清潔感があって、すっとした印象に見せてくれるパンツスタイル。上下でやわらかい色をグラデーションにして品よく見せたり、濃い色のパンツに鮮やかなトップスを合わせてキリッとさせたりと、同じパンツでもT.P.O.や仕事の中身によって、日々変わりますよね。

ここではラグジュアリーマガジン『Precious』より選りすぐった、3月から7月ごろまでのパンツスタイルをまとめました。明日の通勤の、休日のリラックススタイルの参考になれば幸いです。

【目次】

レディース春夏のきれいめパンツコーデ


イエローパンツ×ブラウンニット

イエローパンツ×ブラウンニット
パンツ(オールウェイズ〈M・fil〉)、ニット(スローン〈スローン〉)、ネックレス・ブレスレット・リング(TASAKI〈M/G TASAKI〉)、バッグ(トリー バーチ ジャパン〈トリー バーチ〉)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

主役のカラーパンツは2010年の登場以来、ウエストゴムを採用した仕様で人気の高いイージートラウザー。彩度の高い軽やかなイエローと織地の質感が上品なきれいめパンツを印象づけます。着こなしはミラネーゼをイメージしたビターブラウン×イエローの配色。シルク素材ならではの艶があるニットが大人っぽさを醸し出します。

ブルーパンツ×白ブラウス

ブルーパンツ×白ブラウス
ブラウス(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、パンツ(オールウェイズ〈M・fil 〉)、ピアス・ブレスレット・バングル(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈ラエ フェザー〉)、靴(ロンハーマン〈カンフォラ〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

花柄の凹凸が美しいジャカード織のトップスは、シンプルな着こなしに華やぎを加味。程よく厚手で、体型を拾わないのも、大人にはうれしいポイントです。

ブラウンパンツ×白ニット×ブルゾン

ブラウンパンツ×白ニット×ブルゾン
靴(トッズ・ジャパン)、ブルゾン(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、ニット(ドレスアンレーヴ〈カピエ〉)、パンツ(アングローバル〈イレーヴ〉)、ピアス・リング(RHC ロンハーマン〈ソフィー モネ〉)、ペンダント・バングル(エスケーパーズ〈タプレイ〉)バッグ(ダニエル&ボブ ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2019年

パンツ×スニーカーのスタイルをあくまでシックに仕上げたいなら、こんなニュアンスカラーの一足を。

ミントブルーパンツ×ストライプブラウス

ミントブルーパンツ×ストライプブラウス
ブラウス(イーストランド〈ヴィクトリア ヴィクトリア・ベッカム〉)、パンツ(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、バングル(チェルキ〈ヴェネツィア-ナ〉)、バングル(アマン〈アンボワーズ〉)、バッグ(セルジオ ロッシ)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

正統派の気品が香るストライプ×旬の華やぎディテールが調和したブラウスとミントカラーの足首見せパンツを合わせて。仕事シーンからエレガントな席にまで対応する「すっきり見せ」スタイルが完成します。

グリーンパンツ×黒ニット×黒カーディガン

グリーンパンツ×黒ニット×黒カーディガン
パンツ(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉、カーディガン・ニット(スローン〈スローン〉)、サングラス(プロポデザイン〈プロポ〉)、時計・白のレザーストラップ(ヴァシュロン・コンスタンタン〈ヴァシュロン・コンスタンタン〉)、バッグ(マルティニーク丸ノ内〈カパフ〉)、 靴(クリスチャン ルブタン ジャパン〈クリスチャン ルブタン〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

主役のカラーパンツは裾に向かって細めに絞ったラインが美脚と評判のモデル。ハリのあるコットンストレッチ素材です。着こなしはジャッキーをイメージしたパンツスタイル。遠目からでも印象的な色だからこそ、シックな黒と合わせてクラシカルにまとめましょう。

ピンクパンツ×白ブラウス

ピンクパンツ×白ブラウス
ブラウス・パンツ(エストネーション〈エストネーション〉)、腕時計(パテック フィリップ)、バッグ(ユナイテッドアローズアトレ恵比寿 ウィメンズストア〈ユナイテッドアローズ〉)、靴(FUN Inc.〈CHEMBUR〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

