シンプルなシャツをかっこよく着こなせたら、おしゃれ上手の証です。お手本のスナップを参考に秋らしい配色で知的に仕上げてみましょう。
■1:テレーザ・へレストロムは…ボルドーを軽快スポーティーに着こなす新提案にTRY
ファッションディレクターとして活躍しているテレーザ・へレストロムは、パリで見かけられていました。ボルドーのシャツにベージュのパンツをコーディネートして秋ムード全開に。ボルドーの色自体、エレガントなドレスアップによく使いますが、こんなキャップ&パンツとのカジュアルな装いで取り入れるのはかなりレア。その意外性にスタイリッシュさが光っています。ボトムにベージュを組み合わせて、白いニットで清潔感漂うアクセントにしたことも大正解です。定番の黒を合わせると、重く見えて垢抜けない印象が拭えません。軽やかさはもちろん女性らしさも際立つおすすめの配色なので、ぜひ試してみてください。
■2:ユスチナ・ツェルニアクは…黒シャツは定番カラーとのミックスで才色兼備に装って
インフルエンサー、ユスチナ・ツェルニアクがパリでスナップされたときの着こなしです。黒シャツに茶系の膝丈パンツを合わせて、アウターとしてアイボリーのトレンチコートを羽織っていました。黒とブラウンは秋らしさを演出するのにぴったりな色合わせです。暗く見えがちですが膝丈のパンツなので脚のラインが抜け感になり、すっきりスマートさが引き立ちます。さらにアイボリーのコートで軽さを加えていて、パンツの丈とも好バランス。黒シャツをただ辛口に仕上げるのでなく、知的さも漂うカラーリングの着こなしが完成します。小物使いのマスタードイエローがインパクトをもたらすスパイスづけに。
■3:ジョゼフィーヌ・クレーガーは…爽やかさを光らせるなら鉄板のトリコロール配色が正解
2023年6月上旬、ドイツ、ハンブルグでキャッチされていたのは、インフルエンサー、ジョゼフィーヌ・クレーガー。この日は、赤いシャツにデニム風のネイビーのロングスカートを合わせていました。これだけでも若々しくこなれたカジュアルさが表現できますが、バッグと靴を白にしてトリコロール配色に着こなせばさらにヘルシーで、爽やかな印象にクラスアップ。フロント部分のみをインして、脚長シルエットをつくり上げているアレンジも注目したいポイントです。パンツでなくロング丈のスカートにしているので、ラフになりすぎず大人のリッチカジュアルに仕上がっています。
シャツをセンスのいい色合わせに仕上げた3人のファッショニスタの着こなしをご紹介しました。意外な色の投入や、知的に見えるカラーリングで無難にまとまってしまうシャツスタイルが印象的にアップデートできます。ぜひシャツの着こなしに注目してみてください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