【目次】

【何を着ればいい?】 ポイント4つ


 

主に7月〜9月にかけて観測される気温33度。最低気温も25度前後と、1日を通して暑さを感じます。快適に過ごすためには下記の4つのポイントを押さえて。

「気温33度」を快適に過ごす、4つのポイント

 

【1】「涼しい素材/色」で清涼感をアピール

かなり暑さを感じる気温33度。リネンやコットンなど「涼しい素材」を取り入れ、熱がこもるのを防止しましょう。また白、ブルー、ミントなどといった「涼しい色」は見た目にも爽やか。

【2】「スカート」と「ワンピース」で風通しよく

通気性のよさを確保するために「スカート」と「ワンピース」を活用し、軽やかさを演出して。

【3】「長袖の羽織り」で冷房対策

気温が33度の日は、室内は冷房が効いていて肌寒さを感じ、屋外と室内との気温差で体調を崩してしまうことも。「長袖の羽織り」で調整できるようにしておくと安心。

【4】「小物」で紫外線対策

紫外線も気になる気温33度の日。帽子やサングラス、日傘といった「小物」をうまく活用して紫外線対策しましょう。

【番外編】「秋口の気温33度」2つのポイント

 

9月の初秋にも観測される気温33度。まだまだ暑いけれど、お店にも秋物が並んでいて、そろそろ季節感を更新したい… というジレンマが。下記のふたつのポイントを押さえ、徐々に季節感をアップデートしましょう。

【1】半袖、ノースリーブのまま「秋カラー」を取り入れる

半袖やノースリーブのアイテムで涼しさを確保しながら、ブラウンやベージュ、カーキといった「秋カラー」を取り入れることで季節感を更新。

【2】「秋小物」で徐々に季節感をシフト

レザーやスウェード、ベロアといった素材の「秋小物」をうまくミックスして、秋らしさをトッピング。トップスやボトムスではなく、主張が控えめな小物なら暑苦しくなる心配がありません。

【ポイント1】「涼しい素材/色」で清涼感をアピール


気温33度の暑い日は、リネンやコットンなどの「涼しい素材」を取り入れ、通気性をよくしておいて。さらに「涼しい色」を掛け合わせ、清涼感をアピール。

白タンクトップ×ブルーデニムでヘルシーに

 

すっきり腕を露出する涼しげタンクトップは、エルザ・ホスクのように白を選び、太陽の光を反射させて。そこに濃いめのブルーデニムパンツとスニーカーを合わせ、ヘルシーに誘導。トップスにフィット感があるので、パンツは余白のあるストレートタイプをチョイス。バッグも同じデニム素材を選び、一体感をオン。

白を基調として夏の街中で爽やかオーラを放つ

 

クロップド丈を選ぶことで、万能白Tシャツにさらなる軽快さをプラスしたヘイリー・ビーバー。幅のあるゆったりハーフパンツと靴下も白でリンクし、清涼感たっぷりに。黒の小物を散らすと小気味よく仕上がります。

ミントグリーンなら清々しい印象に

 

清涼感漂うミントグリーンのワンピースを着用していた、アナ・ケンドリック。透け感のあるレースなら涼感がアップするだけでなく、フェミニンを両立できます。引き締め役にはワンピースの優雅さを損なわないよう、黒ではなくソフトなブラウンを選択。

ドライな質感のリネン素材を使う

 

ソフィア・ヴェルガラはリネン素材のオフショルダートップスとフレアパンツを合わせ、風通しのよさを確保。太陽に映える白と、灼けたテラコッタがサマームードを盛り上げます。そこにベージュトートバッグを添え、上品な色合わせを意識。

コットンワンピースが心地いい

 

吸水性や通気性に優れたコットンワンピースも暑い日におすすめ。ケンダル・ジェンナーはネイビーを指名してノーブルなムードを両立。黒のリブタンクトップをレイヤードし、さらにベルトマークしてお洒落心を満たして。ひんやり感のあるメタリックシルバーのパンプスで、キレよくフィニッシュ。

かさっとした風合いのパンツで夏仕様に

 

白のノースリーブシャツとベージュパンツという優雅な着こなしを見せたジェニファー・アニストン。かさっとした風合いのリネンパンツをセレクトすると、夏らしさがぐんとアップ。バッグは白とベージュのニュアンス配色に馴染む、キャメルを採用。