華やぎ感のある白ブラウスとフーシャピンクのパンツで、心弾むスタイルに。休日のカジュアルシーンで活躍するかごバッグも、あえて黒を選択。辛口なスパイスを加えることで、着こなしのこなれ感が高まります。

チェックパンツ×白Tシャツ×白ジャケット

チェックパンツ×白Tシャツ×白ジャケット
Tシャツ(コロネット〈アバティ〉)、パンツ(イプセ)、ジャケット(東レ・ディプロモード〈ナインティーンセブンティ〉)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(ピエール アルディ 東京) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

ミラノの街角で見かけた、カジュアル上手なマダムをお手本に、遊び心が光るメリハリ配色を楽しみましょう。大胆なブロックチェックのパンツは足首が見えるクロップド丈と程よいワイドシルエットが鍵。ベルト付きのデザインなので、白のTシャツをウエストインで合わせるだけで、とたんに旬の雰囲気が生まれます。ローファー感覚で楽しめるミニマルな白スニーカーを選び、快活なイメージを大切に。

キャメルワイドパンツ×白ニット×白カーディガン

キャメルワイドパンツ×白ニット×白カーディガン
カーディガン(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、ニット(ブラミンク)、パンツ(キートン)、ネックレス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、時計(ブライトリング・ジャパン)、バッグ(コロネット〈ニナ リッチ〉)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

白のコットンニット×キャメルのワイドパンツ…ミラノマダムが好む王道スタイルだけれど、やや物足りない印象。そこで、発色のいいイエローポシェットを投入。調和のとれた3色のバランスが新鮮です。

赤パンツ×白トップス

赤パンツ×白トップス
トップス・パンツ(ADORE)、サングラス(TAKA ROCK〈クレア〉)、時計(パテック フィリップ ジャパン)、チェーン・チャーム(シャンテクレール 東京店)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious7月号』小学館、2018年

「すっきり映え」スタイルに効果的なメリハリ配色。夏気分にマッチする鮮やか色で、いつもの着こなしをフレッシュに仕上げましょう。

グリーンパンツ×ボーダーニット×ネイビージャケット

グリーンパンツ×ボーダーニット×ネイビージャケット
スニーカー・パンツ・バッグ(バリー 銀座店)、ジャケット(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、ニット(サン・フレール〈レ・コパン〉)、サングラス(ティファニー アイウェア事業部)、ネックレス・ネックレストップ(ローリー・ロドキン銀座店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2019年

ボーダーニットにブルーのパンツという爽やかなマリンスタイルが恋しくなる季節。白レザースニーカーの上質な軽やかさで今年らしい風を運びましょう。ジャケット着用のこの清潔感なら、白スニーカーがオンタイムにも楽しめます。

黒パンツ×ブルーのきれい色ニット

黒パンツ×ブルーのきれい色ニット
パンツ(REYC)、カーディガン・ニット(ドゥロワー丸の内店〈ドゥロワー〉)、ネックレス・ブレスレット(ドレスアンレーヴ〈ドナテラ・ペリーニ〉)、バッグ(SUPER A MARKET〈CULT GAIA〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

センタープレス入りのパンツは、シルクシャンタンを思わせる光沢が美しい、ベーシックでもニュアンスのある一着。万能の黒パンツは、きれい色と相思相愛です。鮮やか色もシックに楽しめます。

ネイビーパンツ×ホワイトのジャケット

ネイビーパンツ×ホワイトのジャケット
ジャケット(三喜商事〈アニオナ〉)、ニット・パンツ(三喜商事〈アニオナ〉)、眼鏡(バーバリー アイウェア)、時計(パテック フィリップ ジャパン)、バッグ(ヴァレクストラジャパン) 撮影/水田学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

