように、ボトムは色味を抑えたベージュパンツをセレクト。サテン素材にして視線を分散させれば好バランスに着地します。
イージーパンツでも品のよさを保てる
ヘルシーさを演出できる白タンクトップとイージーパンツの組み合わせは、ベージュサテンのパンツが品のよさを叶えてくれるから、ルーズになる心配もなし。ブラウンジャケットをラフに羽織り、穏やかな引き締め効果をプラス。
ニュアンスカラーには異なる質感を効かせる
ベージュをメインにしたニュアンスカラーコーディネートは、編み目のくっきりとしたニット、ツヤのあるサテンパンツのように、異なる質感を融合させて立体感を演出。変化をつけたニアリーカラーを丁寧に重ね、奥行きもクリア。
アースカラーにツヤを足して洗練を宿す
ドライなカーキとブラウンの穏やかなアースカラーコーディネートは、クロップドTを忍ばせキレのよさを意識。さらにサテンパンツでツヤを足し、洗練を宿しながら大人の余裕をアピール。
カジュアルスタイルを程よくクラスアップ
グレーのロンTと黒ワークブーツのカジュアルスタイルは、あいだにブラウンのサテンパンツを挟み、程よくクラスアップに繋げればこなれ見え。ブロックチェック模様のバッグを使ってリズミカルにまとめました。
「ネイビー」知的なエレガントスタイルへ
知的さ漂う「ネイビー」のパンツは、飾りけのあるサテン素材を選んでエレガンスを両立。深みのあるカラーで、黒のような引き締め効果が手に入るメリットも。
ブルーとツヤを共鳴させ清々しく
顔映えが良くなりそうな淡い水色シャツに、ネイビーサテンパンツを合わせ繋がりよく。爽やかなブルー系カラー、そしてサテンのツヤを共鳴させ清々しいオーラを放って。
ゆとりを持たせ意図的な隙をつくる
ネイビーサテンパンツのインテリジェンスなムードに馴染む、清楚な白ジャケット。いずれもゆったりとした形をセレクトし、隙をつくると余裕感が漂います。引き締め役には、黒よりもソフトなブラウンを指名して品のよさを加速。
サテン素材を指名して立体感を引き上げ
アクティブな印象のカーゴパンツは、ノーブルなネイビーが大人らしさに直結。さらに角度によって異なるツヤを放つサテン素材が立体感を引き上げます。グレース・ガネムはグリーンプリントのトップスを掛け合わせ、モダンさを底上げ。
ネイビーサテンパンツでさりげない華やぎをプラス
ベーシックカラーで構成するコーディネートは、品のよいネイビーサテンパンツでさりげない華やかさを演出。黒のチャンキーカチューシャを加えれば、単調さがなくなり着映え力がアップ。
「カラー」ピンクなどで高揚感を漂わせて
ベーシックカラー以外にも、ピンクやブルーなど「カラー」のバリエーションが豊富なサテンパンツ。高揚感漂うカラーパンツながら、サテン素材ならではの優雅さを演出でき、理想とするバランスに着地します。
ソフトなピンクにシャープな白を添えて
扱いがやや難しいピンクのパンツ。主張の強すぎないソフトなピンク、上品なサテン素材にすると甘さをセーブでき、大人顔。そこに純白のジャケットを添え、シャープさをプラスするとスタイリッシュにまとまります。
ワントーンに抑揚をつけて
ベージュとくすみグリーンでつくるワントーンコーディネートがのっぺりしないよう、サテンカーゴパンツを迎えて抑揚をオン。ローライズによって脱力感が備わり、こなれ感抜群。トップスとは色味を変えたレザーバッグを携え、クラスアップと奥行きをクリア。
ポップなカラーブロックを柔らかく見せる
鮮やかな赤ジャケットとグリーンパンツのカラーブロックスタイルで、生き生きとした面持ちへ。あいだには、繋ぎ役としてプレーンな白シャツを投入。さらにサテンパンツが柔らかさを加えてくれるので、強い配色でも印象がきつくなりません。
白とパープルを使って澄んだ表情へ
光を受けて品良く輝く、高貴なパープルのサテンパンツ。白のトップスとパーカを重ね、透明感を放ちながら澄んだ表情へと誘導。足元でも白をリピートし、シャープに整頓。
くすみイエローが扱いやすい
難しそうなカラーサテンパンツは、アレッサンドラ・アンブロジオのようなベージュの延長感覚で使えるくすみイエローを選んでみて。オレンジのトップスと赤キャップをミックスし、フレッシュにまとめました。
セットアップを使えば簡単に様になる
クロップドシャツとワイドパンツのセットアップを使えば、簡単に美バランスが実現。ウォータリーな水色のサテン素材が涼感を醸してくれます。穏やかな重厚感のあるブラウンレザーバッグを投入し、対比をつけて。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香

















