秋風を感じたら、おしゃれ心はアウターへと加速。一枚で完成度の高い着こなしを叶えてくれて、早い時期から冬本番まで活躍する適度な防寒性を備えた「冬待ちアウター」は、即戦力になるアイテムです。

そこで『Precious』10月号の特集「大人を虜にする、才色兼備な『冬待ちアウター』を一枚」では、新潮流の短めの着丈をはじめ、今年らしさを意識した4タイプの本命候補をご紹介。

本格的なコートを選ぶ前の楽しみ! 一番長く着られると噂のブリッジアウターを厳選しました。本記事では、4つの視点で選ぶ「冬待ちアウター」8選をお届けします。

4つの視点で選ぶ「冬待ちアウター」

■1:モード系トレンチ|正統派ディテールを再解釈!さりげない新鮮さが好印象

コート_1,アウター_1
左から/¥154,000(カオス丸の内〈カオス〉)、¥121,000(ebure GINZA SIX店〈ebure〉)

【左】薄手ウール素材をたっぷり使ったトレンチは、迫力がありつつも軽やかでしなやかな佇まい。大きめの襟が小顔効果を後押しするのもうれしいポイント。

【右】エポーレット(肩章)や袖口のベルト、箱ポケットにトレンチ風味を残しつつモダン&シンプルにアレンジ。しかもブラウン濃淡のライトウールリバー素材だから、さりげなく表情豊か。今らしいこなれ感を醸すドロップショルダーに大きめのエポーレットが小粋なアクセントを。

■2:軽快ニットジャケット|小物で季節感をスライドできる端正シンプルなデザインに注目

コート_2,アウター_2
左から/¥517,000/店舗限定(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、¥242,000(ジョワイユ〈アメーノ〉)

【左】優しいラグジュアリー感が漂うオフホワイトは、ウール、シルク、カシミア、アルパカをミックスした贅沢素材ならでは。繊細に煌めくマイクロスパンコールが上品なモード感を後押し。

【右】カシミアのミラノリブ編みだから、柔らかな着心地ときちんと感が両立。着こなしに上品な奥行きを授けるニュアンスブラウンも大人好み。陰影のあるグレージュは、濁りのない発色を叶える上質カシミアならでは。

■3:進化系ジレ|鮮やか色や迫力シルエットでレイヤードスタイルを新鮮に

コート_3,アウター_3
左から/¥990,000/店舗限定(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、¥163,900(ドゥロワー 二子玉川店〈ドゥロワー〉)

【左】柔らかくしなやかなカシミア素材を贅沢に使ったロングジレ。重くなりがちな秋冬の着こなしに軽やかな躍動感を授けてくれる。ゆったりとした半袖だから、インに着るアイテムの厚みを問わず活躍。

【右】着こなしにポジティブなエナジーを授けるレッドのジレ。後ろ身頃はストレート、フロントはベルトでウエストマーク、とメリハリのあるデザインがいきいきとした佇まいを演出。

■4:印象派ポンチョ|美シルエットに差をつける上質素材と仕立てのよさに注目

コート_4,アウター_4
左から/¥231,000(ブラミンク〈ブラミンク〉)、¥396,000(ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈MIKAKO NAKAMURA〉)

【左】表は上品な光沢のあるなめらかなウール、裏地は爽やかなコットン。爽やかな着心地と保温性を備え、秋の始まりから長い期間活躍する。肩から流れるような流麗なシルエットは、カシミアダブルフェイスの一枚仕立てならでは!

【右】表も裏も美しいカシミアダブルフェイスを贅沢に使った一枚仕立てのロングポンチョ。肩から流れるようなドレープとイレギュラーな裾のラインが、身のこなしを美しく見せる。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
小林美菜子
STYLIST :
高橋リタ
EDIT&WRITING :
岡本治子、池永裕子(Precious)