アウターは春の陽差しが透ける、極薄ウールのダブルフェース。身ごろにつながる襟は、高めに立てると華やかな表情に。春には少々重めなネイビートーンをクリアな白がワントーン明るく見せてくれます。あえて細身のスティックパンツに合わせてジャケットをゆったりとはおるのも、ボディーラインを華奢に見せるテクニックです。

グレーパンツ×ナイロンシルクタフタのブルゾン

グレーパンツ×ナイロンシルクタフタのブルゾン
ブルゾン・カーディガン・Tシャツ・パンツ・バッグ(ブルネロ クチネリ ジャパン) 、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈トーマス・マイヤー〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

ナイロンシルクタフタで仕立てたコートは、控えめな光沢が上品。グレーのジャージー生地を配した袖口や、ドローストリングでシルエットを自在に調節可能など、ひとひねりあるデザインも魅力です。ネイビーも異素材をかけ合わせれば、こんなにも新鮮に映ります!

ベージュパンツ×オリーブグリーンのコート

ベージュパンツ×オリーブグリーンのコート
コート[フード付き](マッキントッシュ青山店〈マッキントッシュ〉)、ニット(トリー バーチ ジャパン)、パンツ(サザビーリーグ〈カレント エリオット〉)、スカーフ(エルメスジャポン)、ピアス(TASAKI)、バッグ(エストネーション〈スタウド〉)、靴(J.M. WESTON 青山店〈J.M. WESTON〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

ゴム引き素材ならではの、マットな発色のオリーブグリーンが上品なコート。袖を折り返すと、レザーテープのトリミングがのぞきます。今年らしいボリューム感をもつロングコートだから、インナーとボトムを同系色にまとめ、端正に着こなしましょう。

白パンツ×黒シャツ×サングラス

白パンツ×黒シャツ×サングラス
シャツ[取り外し可能な襟付き](SUPER A MARKET〈SEYA〉)、パンツ[5月発売予定](ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ〈アイヴァン 7285〉)、時計(パテック フィリップ)、ピアス(ダミアーニ 銀座タワー) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

黒シャツは、身幅にややゆとりのあるものを選ぶのが、ストイックになりすぎない秘訣。襟元を大きめに開け、鎖骨を見せて着こなすと、女らしいニュアンスが生まれます。シンプルな白ボトムを合わせ、小物も大ぶりのものを少しだけ、という潔い着こなしでかっこよく仕上げましょう。

白ワイドパンツ×イエロートップス

白ワイドパンツ×イエロートップス
ボックス形イエロートップス(エリオポール銀座〈バレナ〉)、9分丈のコットンワイドボトム(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、ペンダント・バングル(ティファニー・アンド・カンパニ ー・ジャパン・インク)、帽子・バッグ(スコッチ アンド ソーダ 原宿店〈メゾン スコッチ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

スマホもオフにして、涼しい風が吹くプールサイドで頭をリフレッシュ! そんな休日には、着るだけで元気になれるビタミンカラーのイエロートップスに白ボトムを合わせて、鮮やかなコントラストを楽しみましょう。メリハリのある毎日こそ、仕事をスマートにこなす秘策です。

パンツ×ロングジレ×トップスの全身白コーデ

パンツ×ロングジレ×トップスの全身白コーデ
ロングジレジャケット(三崎商事〈マロ〉)、シルク100%のアシメトリートップス(キートン)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、ピアス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(コール ハーン ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

清々しい白だけを重ねることでクールな表情に。オンスタイルには、ラフなTシャツはご法度! 知的なブラウスに合わせたロングジレが、ジャケットの役割を果たす強い味方になってくれます。

ベージュパンツ×ノースリーブトップス

ベージュパンツ×ノースリーブトップス
シルク100%のアシンメトリートップス(キートン)、ストレスフリーのドロストパンツ(三喜商事〈アニオナ〉)、ロングピアス・ネックレス・ブレスレット・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(グローブ・トロッター 銀座) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

白からベージュへとつなげるニュアンスグラデーションは、かつて映画で観て憧れを抱いた、N.Y.マダムのこなれたリッチカジュアルをイメージ。仕上げにゴールドジュエリーを加えると、絶妙な配色バランスが完成します。

