表紙キャラクター大政 絢さんの “花上手になりたい!”
雑誌『Precious』表紙キャラクターの大政 絢さんが、「花上手」を目指して、話題のフローリストに新たな花の楽しみ方を教わる人気連載「“花上手”になりたい!」。
今回は、「人が集う機会も増えてきたので、ホームパーティにおすすめの花の生け方を教えて!」との大政さんのリクエストに、フラワーショップ「VOICE」主宰の香内 斉さんがアドバイス! 食卓に彩りをもたらすユニークなアレンジを教えてくださいました。
This Month's Flower:「プレートに多種類の花を飾り、サラダのように」
オータムシーズンの花の楽しみ方を「VOICE」主宰の香内 斉さんが伝授。今月は、食卓に彩りをもたらすユニークなアレンジをご紹介します。
「花を生けたのは、ギャラリーで個展を開催したこともある、ガラス作家・安藤里実さんによる、水滴が表現されたプレート。保水効果のあるジェルを使うのがおすすめです」(香内さん)
AYA's Question:「お気に入りの器に花を生けるあしらいをマスターしたい」
大政さん:「料理が好きなので、秋の新鮮な食材が手に入るシーズンには、得意なメニューを揃えて、食卓を盛り上げたくなります。人が集う機会も増えてきたので、ホームパーティにおすすめの花の生け方を教えていただきたいです」。
Florist's Answer:「散らせた花びらや蕾を織りまぜ独創的なひと皿を演出」
香内さん:「テーブルに飾るのにぴったりなのが、プレートに生けるアレンジです。上から花の正面を眺めることができるので、同じ花でも、縦長の花瓶に生けるのとは異なる表情が楽しめます。安定感があり、倒す心配がないのもメリットです。まるでサラダのような趣ですが、食用ではないので(笑)、食卓の彩りがずっと保たれます」。
大政さん:「クリアな器も余白があって素敵です。最近、ガラス作家のおおやぶみよさんのプレートを手に入れたので、挑戦してみたいです。平らなお皿に花を飾るコツはありますか?」。
香内さん:「花のサイズが同じものばかりにせず、 “ユリ” のように大きな花を蕾も生かして、大胆に生けるのがおすすめです。また、小さな花びらを振りかけて動きをつけるのも、プレートだからこその楽しみ方です。皿の余白を生かすことで、名店の料理のような風情を醸し出してくれるはずです」
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