着回し力を重視すると、白黒ボーダーを選びがち。親近感のある柄だからこそ、ときには大胆に、変化球に取り入れて着映えを実現してみるのはいかがでしょうか。3人の海外インフルエンサーが見せた着こなしを、さっそくチェック。
■1:グレース・ガネムは…カジュアルボーダーはこっくり深みのあるカラーときれいめ小物でブラッシュアップ
2023年8月9日、コペンハーゲン ファッションウィーク開催中のストリートでキャッチされた、インフルエンサーのグレース・ガネム。抜け感のあるボーダートップスは、襟付きがポイントになるポロシャツで取り入れることで、きちんと感をミックス。ネイビーと白、赤のボーダーでリズミカルに整えながら、ボーダーの色を拾った赤のバッグを加え、奥行きを演出。ほのかにくすんだ赤とキャメルのIラインスカートの組み合わせなら、秋らしい深みのある表情に着地。足元はヒールパンプスでレディに整えつつ、白黒のバイカラーを選ぶことで軽やかさを獲得しました。
■2:ガラ・ゴンザレスは…変化球な刺繍ボーダーでヘルシーな肌見せスタイルを堪能
2023年9月21日、ミラノ ファッションウィーク開催中のストリートでスナップされた、ブロガー、モデルのガラ・ゴンザレス。刺繍が施されたトップスで、変化球にボーダー模様を取り入れお洒落心を満たしました。フィット感のあるボディとボリュームスリーブのコントラストが美しいオフショルダートップスは、刺繍ボーダーでメリハリを高めつつ、クリーミーな白で爽やかさを演出。そこにブルーデニムパンツを合わせ気負いなさを加えながらも、ストレートシルエットできちんと感をキープ。エナメルポインテッドトゥパンプスやバニティバッグの黒小物で、きりっと引き締め秋らしいクラシカルムードを両立しました。
■3:ミーハ・クネジェヴィッチは…カジュアルと辛口のバランスがちょうどいいテイストミックスを作る
2023年8月10日、インフルエンサー、起業家のミーハ・クネジェヴィッチを、コペンハーゲン ファッションウィーク開催中にスナップ。太めのボーダー模様がインパクトを生むポロニットシャツを取り入れていました。この秋冬注目のトレンドカラーであるレッドは、部分的に取り入れさりげなく。ブラウンとの配色なら、秋らしさを演出できます。ボトムは緩やかに広がるリブニットフレアパンツを選び、リラクシーな佇まいに。仕上げにボーダーのブラウンよりも濃いビターブラウンのレザージャケットで辛口要素を加えれば、ラフに傾きすぎず好都合。
この秋参考にしたい「ボーダートップス」の着こなしを3選ご紹介しました。定番カジュアルな柄だからこそ、思い思いのコーディネート方法でお洒落への探究心を満たしましょう。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香