白パンツ×テコラッタのVネックプルオーバー

白パンツ×テコラッタのVネックプルオーバー
透け素材のVネックプルオーバー(ストラスブルゴ〈ロベルタ フルラネット〉)、9分丈のコットンワイドボトム(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、帽子(ヘレンカミンスキー表参道ヒルズ店〈ヘレンカミンスキー〉)、靴(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

こっくりとしたテラコッタ色のブラウスを選び、ゆったりとしたリラックス感を強調。白で統一させたボトム×スニーカーで、軽快さは忘れずに。ふと気がつけば、隣でうれしそうに浜辺を走り回る愛犬とブラウンカラーがリンクしていました。

春夏の白パンツコーデ


白パンツ×白ブラウス×ベージュコート

白パンツ×白ブラウス×ベージュコート
コート・ブラウス・パンツ(三喜商事〈アニオナ〉)、ピアス・バングル(チェルキ〈ギャレッタ〉)、バッグ(ストラスブルゴ〈プロエンザ スクーラー〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

ドライなベージュのコートは、襟と見返し部分を一段明るく、さらに艶のある白でパイピングを施した絶妙な配色デザイン。インに、とろみのあるレーヨン素材のフレンチスリーブトップスとパンツの、オールインワンのようなセットアップを合わせれば、急なパーティーの誘いにも、シリアスな会議にも対応できる、余裕漂うスタイルが完成します。

白パンツ×白ブラウス×白カーディガン

白パンツ×白ブラウス×白カーディガン
カーディガン(ドゥロワー丸の内店〈ドゥロワー〉)、ブラウス(VINCE 表参道店)、パンツ(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、ペンダント・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、ベルト(ブラミンク)、バッグ(キートン)、靴(ピエール アルディ 東京) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

ボーダー状のフリンジが立体的なアクセントとなり、まとっただけで華やかな印象の白カーディガン。ふんわりはおるドロップショルダーの軽快な着心地も魅力です。白から淡いシルバーへとまとめたプラチナグラデーション。

白パンツ×ブラウンノースリーブニット

白パンツ×ブラウンノースリーブニット
靴(ジャンヴィト ロッシジャパン)、ノースリーブニット・カーディガン(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、パンツ(Theory)、サングラス(プロポデザイン〈プロポ〉)、ピアス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈ペラン〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious7月号』小学館、2018年

コットンのアンサンブルと白パンツでつくる、ほんのりトラッドが香るスタイル。いつもだったらローファーなど、ハンサムな靴を合わせる着こなしこそ、この夏はヌーディーなサンダルを選んで、さらにリッチな雰囲気を目指しましょう。

白パンツ×イエローブラウス×イエロージャケット

白パンツ×イエローブラウス×イエロージャケット
ジャケット(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、ブラウス(VINCE 表参道店)、パンツ(コロネット〈ボリオリ〉)、ギャレッタのバングル・カングラのストール(チェルキ)、時計(ブライトリング・ジャパン)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

ミモザイエローのレザーブルゾンに、白のワイドパンツというマニッシュなスタイルも、スエードのキャメル靴を合わせた「新・トリコロール配色」で女らしく進化。3色をつなぐバニラ色のストールは、コーディネートにこなれ感を与えるキーアイテムです。

白パンツ×ベージュワンピース

白パンツ×ベージュワンピース
コート・ニット・パンツ(ebure)、ピアス(チェリーブラウン)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

自然なシワ感が特徴的な、ライトベージュのコットン混リネンのコートは普段使いしやすいナチュラルな素材感。ホワイトパンツをのぞかせて、清潔感をアップさせましょう。

白パンツ×イエローブラウス

白パンツ×イエローブラウス
ブラウス・パンツ(ザ シークレットクロゼット六本木〈シクラス〉)、ネックレス(TASAKI)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

