【目次】
- 「大人に似合うポイント」は?
- 「パンツ」コーデでアクティブさを楽しむ
- 「スカート」スタイルの糖度を抑えあか抜ける
- 「ワンピース」はスポーツミックスで軽やかに
- 「カジュアル」にまとめリラックス
- 「きれいめ」要素をミックスしてこなれ感を演出
「大人に似合うポイント」は?
【1】引き締めポイントを作りルーズにさせない
スポーティな着こなしは、ともするとラフに傾きすぎてしまう場合も。シルエットや素材で「引き締めポイント」を作ることで、ルーズになりすぎないように調整するとうまくいきます。
【2】きれいめ小物を投入する
カジュアルな印象のスポーティコーディネートに1点以上「きれいめ小物」をプラスすると、大人らしい品の良さをミックスできます。
【3】迷ったら「モノトーン」や「ベーシックカラー」でまとめる
アクティブになりすぎると、幼い印象になることもあるスポーティコーデ。色合わせに迷ったら「モノトーン」や「ベーシックカラー」の落ち着いたカラーで、大人らしさをキープしましょう。
「パンツ」コーデでアクティブさを楽しむ
スポーティテイストの装いには、颯爽と歩く姿が絵になる「パンツ」スタイルがマッチ。アクティブな軽快さを加え、生き生きとした表情にまとめてみてくださいね。
ジャケット投入で程よい大人らしさを加える
パーカにジャージーパンツ、そしてスニーカーを合わせたスポーティコーディネートは、白とネイビーの配色でクリーンさを演出。そこに黒のジャケットを重ねれば、端正さが加わりこなれたテイストミックススタイルに。ベーシックカラーの中で、シューズのネオンカラーがアクセントとして映えています。
フレッシュな赤パンツと真っ白の配色でキレよく
日頃からワークアウトに力を入れており、スポーツミックスの着こなしが得意なモデルのアレッサンドラ・アンブロジオ。動きやすいスウェットプルオーバーとジャージーパンツのワンツーは、真っ白と赤の配色でキレよく。きれいめバッグを加えつつ、黒のニットキャップで顔周りを引き締めればパーフェクト。
キレイ色シャツをアクティブなボトムコーデで外す
心躍るライムグリーンのシャツに、黒のバイカーショーツとスニーカーを合わせスポーティに誘導すれば新鮮な表情に着地。スニーカーはクラシカルなローテクタイプをセレクトすることで、アクティブさが過剰にならないように調整し、大人らしく。
モノトーン×レザーパンツでモダンに着こなす
パーカにパンツ、そしてスニーカーを合わせた楽ちんスポーティスタイル。モノトーンにこだわりつつ、きりっと辛口なレザーパンツを迎えればラフに傾きすぎる心配もありません。さらにパーカのインに白カットソーを仕込み、リズムを加えて。
きれいめコートを重ね都会的に
パーカとスウェットパンツ、スニーカーのスポーティカジュアルは、黒で重心を上に置くことで白ボトムの軽やかさを引き立てて。これだけだとややラフな印象になるところ、きれいめコートを重ねつつヘアをタイトにまとめることで都会的に整頓。
黒を基調としてきりっと格好良く
黒のロングダウンコートに、同色のスウェットパンツを合わせ冬のスポーティスタイルをメイク。黒を基調とすれば、格好良いオーラを放つことができます。そこに適度な抜け感の宿るグレーのオフタートルニットを忍ばせ、親近感をプラス。
「スカート」スタイルの糖度を抑えあか抜ける
フェミニンな印象の「スカート」スタイルも、軽やかなスポーティ要素を加えれば糖度が抑えられ、あか抜けた表情にまとまります。切れ味の良さをプラスし、こなれ感をまとって。
ジャージートップスでスポーティさを注入
ローライズが今っぽいロングスカートに、ジャージートップスを合わせスポーティな軽やかさを演出。ネイビーとグレーの配色なら、大人らしさをしっかり確保することができます。
トリムT×スポーツサンダルで外しを加えて
全米オープンテニスの会場に訪れた、俳優のシャーリーズ・セロン。テニススコートを想わせるベージュのプリーツスカートで、フェミニンを獲得。トリムTシャツとスポーツサンダルで外しを加えれば、甘さが抑えられたフレッシュな表情に着地。
ドラマチックなスカートをデイリー仕様に
華やかさたっぷりな黒のチュールスカートを着用していたモデルのアレクサ・チャン。お洒落上級者の彼女は、ショルダーラインがアクセントのジャージートップスで外し、小粋なムードをアピール。パールストラップバッグや華奢ストラップサンダルを加えても甘さがくどくならないのは、抜け感のあるトップスのおかげ。
華やかな配色で軽やかさを助長
シャカシャカとした素材がスポーティな趣を醸してくれる、ブルゾンとプリーツスカートのセットアップを活用。パステルトーンの水色とグリーンの配色なら、華やぎを両立できます。ポップに寄りすぎないよう、小物はシックな黒レザーを指名。
軽やかなナイロンコートを風になびかせて
スポーティでキレの良いムードを運んできてくれる、軽やかなロングナイロンコート。深みのあるグリーンと揃いのスカートで、着映え力を倍増させて。足元にはスリムなソックスブーツを迎え、引き締めを実行。
「ワンピース」はスポーツミックスで軽やかに
さらっと1枚でコーディネートがきまる「ワンピース」スタイル。スポーティな気分をミックスすることで、軽やかさを高めましょう。アクティブさを醸すことで、気負いない表情にまとまるのも高ポイント。
レザー小物投入でラフに傾けない
