創業150周年「日光金谷ホテル」別館を大リニューアル！ホテル初となるクラシカルな趣漂う【スイート】が完成

ラグジュアリーマガジン『Precious』の連載「Precious eye」では、毎号、話題のアイテムにクローズアップ。10月号から今回ご紹介するのは、今年創業150年を迎えた「日光金谷ホテル」にフォーカス！別館の客室を大リニューアルし、国の有形文化財に指定される歴史的建造物に新設されたスイートルームをご紹介します。

TEXT ：: Precious.jp編集部
BY ：: 『Precious10月号』小学館、2023年

今年創業150周年を迎えた「日光金谷ホテル」が、別館の客室を大リニューアル！国の有形文化財に指定される歴史的建物にクラシカルな趣漂うスイートが完成

室内を飾るペンダントライトも、長年大切に受け継がれている。

現存する日本最古のリゾートホテルとして知られる「日光金谷ホテル」の創業は、明治6年。「日光東照宮」や「二荒山（ふたらさん）神社」などの世界遺産からも近く、雄大な自然に囲まれた敷地には現在4つの宿泊棟があります。客室は、全63室。今回ご紹介するのは、7月に改修を終えたばかりの歴史的建造物、「別館ロイヤルハウス」内に新設された、ホテル初となるスイート（2室限定）です。

写真は、3階の角部屋に位置する122号室の「ロイヤルスイート」。リビングルームの大きな窓から望む日光連山の景色も、壮大です。そんな和と洋の美意識が融合したクラシックな客室は、広さ77平方メートル。金谷家の家紋、笹竜胆（ささりんどう）とホテルゆかりのモチーフによる格調高い壁紙も、落ち着きのある室内を上品に彩ります。