旬のシルエットを約束するハリのある白いワイドパンツをベースに。トップスに合わせたのは、クラシカルなボウタイブラウス。周囲をはっとさせるほど美しいカナリアイエローなら、白のパンツと調和して、理想的な都会派エレガンスに仕上がります。キャメルのスエードバッグで、シックな大人色を加えれば、メリハリが生まれ洗練された雰囲気に。

白パンツ×グレーニット×白ジャケット

白パンツ×グレーニット×白ジャケット
ジャケット(Theory luxe)、ニット(ラ・フォンタナ・マジョーレ 丸の内店〈ル ヴェルソーノアール〉)、パンツ(オンワード樫山〈ジョゼフ〉)、ブレスレット(アルテミス・ジョイエリ)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

ミラノマダムたちは、圧倒的に白の分量が多いのが特徴。そんな爽やかなモノトーンを落ち感のあるワイドクロップドで実現。引き締めカラーを中間色のグレーにするのがコツです。

白パンツ×レースのトップス×コート

白パンツ×レースのトップス×コート
コート(サン・フレール〈レ・コパン〉)、トップス(ADORE)、パンツ(バイ マレーネ ビルガー 青山店)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)ピアス・リング(シャンテクレール 東京店) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2017年

しなやかでいて、きちんと感もある上質な黒トレンチに使われた素材は、シワになりにくい、ストレッチ入りの細番手サマーウール。白のレーストップスで繊細な甘さを添えましょう。

白パンツ×モーヴピンクのニット

白パンツ×モーヴピンクのニット
コート・ニット・パンツ・バッグ(オンワードグローバルファッション〈ジル・サンダー ネイビー〉)、ピアス・ネックレス・リング(ダミアーニ 銀座タワー)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2017年

リネン混のペーパーギャバジン素材で仕立てた薄軽トレンチの白をベースに、モーヴピンクをアソートカラー(配合色)として、まろやかな色味をリンク。バッグと靴のトープ色を加えた春らしい3配色で仕上げます。

白クロップドパンツ×白ニット×グレージュのアウター

白クロップドパンツ×白ニット×グレージュのアウター
コート・パンツ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、ニット(クルチアーニ 銀座店) バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、ネックレス・リング(シャンテクレール 東京店)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2017年

布帛のロングカーディガンのようなライトな感覚で着られる、ひざ下丈のシンプルトレンチ。リブニットとクロップドパンツで上品カジュアルに仕上げると、洗練度がぐっとアップします。

白ワイドパンツ×シャツ×ジャケット

白ワイドパンツ×シャツ×ジャケット
ジャケット・シャツ・パンツ・リング・バッグ・靴(ランバン ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

落ち感があり、ブルゾン感覚ではおれるジャケットを主役にしたコーディネート。深い黒、そしてゴールドボタンのダブルブレストでアメリカン・トラッドとは一線を画す、洗練された雰囲気はランバンならではです。白のワイドパンツを合わせて、しなやかさを取り入れるのも、ジャケットスタイルをアップデートさせる極意。

白パンツ×とろみブラウス×ラムレザーのジレ

白パンツ×とろみブラウス×ラムレザーのジレ
パンツ・ジレ(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、シャツ(オンワード樫山〈ジョゼフ〉)、バッグ(ピアジェ)、靴(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈ジャンヴィト ロッシ〉) 撮影/赤尾昌則(White STOUT ) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

ジョーゼットのゆとりパンツと、とろみ素材のブラウスは白でまとめて軽やかに。薄手のラムレザーで仕立てたロングジレが着映え効果を発揮してくれます。

白パンツ×エミリオ・プッチのニット

白パンツ×エミリオ・プッチのニット
ニット・パンツ・バッグ(エミリオ・プッチ ジャパン)、ピアス・リング(ダミアーニ 銀座タワー) 撮影/石倉和夫 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

プリントの美しさで信頼の厚いエミリオ・プッチなら、柄ニットもこんなにエレガント。袖の切り替えがない程よいボリュームシルエットに、デジタルタッチを生かした鮮度の高い柄をあしらい、モダンを極めています。大胆に見えるけれど、黒×白×ブラウンのベーシックカラーだから着こなしやすく、まとうだけで容易に着映えがかないます。