歌手、俳優のケリー・ローランドは、スウェットワンピースにスニーカーを合わせ、リラックス感を獲得。厚みのあるスニーカーを選べば、程よい重厚感が加わりスタイリッシュ。そこにミニサイズがキャッチーなショルダーバッグやバケットハットというレザー小物を加え、ぴりっと辛口にすればラフに傾かず好都合。
異素材ミックスと肩掛けニットで奥行きを作る
シンプルで動きやすい黒のカットソーワンピースに、まろやかなイエローベージュのスニーカーを合わせ足取りを軽く。レザーバッグ、ニットキャップの黒小物で奥行きを授けつつ、スニーカーの色を拾ったニットプルオーバーを肩に引っ掛け、立体感アップに繋げて。
ラガーシャツワンピースでスポーティ気分をオン
ビッグシルエットがこなれ感漂うラガーシャツワンピースで、スポーティなムードを演出。そこにレザーロングブーツを加え引き締めれば、カジュアルに寄りすぎません。黒ほど強くないビターなブラウンで、しなやかさを両立。
シルエットと小物選びにこだわる
きれいめシャツワンピースも、ビッグシルエットを選べばふんわりと風をはらんでリラクシー。そこに刺繍ロゴ入りのキャップやオレンジスニーカー、プリントビッグトートバッグのようなキャッチー小物を加え、スポーティに味付け。
黒でまとめればシックを両得できる
ゆったりシルエットで動きやすいワンピースは、黒を指名しラフになりすぎるのを防止。手軽にスポーティに整えられるキャップも黒で統一し、シックを両立。そこにレザー小物を投入し、奥行きを授けて。
「カジュアル」にまとめリラックス
「カジュアル」コーディネートによく似合うスポーティテイスト。リラックス感をまとい、オフの日を心地よく過ごして。抜け感たっぷりながらも、決して手抜きに見えない着こなし実例をピックアップしました。
カラーを散らして生き生きと見せる
ビッグTシャツにバイカーショーツ、そしてキャップとスニーカーを使ったスポーティコーディネートを披露した歌手のテイラー・スウィフト。Tシャツのプリントや靴下、そしてルージュでカラーを散らせば、生き生きとフレッシュに。バッグだけはきれいめをセレクトし、大人らしさをキープ。
ジャケットを羽織り都会派ムードをアピール
ハーフジップスウェットトップスに、バイカーショーツを合わせアクティブムードを堪能。モノトーンの中で、スニーカーとバッグのグリーンがよく映えます。仕上げにモカブラウンのオーバーサイズジャケットをさらっと羽織り、都会的要素をトッピング。
ネックレスを重ね付けしてプレイフルに
快適なスウェット素材のプルオーバーとショートパンツの組み合わせには、やっぱりスニーカーがマッチ。白黒のボトムコーデに、鮮やかなブルーを加え無難になるのを回避。デザインや長さの異なるネックレスをレイヤードし、プレイフルなスポーティスタイルを楽しんで。
すっきりシルエットのスカートで引き締める
パーカにスカート、そしてスニーカーを掛け合わせたフェミニンなスポーティコーディネートも、すっきりとしたシルエットのスカートにこだわれば引き締め効果を手に入れることができます。モノトーン配色ときれいめバッグ投入で、大人らしさを上乗せ。
スリップドレスをスポーティに着こなす
センシュアルな黒のスリップドレスも、小物で外せばヘルシーに着地。バケットハットやショルダーバッグも黒で統一しつつ、スニーカーは白を選ぶことで軽快に整えて。
「きれいめ」要素をミックスしてこなれ感を演出
カジュアルだけでなく「きれいめ」スタイルにも活きるスポーティテイスト。相反する要素をミックスすることで、こなれ感を醸しましょう。
意外性のあるボトムで外せば簡単に上級コーデが出来上がる
白のブラウスにグレーのジャケット、そして黒パンプスを合わせた知的なコーディネートも、あえてスポーティなバイカーショーツで外せばいっきにあか抜け。新鮮さ漂うテイストミックススタイルで、上級ムードを印象付けて。
足元を整えるだけでキレイを獲得できる
ミニマルなカットソーにスウェットパンツ、そしてニットキャップを合わせたシンプルスポーティスタイル。黒を上に、白を下にすればスポーティな軽やかさを助長することができます。コーディネートの色を拾ったバイカラーのパンプスを加えれば、それだけでクラスアップが実現。
スポーティにまとめることで黒を重く見せない
全身黒で統一したコーディネートも、アクティブさ漂うスポーティアイテムをミックスれば重くなりません。パーカとバイカーショーツのワンツーは、ベロアとレザーの異素材を掛け合わせることでリズミカルに。仕上げにポインテッドトゥパンプスを迎え、きりっとシャープに整えて。
マウンテンパーカをきれいめに着こなす
カラーブロックで着映え力が高まるマウンテンパーカに、上品スラックスと凛とした小物を合わせきれいめに誘導。小物はパーカのイエローを拾い一体感を意識すると、異なるテイストの中に調和が生まれます。
知的なスーツをオフ仕様に
信頼感漂うグレーのスーツに、カジュアルな白カットソーとスポーティなキャップを加えることでオフ仕様の装いへとシフト。赤を効果的に散らし、フレッシュさをアピールして。
きりりとした黒レザーでシャープに整える
キャップ、パーカ、スウェットパンツのスポーティカジュアルに身を包んでいたモデルのイリーナ・シェイク。黒レザーのコートとワークブーツでスパイスを加えれば、スタイリッシュさが加わって決してルーズな印象を与えません。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香