現在隆盛の「ラグジュアリースポーツウォッチ」というカテゴリーをつくった立役者であり、象徴である“ロイヤル オーク”。ひと目でそれとわかるアイコニックなデザインで、世界中の時計ファンのみならず、ファッショニスタからも熱烈な支持を集め続けています。これまでも多彩なバリエーションを展開してきたこの名品に、この秋、コレクションで初めてスノーセッティングで全面にダイヤモンドを敷き詰めた新作が登場しました!
名門ジュエラーさえも凌駕する、スノーセッティングダイヤモンドの輝き
時計全体から発光するかのような、圧巻のこの輝き!
大きさの異なるダイヤモンドを滑らかに、隙間なく並べて地金の表面を覆う「スノーセッティング」を用いた新作の“ロイヤル オーク オートマティック”は、ホワイトゴールドとピンクゴールドケース、それぞれ34mmと37mmの2サイズの合計4モデル。いずれもアンダー40mmで、女性の華奢な手首に違和感なくマッチします。
使用されているのは、クラリティ、カット、カラーにおいて、「オーデマ ピゲ」という名門マニュファクチュールの最高条件を満たすブリリアントカットダイヤモンドで、大きさは直径 0.5mmから2.2mm。ダイヤル、ベゼル、ケース、ブレスレット、そしてリュウズの側面にまでにあしらわれた大小さまざまなダイヤモンドの輝きは、降り積もったばかりの雪の結晶が、光を受けて美しく舞う様子を思わせます。
そう、これこそが、不規則でありながらシームレスに煌めく「スノーセッティング」!
ウォッチメイキングだけではなく、高い宝飾技術の伝統も誇る「オーデマ ピゲ」。
この至高の輝きを実現させるために、ランダムなサイズのダイヤモンドに合った爪からひとつひとつ、熟練のジェムセッターによって製作されています。そこへ丹念にセットされているのは、34mmモデルでは2255個(約6.6カラット)、37mmモデルでは2123個(約7.2カラット)のブリリアントカットダイヤモンド!
もちろん、搭載されているのは、最高品質の自社製自動巻きムーブメントです。 ダイヤルのジェムセッティングを際立たせるため、34mmサイズでは初めて日付表示が取り除かれました。
唯一無二の匠の技が随所に息づく、夢のタイムピース
ホワイトゴールド、ピンクゴールド、それぞれのプレシャスメタルの個性によって、異なる表情を見せるスノーセッティングダイヤモンドの“ロイヤル オーク オートマティック”。 ケース、ベゼル、ブレスレットのリンクに施された鏡面仕上げの面取りが、ダイヤモンドの輝きをさらに増幅させ、この上なく強く気高いオーラを漂わせます。
さて、この“ロイヤル オーク オートマティック”のハイジュエリーモデル。価格が気になるところですが、「価格要問い合わせ」と案内されています。なんとか参考価格だけでも、と食い下がってみましたが、「オーダーを頂いてから納品までに長時間を要し、
Seek Beyond「時計の先へ。想像の先へ。」──「オーデマ ピゲ」の自由な創造性を称えるブランドメッセージです。それを具現化したこの新たなハイジュエリーウォッチには、常に挑戦し続ける名門マニュファクチュールの夢への探求が映し出されています。
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- 岡村佳代さん 時計&ジュエリージャーナリスト