白パンツ×黒ジャケットのメリハリ配色コーデ

白パンツ×黒ジャケットのメリハリ配色コーデ
ブルゾン・パンツ・バッグ(トム フォード ジャパン)、バングル・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

甘さを排除した黒×白のメリハリ配色には、小物もモノトーンを合わせるのが王道。でもここにキャメルをプラスすると…その華やぎ効果は抜群です! リネン混キャンバス地のショートブルゾンにワイドボトムを合わせたスポーティーな着こなしも、キャメルレザーのコクによって、ゴージャスなリッチ感が加わります。

パンツ×トップスのワントーンコーデ

パンツ×トップスのワントーンコーデ
トップス・パンツ・ストール・バッグ・靴(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

幾何学構造を模したパネル風のトップスは、麻とシルクをミックスした個性的な仕立て。タック入りパンツを合わせて、全身をリッチなワントーンにまとめれば、品格に満ちたエレガンスが実現します。

春夏のグレーパンツコーデ


グレーパンツ×白シャツ

グレーパンツ×白シャツ
シャツ(アマン〈アンスクリア〉)、パンツ(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス・ブレスレット・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

コーディネートをあれこれ考える時間がない! そんな夏の朝は、ピュアな白のロングシャツを、コートのようにはおって颯爽とオフィスへ。肌が透けて見えるほどの極薄のコットンに、ほのかに艶のあるシルクリネンのグレーパンツが重なり、涼やかな女らしさが実現します。バッグや靴もメタリックなシルバーを合わせてクールな女らしさを目指しましょう。

グレーパンツ×白トップス×ピンクベージュジャケット

グレーパンツ×白トップス×ピンクベージュジャケット
ジャケット・インナー・パンツ・バッグ・靴(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ネックレス・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

とろみのあるグレージュのパンツに同系色の小物を重ねて、流行のワントーンの着こなしが完成。白いコットンパンツやスニーカーを合わせれば休日にも活用でき、一枚でいくつもの顔が楽しめる万能さがウリです。

グレーパンツ×グレーニット×白ブルゾン

グレーパンツ×グレーニット×白ブルゾン
スニーカー・ブルゾン(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ニット(ストラスブルゴ〈アリクアム〉)、パンツ(サンスペル 表参道店)、ネックレス(ドレスアンレーヴ〈エスティーム〉)、時計(ブライトリング)、バッグ(ピエール アルディ 東京) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2019年

ブルソンに揺れるパンツという春らしい装い。ワイドパンツの足元には適度なボリュームが必要だから、ヒールパンプスよりもスニーカーで、バランスよく今どきの抜け感を加えましょう。シャンパンカラーのラメスニーカーは、色合わせがしやすく便利です。

グレーパンツ×白ブラウス×ベージュロングジレ

グレーパンツ×白ブラウス×ベージュロングジレ
ロングジレ(三喜商事〈イレブンティ〉)、ブラウス(三喜商事〈イブルース〉)パンツ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、ネックレス(アルテミス・ジョイエリ)、バッグ(ストラスブルゴ〈ビアンキエナルディ〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2019年

大人の女性らしい気負わないきちんと感を添えてくれるジレの演出力に注目。ブラウス+タックパンツの軽やかさが、シンプルな着こなしをグレードアップしてくれます。ベージュ×グレーを基調にしたやわらかなシックトーンでまとめて、春らしさと親しみやすさを意識しましょう。

グレーパンツ×ピンクブルゾン

グレーパンツ×ピンクブルゾン
ブルゾン・パンツ(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス・ブレスレット(ダミアーニ 銀座タワー) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious3月号』小学館、2019年

主役のアウターは今季のテーマカラー、ベージュがかった「マグノリアピンク」が目を引く、スポーティーブルゾン。シルク混素材によるほのかな艶が、女らしさを引き寄せます。ゆったりとした身幅に、両サイドのグレーのリボンで裾を絞れば、バルーンのようなキュートなシルエットに。マグノリアピンクとパンツのハイグレーとの、洗練された大人配色にも注目です。