【ポイント2】「スカート」と「ワンピース」で風通しよく


暑さが厳しい日は「スカート」と「ワンピース」を活用して、風通しのよさを確保して。甘くなりすぎない、大人のためのサマーコーディネートをピックアップしました。

夏の黒は重くならないように

 

黒を基調としたきれいめスタイルを披露した、ジュリアン・ムーア。レース素材の半袖シャツと透け感のあるフレアスカートを選ぶと、黒も窮屈にならず軽快さをクリアできます。白サンダルとかごバッグをプラスし、身軽に整えて。

白スカートの軽快さを引き立てる

 

エアリーさを演出できる白のフレアスカートを取り入れた、ポッドキャスターのアレクサンドラ・クーパー。黒のキャミソールで重心を上に置くと、スカートの軽快さを引き立てることに成功。すっと先の尖った白パンプスは、黒のトリムのおかげで引き締めが叶います。

肌見せトップスにブルーストライプスカートをプラス

 

ベアトップを取り入れることで、夏らしいヘルシーさを醸したエルザ・ホスク。ブルーのストライプスカートを合わせると清涼感が漂います。穏やかな引き締め効果のあるブラウントップスと、すらっとしたIラインスカートを掛け合わせ美シルエットをメイク。

ウォータリーなワンピースで瑞々しく

 

きらきら輝く水面を想わせる、淡いブルーのサテンワンピースで瑞々しさを演出したヘイリー・ビーバー。レトロな趣漂うシルエットがグッドガールなムードを底上げします。クリアストラップのサンダルとベージュバッグをプラスし、ワンピースの透明感をアシスト。

抜け感漂う足元コーデがこなれ見えを約束

 

ヘイリー・ビーバーのワンピーススタイルをもうひとつ。肌の上を滑るセンシュアルなキャミソールワンピースは、清々しい白を選び健康美を共存。白靴下とグリーンがアクセントのスニーカーでドレスダウンすると、こなれ感たっぷり。

アイシーグリーンで身軽さを倍増

 

ダコタ・ファニングは、ふわっとした袖やなだらかに広がる形のアイシーグリーンワンピースで、しなやかさと身軽さを演出。深めのVネックがシャープさを叶えます。メタリックゴールドのサンダルを投入し、華やぎを宿しました。

【ポイント3】「長袖の羽織り」で冷房対策


汗をかいているぶん、冷房が効いた室内に入ると身体が冷えて肌寒く感じますよね。快適さをキープするために「長袖の羽織り」を準備して。

水色と白で構成すれば暑苦しくならない

 

白カットソーとライトブルーデニムパンツの王道カジュアルルックのケンダル・ジェンナー。ローテクタイプの白スニーカーを合わせ、すっきりと見せて。そこにパンツと同じ水色のシャツをプラスすると、長袖を着ていても爽やかな印象をクリアできます。

白のオーバーサイズシャツをふわっと羽織る

 

シャツを重ねる場合、ジェシカ・アルバのようなオーバーサイズの白シャツを選ぶと風通しのよさを獲得できます。同じ白のタンクトップとアイスブルーデニムパンツを合わせ、清々しい配色を意識。太ベルトやネックレスのレイヤード術を使って飾り付け、物足りなさを解消。

サマージャケットをばさっと引っ掛けて

 

涼やかなオールホワイトコーディネートを披露した、ダンサー、俳優のジュリアン・ハフ。ノースリーブトップスにサマージャケットを引っ掛け、爽やかに冷房対策。白の装いがぼんやりしないよう、ぱきっとした真っ赤なルージュを差し色に。

たすき掛けすれば立体感がアップ

 

肌寒いときには羽織りとして、それ以外はスカーフとして役立つニットプルオーバーを取り入れたジジ・ハディッド。白タンクトップとライトブルーデニムパンツのシンプルカジュアルも、ニットをたすき掛けすると立体感がプラスされ絵になります。

ライトブルーカーディガンなら涼感を損なわない

 

クリーンなブルーのサテンキャミソールワンピースを着用していた、ケイト・モスの娘のライラ・モス。羽織りになるカーディガンは、ワンピースと同じ色を指名すると涼感を損いません。キャメルバッグ、ベージュサンダルをプラスし穏やかなメリハリをオン。

