いいね!キャリア女性たちの「愛犬がいる毎日」
第一線で活躍する、キャリア女性たちがインスタグラムにアップした愛犬との写真をのぞき見すると…。あらっ? いつもは仕事に厳しい彼女たちの、なんとも幸せそうな笑顔を発見! 仕事にプライベートに輝く女性たちが、愛する犬(パートナー)を通して得た、充実のライフスタイルを覗き見させていただきました。
■1:参鶏湯研究家・脇 もとこさんと「オーストラリアン・ラブラドゥードル」のフォンド
「そばにいるだけで幸せ」言葉なしに心通わす、喜びに満たされて…
参鶏湯(サムゲタン)研究家の脇 もとこさんの愛犬は、セラピー犬としても知られるオーストラリアン・ラブラドゥードルの「フォンド」。以前、飼っていた犬を亡くし、ペットロスになりかけていたとき、救ってくれたのがフォンドでした。
「とても穏やかな性格で、疲れたりつらいことがあると、家族はみんな彼を抱きしめて話しかけるんです。家族全員の気持ちをいちばん理解しているのは、フォンドかも。動物と人間がこれほど、深く心を通わせられるなんて…。いたずらをしても原因はつねに人間側にあるので、怒ったこともありません。何があっても『愛しきりたい』と思っています」
■2:ニューヨークのコーディネーター門司真紀子さんと「ミックス犬」のイザベル
保護犬と暮らして8年。大きな手術も経てさらに深まった家族の絆
N.Y.在住のコーディネーター、門司真紀子さんの愛犬はミックス犬の「イザベル」。動物愛護団体のサイトで見つけたイザベルにひと目惚れして引き取り、今では、犬のいない生活は考えられないのだといいます。
「愛犬を亡くして11年。犬のいない暮らしにも慣れてはいましたが、やはり犬のいる生活が恋しくて。友人の犬を預かったのをきっかけに、サウスキャロライナ州の殺処分施設から、保護犬を引き取ることを決めました。いじめられた経験があるためか、イザベルはちょっと怖がりで慎重。2017年の2月には癌が見つかり、後ろ脚1本を切断する大きな手術をしました。でも、今ではすっかり回復して、元気に走り回っています。
家族が外出から帰ってきたとき、まるで随分長い間会えなかったみたいに喜んでくれるのを見ると、本当にかわいい! 家族を心から信頼して、無償の愛を注いでくれるイザベルの存在は、かけがえのないものです。夫と娘、みんなで世話をして、一日のスケジュールがイザベル中心で回っている感じ。会話の中心もイザベル。彼女に愛され、愛することで、家族の絆がいっそう深まりました」
■3:ファッションブランドPR・南 奈未さんと「シベリアンハスキー」のリア
鎌倉への引っ越しを機に始まった大型犬との暮らしが、私の元気の源
ファッションブランドPRの南 奈未さんの愛犬は、シベリアンハスキーの女の子「リア」。毎朝5時半には起きて1時間ほど散歩に出かけているせいか、ご近所からは「お散歩一家」と呼ばれているのだとか。
「両親が動物好きで、生まれたときから動物に囲まれて育ちました。なかでも、ジャーマンシェパードとは本当に仲よしで、いつも一緒。たぶん、彼はボディガードのつもりだったのでは。高校生のころ、シベリアンハスキーが逝ってしまってからは、犬は諦めていましたが、鎌倉への引っ越しをきっかけに、リアを迎えました。
リアはとにかく元気でおもしろい。毎日、よく笑わせてくれます。やんちゃですが子供には優しくて、何をされてもじっと我慢。最近は言葉がわかり始めたので、いい話し相手にもなってくれます。本当に、「ワオーン」と話すので、出張中もFaceTimeで会話してるんですよ(笑)。寝不足でふらふらの頭で明け方の散歩に出かけたり、仕事をしながら犬を飼うのは、正直、大変です。でも、うれしそうに駆け回っている姿を見ると、結果的にこちらも元気になれるから、不思議。毛むくじゃらですが、私たち家族にとっては、なにより大切な娘です」
■4:アタッシェ・ド・プレス平尾香世子さんと「ミニチュアシュナウザー」のムツとラン
愛犬との生活はすべてが新鮮!新たな発見と出会いに輝いて
アタッシェ・ド・プレス「HiRAO INC」代表の平尾香世子さんの愛犬は、グレーのミニチュアシュナウザーの「ムツ」と、白のミニチュアシュナウザー の「ラン」の二匹。
「ムツとランは、結婚前から夫が飼っていた犬でした。私自身は犬との生活は初めて。言葉が話せないぶん、彼らを理解するためには、少々の努力も必要でしたが、それを乗り越えたことで絆が深まったと実感しています。毎日の散歩は私にとってもいい運動。季節の訪れを感じたり、新しいお店を発見したり。犬を通じて新たな友達ができたのもうれしい出来事でした。今では犬のいない生活なんて想像できないほど、幸せな毎日です」
■5:マネージメント事務所代表・大沼亜弥さんと「プチ・バセット・グリフォン・バンデーン」のわん太&「オーストラリアン・ラブラドゥードル」のさん太
「愛するもののためなら頑張れる」愛犬との別れが、大切なことを教えてくれた
クリエイターのマネージメント事務所「aosora」代表の大沼亜弥さんの愛犬は、プチ・バセット・グリフォン・バンデーンの「わん太」とオーストラリアン・ラブラドゥードルの「さん太」の二匹。時間が限られている犬との暮らしだからこそ、「このコたちの愛情に応えて、私自身、後悔しないように、なんでもしてあげたい」と大沼さん。
「わん太が5歳を過ぎた4年半ほど前、保護犬だったぽん太を引き取って、去年、看取りました。闘病中、できる限りのことをしたつもりでも、心にぽっかり開いてしまった穴は、想像以上のものでした。わん太も寂しそうだったとき、さん太との御縁をいただきました。犬が人間に与えてくれる無償の愛と信頼は、本当にかけがえのないもの。言葉のいらない優しさや信じる力など、たくさんのことを犬から教えてもらいました」
- PHOTO :
- 池田 敦(パイルドライバー)
- EDIT&WRITING :
- 河西真紀、藤田由美、海渡理恵(HATSU)、喜多容子(Precious)
- RECONSTRUCT :
- 難波寛彦