グレーパンツ×ノーカラーコート

グレーパンツ×ノーカラーコート
コート・ブラウス・パンツ・バッグ(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

高密度のナイロン生地で仕立てたノーカラーコート。カーキがかったグレージュの色味と、シルキーな質感が、とびきり洗練された印象に導きます。ウエストや裾にあしらわれたドローストリングで、シルエットを自在に調整できる、今どきのディテール使いも魅力。グレージュのシルクブラウスにアイスグレーのスエードパンツ…異なる質感のニュアンス色を重ね、奥行きのある着こなしを目指しましょう。

グレーパンツ×ベージュトレンチコート

グレーパンツ×ベージュトレンチコート
スカーフ『ジュ・ドゥ・ポワ』(エルメスジャポン)、コート(レナウン プレスポート〈アクアスキュータム ホワイトレーベル〉)、バンフォードのニット・イレブンティのシャツ・パンツ(三喜商事)、サングラス(モスコット トウキョウ〈モスコット〉)ピアス・ブレスレット (ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(バーニーズ ニューヨーク〈ヴァシック〉)、靴(ピエール アルディ 東京) 撮影/前田 晃 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

シャツ+ニットのレイヤードにしなやかなベージュトレンチを合わせた上品カジュアルな着こなし。シャツの胸元を埋めるように70㎝角スカーフを配して顔周りに華やぎを添えつつ、リッチな印象に仕上げましょう。

グレーパンツ×ブルーのシルクブラウス

グレーパンツ×ブルーのシルクブラウス
ブラウス(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、パンツ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、ピアス・ネックレス(デペッシュモード恵比寿本店〈ドナテラ・ペリーニ〉)、バッグ(スプレンダーズ アンド カンパニー〈ジェローム ドレフュス〉 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2017年

仕事関係者との会食では、着席しても華やかに着映えるブルーのブラウスを。シンプルなライトグレーのパンツに合わせると、主役のきれい色ブラウスの魅力がさらに引き立ちます。

グレーパンツ×ベージュブルゾン

グレーパンツ×ベージュブルゾン
コート・バッグ(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ブラウス(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、パンツ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、スーツケース〔参考価格〕(フィーゴ〈フェリージ〉)、靴(JIMMYCHOO)、時計(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2017年

旅慣れたジェットセッターは、リラックス感はほどほどに、いつもと同じようなきちんとスタイルをキープします。白シャツをベージュブルゾンの袖口からのぞかせた絶妙な色重ねで、どこまでも上品な着こなしを。

グレーのジャケット&パンツのスーツスタイル

グレーのジャケット&パンツのスーツスタイル
ジャケット・パンツ・インナー・バッグ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、サングラス(ミラリジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、時計(ピアジェ)、スニーカー(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

伸縮性のあるジャージー素材のジャケットとパンツは、思わず大股で歩きたくなるくらい快適な着心地が魅力です。

チャコールグレーパンツ×サマーベスト

チャコールグレーパンツ×サマーベスト
パンツ・ベスト・トップス・バッグ・ブレスレット・靴[銀座店限定](ブルネロ クチネリ ジャパン)、サングラス(モスコット トウキョウ〈モスコット〉)、リング(ダミアーニ 銀座タワー) 撮影/赤尾昌則(White STOUT ) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

パンツのチャコールグレーを基軸に、グレーの色調でシックにまとめて。温度調節に重宝するサマーベストは、肩先にあしらったブロンズのボールチェーンの意匠がリュクスな雰囲気を後押ししてくれます。

グレーパンツ×ニット×コート

グレーパンツ×ニット×コート
コート¥230,000(ヘルノ プレスルーム)、ニット¥44,000(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、パンツ¥47,000(サン・フレール〈レ・コパン〉)、ストール(ウールン商会〈ファビアナ フィリッピ〉)、バッグ(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、ブレスレット・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/赤尾昌則(White STOUT ) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

