朝晩の気温差が激しいこの時期。冬コートまでは必要ない、微妙な端境期に重宝するのがトレンチコートです。この永遠の定番をフレッシュにスタイリングしていた、ノルウェー・オスロ在住のエディター兼大人気インフルエンサー、ダーヤ・バラニクのスナップをチェックしていきましょう。
■1:ジャケット感覚で羽織る端境期コーデがクール!
2023年9月29日、パリファッションウィークでキャッチ。朝晩は肌寒いものの日中は暑くなりそう…、そんな日は夏服にトレンチコートを羽織って。ロゴのアクセントが効いたタンクトップは、ジャケットやカーディガン、今夏なら「シャツ合わせ」がよくあるコーデでしたが、ダーヤはマキシ丈コートをオン。フロアレングスとミニマルなラインが全身の辛口さをグッとアップ。着こなしは一見プレーンなアイテムのレイヤードですが、デニムはウエストにツイストのデザインが。クリーム色のヒールはラウンドしたユニークなシェイプ、コートは極端な長さ…とさりげないひと癖が今っぽい洗練へ導いています。
■2:ベーシックカラーコーデが輝く!異素材ミックス
2023年2月2日、コペンハーゲンファッションウィークでは、白のTシャツ&ニットにベージュのオーバーサイズのトレンチコートを重ね、ブラックデニムをスタイリング。コートはドロップショルダーにたっぷりとしたシルエットで今年らしさ満点。インナーはこちらもプレーンなデニムコーデに見えて、ニットをフロントだけセンターインした着こなしや、ブーツのシャープなシルエットと光沢が効いて洗練されたムードを後押し! 白のロゴが刺繍されたバッグは軽快な編み込み素材。季節をまたいだような、ちょっとした「おしゃれの違和感」が、ベーシックなスタイルを今っぽくアップデートしています。
■3:注目のレザー素材をリピートして堪能
2023年9月30日、パリファッションウィークにて。ブラウンのロングレザートレンチコートを黒のトップとオレンジのレザーショートパンツに羽織っています。今シーズン、リアル・フェイク関わらず注目を浴びているのがレザー。大人を輝かせるリュクスな艶を、面積の大きなコートで取り入れる好機かもしれません。暖色系に黒を効かせた配色がバカンス明けの日焼け肌にヘルシーに映えています。
北欧インフルエンサー、ダーヤ・バラニクの「トレンチコート」の着こなしを参考にご覧いただきました。なんだか普通…、な平均点コーデを脱却し今年らしく着映える。そんな「着こなしの更新」の参考に、ぜひしてみてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子