ラグジュアリーウォッチ界でもひと際高いステイタスを誇る「オーデマ ピゲ」。この名門マニュファクチュールの、実に26年ぶりとなるまったく新しいコレクションとして、2019年に誕生した“CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ”。今やブランドを代表するアイコンのひとつとなったこの新名品に、とうとう40mmを切るモデルが加わりました!
華奢な女性の手首にも違和感なくマッチする38mm径でよりエレガントに
![時計_1,高級時計_1,名品_1](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/1/9/720mw/img_193a7676f9fd69a1e98d718b9b9629fc545180.jpg)
世間の風潮よりも早く「ジェンダーフリー」という概念が生まれたラグジュアリーウォッチ界。今では40mmオーバーのサイズをつけこなす女性は日本でも増え、洗練された時計コーディネートのひとつの定番となりました。しかしそれでもやはり、ケース径40mmの壁を超えるのを躊躇する人も多かったことでしょう。
実際に“CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ”のダウンサイジングを求める女性たちの声は多く聞かれ、私は密かに「そろそろ38mmの新作が発表されるに違いない」と睨んでいました(笑)。結果、サイズもピッタリの大正解! 38mm径のピンクゴールドケースに美しい色彩をまとった2本の新作が、満を持してデビューを果たしました。
![時計_2,高級時計_2,名品_2](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/3/e/720mw/img_3ed52d43fbf8cb8d7596042c3dd16f56460491.jpg)
印象的なのは、パープルとアイボリーという洒脱なカラー展開と、ダイヤルに施された繊細な波模様のパターン。このダイヤルは今春発表されたステンレススティールモデルのために、スイスの高名なギョウシェ職人、ヤン・フォン・ケーネルと「オーデマ ピゲ」によって共同開発されたもの。ステンレススティールモデルの発表時に、コレクションの新たなシグネチャーとなるとアナウンスされた通り、今回の新サイズにも採用されました。
![時計_3,高級時計_3,名品_3](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/a/8/720mw/img_a8de77fd09995f9ab48c4e2e34b0026f820384.jpg)
搭載されているのは、もちろん「オーデマ ピゲ」の自社製、そして最新の自動巻きムーブメントである“キャリバー5900”。4mmと薄型ながら約60時間のパワーリザーブを誇り、精度だけでなく高い実用性も備えます。
![時計_5,高級時計_5,名品_5](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/0/c/720mw/img_0c23528f9f93bc0e2de96ecf2c7962ba700038.jpg)
アイボリーとパープル、洒脱な個性と洗練をもたらすカラー展開も魅力
一見、極めてシンプルに映る“CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ”のケース。しかし3層構造となっており、マニュファクチュールのアイコンである八角形のミドルケースをラウンド形ケースでサンドしているという、とても個性的で凝ったつくりに。上から、斜めから、そして横からと、角度によって多彩な表情を見せ、静かに、それでいながら強く名品オーラを漂わせます。
![時計_6,高級時計_6,名品_6](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/3/4/720mw/img_3437cb8eb100f3995fb384b3f3bbaee1516559.jpg)
今回の新サイズの誕生でコレクションに奥行きをもたせた“CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ”。これからもブランドの象徴のひとつとして、名品伝説を刻んでいくに違いありません。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- TEXT :
- 岡村佳代さん 時計&ジュエリージャーナリスト