キーワードでひもとく注目のスキンケアコスメ|今すぐ体感! 最先端エイジングケア

今、スキンケアがすごい勢いで進化を遂げています。特に、盛り上がっているのが、老化を防ぐスキンケア。医療の分野の新情報は、すぐさまアンチエイジングコスメの新製品に。この調子なら老け感をコントロールできる日も近いかも!? 知りたいアンチエイジング系スキンケアの最前線を探ります。

ついに、老化は怖くない時代に!? 老化コントロールを目指すスキンケアの最前線をキーワードで読み解きます。

【AI美容】技術の進歩が新時代へ連れていく

美容の進化は、スキンケアだけにとどまりません。自宅で使う美容機器も進化しています。例えば、「ヤーマン」の『HAKEI(ハケイ)』は、スキンケア成分によってそれぞれ浸透に適した波形があるとして、約2万点の化粧品に対応する独自の波形を出力。波形はAIアルゴリズムにより解析されているのだとか。また、カウンターでの肌診断も進化しています。

「SK-II」は、日本人女性約120万人以上のビッグデータの解析から、肌の奥の見えない炎症の兆しを可視化。「資生堂」は、皮膚科学とAI技術を応用したDNA検査法を用い、遺伝的な要素を踏まえたパーソナルな美容アドバイスをスタート。美容ツールの進化もますます加速しそうです。

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左/ヤーマン HAKEI(ハケイ) ¥66,000、右/コスメデコルテ AQ アブソリュート バームクリーム エラスティック 50g ¥33,000

左/ヤーマン HAKEI(ハケイ)
いつもなら手のひらやコットンでなじませているスキンケア。これからは美容機器でなじませる時代になるかもしれません。この『HAKEI』は化粧品に含まれている成分に応じて浸透に適した波形を生成。スキンケアの効果を引き出すことができるのです。試した編集スタッフからは「手でつけるのと全然違う。入りがすごい!」という感想も。

右/コスメデコルテ AQ アブソリュート バームクリーム エラスティック
ハリと弾力のある肌へ導くナイトクリーム。リラックス感が増すことが美肌につながるとして、幸福を感じると分泌されるオキシトシンを研究している。世界有数の植物研究機関との共同研究により開発された金香木エキスを配合。コクのあるクリームが、体温で溶けてバーム状になる、まさに幸せな使い心地。


【ニューロコスメ】神経が動くとき、肌が美しくなる

近年、神経と肌の関係に着目したニューロコスメが、熱い視線を集めています。ニューロとは神経系の意味。神経は、血管と同じように肌のすぐ下に張り巡らされ、一部は肌の中にも入り込み、さまざまな情報を肌の細胞に伝えています。表皮や真皮の線維芽細胞やメラノサイト、血管や立毛筋や免疫細胞とも連携しています。実際、真皮の線維芽細胞を刺激し、コラーゲンを産生させることもわかっています。つまり、優しい手の温もり、とろける感触、リラックスさせる香り…それらは気のせいなどではなく、肌を本当に美しくしている。今、それが科学的に証明され始めています。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
ヤノコージ(STIJL)
EDIT&WRITING :
木更容子、佐藤友貴絵(Precious)