世界一有名なイギリスの女王陛下と、愛犬たちの心温まる物語

大のコーギー好きとして知られる、イギリスのエリザベス女王。幼少期から現在に至るまで、数多くのコーギーと生活の多くをともにしてきました。女王の並々ならぬ「コーギー愛」を、年代ごとにご紹介していきます。

どんなときでもずーっと一緒。「コーギー犬」ひと筋、エリザベス女王の約80年

1936年、自宅の庭にて。幼少期から、たくさんの犬に囲まれて育った女王。初めて飼ったコーギーの名前は、「デューキー」©Getty Images

コーギーをこよなく愛し、つねに7~8匹をペットとして飼っていることで有名なエリザベス女王。その歴史は、幼いころに、父親のヨーク公爵からプレゼントされたことから始まります。それ以降、女王のコーギー愛は加速。1匹、2匹…と増えてゆき、一時は13匹も飼っていたそう。

1959年、ウィンザー城の入り口にて女王とフィリップ殿下。ふたりを見上げるコーギーの姿がなんとも愛らしい。©Getty Images

なかでも、18歳の誕生日祝いとして贈られた「スーザン」という名前のコーギーを溺愛! フィリップ殿下との新婚旅行にもこっそり連れていったほどです。

1974年、ホリデーを過ごすため、コーギーたちと一緒にスコットランドにあるバルモラル城に向かう女王。©Getty Images

コーギーのことを「家族」と呼ぶ女王は、そんな大切な家族を残しては逝けないとの理由で、90歳の誕生日の際には、これ以上増やさないことを決心したのだとか。

2002年、海外訪問でのワンシーン。コーギーたちも専用の飛行機で移動し、一緒に公務をこなすこともしばしば。多忙を極める女王にとって、どんなときもそばにいてくれるコーギーは心強い味方。©Getty Images

2012年のロンドン五輪の開会式では、コーギーたちとともに、ダニエル・クレイグ扮する007の『ジェームズ・ボンド』と共演したエリザベス女王。今は、残った3匹の愛犬たちと幸せな日々を過ごしています。

EDIT&WRITING :
藤田由美、海渡理恵(HATSU)、喜多容子(Precious)
RECONSTRUCT :
難波寛彦