【ポイント4】「小物」で紫外線対策


紫外線も気になる気温33度の日。帽子や日傘を取り入れて直射日光を遮り、お洒落しながら熱中症、日焼け対策をしましょう。薄着の着こなしのポイントにもなり、物足りなさを回避することも同時に叶います。

落ち着いたカラーで構成し大人顔に

 

アレッサンドラ・アンブロジオは、タンクトップ、パンツ、スニーカーの着こなしに、キャップをプラスしてアクティブムードを加速しながら日差し対策。カーキ、白、黒という落ち着いた色合わせなら、カジュアルな装いも大人らしくまとまります。

日傘で体感温度を下げる

 

ジェニファー・ローレンスは、ゆったりとした黒のクロップドTシャツを合わせ、ブルーワイドデニムパンツにメリハリを宿しました。日傘で日陰をつくると体感温度を下げることができます。

熱のこもりにくい白コーデにキャップを添えて

 

夏らしい、軽やかかつアクティブな白コーディネートを披露したゼンデイヤ。白は光を跳ね返すので、熱がこもりにくいというメリットが。紫外線対策できるキャップは、つばとロゴのグリーンが好アクセントです。

顔周りをぐるっと覆う麦わら帽を頼りに

 

ベージュ、水色、イエローという、爽やかかつフレッシュな着こなしを見せたモデルのパク・スジュ。顔周りをすっぽりと覆う麦わら帽を取り入れれば、うっかり日焼けしがちな首のうしろまでカバーできます。ナチュラル素材ならではの通気性のよさも魅力。

フラワーバケットハットが好アクセント

 

紫外線、冷房対策にもなる白シャツに、濃いめのブルーデニムパンツを合わせていたアン・ハサウェイ。シンプルなきれいめカジュアルスタイルが単調にならないよう、フラワー模様のバケットハットをプラスしながら日差しを遮って。

【番外編/秋口】まだ暑い… 「秋カラー」「秋小物」で季節感を更新


9月の秋口にも観測される気温33度は、まだ暑さは厳しいものの、そろそろ季節感をアップデートしたい… という気持ちになりますよね。涼しさはそのままに「秋カラー」と「秋素材」を取り入れ、端境期ならではのお洒落を楽しみましょう。

ドライなカーキが印象を秋らしくシフトしてくれる

 

リリー・コリンズはノースリーブのシアートップスとハーフパンツ、サンダルで身軽さを演出。黒とカーキの格好良い色合わせが秋らしさに直結。スタッズのついたモードなトップスなので、パンツはカジュアルなカーゴデザインをチョイスしてバランスを計算。

深みのあるブラウンで秋を共存させて

 

一足先に秋らしさを演出できる、ブラウンのシャツワンピースを着用していたジェシカ・アルバ。ゆとりのある袖とふんわり広がる形、さらに透ける素材のおかげでけっして重くなりません。ツヤのあるベルトでウエストマークし、優雅さを高めて。

ベージュ×ブラウンならしなやか

 

ベージュのフリルミニワンピースで、フェミニティと軽快さを両立したデイジー・エドガー=ジョーンズ。スタッズ付きのブラウンサボサンダルとビターなブラウンレザーバッグで穏やかな重厚感を足し、秋をひとさじ。仕上げにアンティーク調のゴールドネックレスを投入することで、ロマンティックなボーホースタイルを完成させました。

秋素材は小物で取り入れ重くさせない

 

スエードのようなぬくもり感じる秋素材も、小物で取り入れれば重くなりません。ポピー・デルヴィーニュはレーストップスとワイドパンツの爽やかなホワイトルックに、キャメルのスエードバッグを合わせ夏と秋をミックスしました。

端境期にはシーズンレスなモノクロに頼って

 

季節感を更新したいけれどまだ暑い、そんな残暑にはシーズンレスなモノクロ配色に頼りましょう。モデルのグレース・エリザベスは、白のノースリーブトップスと黒スラックスのミニマルルックに、端正な黒小物を足してハンサムに。肩に巻いた薄手カーディガンは、コーディネートのアクセントになるだけでなく、紫外線、冷房対策にも。

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EDIT&WRITING :
阿部芙美香