スパンコール付きニットやシルバーバッグで、カジュアルなコットンリネンのデニムに華やかさをプラスしましょう。

春夏のネイビーパンツコーデ


ネイビーパンツ×白トップス×ネイビージレ

ネイビーパンツ×白トップス×ネイビージレ
トップス(ザシークレットクロゼット神官前〈シクラス〉)、ジレ・パンツ(ウールン商会〈ペセリコ〉)、ペンダント(ジョージ ジェンセン ジャパン)、バングル(ファンエンパイヤ)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/石倉和夫 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

ジレもパンツも、控えめに輝くラメのピンストライプ。軽やかで肩ひじ張らないきちんと感が夏に最適です。縦長のVラインを描くロングペンダントで涼やかなすっきり感を加速。ジレが描くシャープな縦ラインとマッチして、スタイリッシュな着映えを後押ししてくれます。

ネイビーパンツ×ネイビードット柄シャツ

ネイビーパンツ×ネイビードット柄シャツ
シャツ(マイケル・コース〈マイケル マイケル・コース〉)、パンツ(イーストランド〈ヴィクトリア ヴィクトリア・ベッカム〉)、時計・ピアス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/石倉和夫 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

透け感のあるドット柄シャツと艶やかなワイドパンツで、凛とした華やぎスタイルに。細いチェーンにボールが揺れるピアスと、端正なウォッチは、甘さ控えめのデザインでスタイリッシュな女らしさを演出しましょう。

ネイビーパンツ×ネイビーカットソー×ジャケット

ネイビーパンツ×ネイビーカットソー×ジャケット
ジャケット・カットソー・パンツ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス・ネックレス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴/オーダー価格(J.M. WESTON 青山店) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious4月号』小学館、2019年

凛とした印象へと導く、ネイビージャケットの着こなしには、淡色の小物を合わせて軽やかに。たおやかに揺れる、メッシュ状のタイネックレスでエレガンスを添えて。主役のネイビーはジャケット&パンツは、メンズのテーラリングを採用した、「サルトリアーレ」と呼ばれるシリーズです。通常の製法よりも2倍の時間を費やし、丁寧な手仕事で仕立て上げられています。

ネイビーパンツ×ネイビーシャツ×スカーフ

ネイビーパンツ×ネイビーシャツ×スカーフ
スカーフ『トライアングルジェアン』(エルメスジャポン)、シャツ・パンツ(マディソンブルー) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious4月号』小学館、2019年

シックなネイビーのシャツ&パンツのスタイルには、小粋に巻いたスカーフがよく似合います。ちらりとのぞくモダンな赤が、ネイビーの着こなしにスパイスをもたらして。

ネイビーパンツ×白トップス×ベージュジャケット

ネイビーパンツ×白トップス×ベージュジャケット
ジャケット(キートン銀座店)、トップス(DES PRES 丸の内店)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、バッグ(ヒューゴ ボス ジャパン〈ボス〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

きちんと見えつつ華のある淡いチェックのジャケットを選択。ネイビーのガウチョパンツで旬の気分を取り入れましょう。バッグはチェックのなかの一色を使った水色でアクセントに。

ネイビーパンツ×トレンチコート

ネイビーパンツ×トレンチコート
コットンストレッチのトレンチコート・トップス・パンツ・靴(コロネット〈ザ ロウ〉)、ネックレス(デペッシュモード恵比寿本店〈キョーコ ホンダ ニューヨーク〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

人気のトレンチコートは、迫力のロング丈で最旬の美人オーラを漂わせましょう。全体には細身ながら、程よいハリと、たっぷりとしたロング丈による贅沢な布さばきが魅力の一着。インに着たのは、上質なジャージー素材の深Vトップスとパンツのセットアップ。ネイビーでまとめると表情も引き締まって、凛としたかっこよさがアップします。

ネイビーのワイドパンツ×ストライプのシャツ

ネイビーのワイドパンツ×ストライプのシャツ
シャツ・パンツ・ベルト・バッグ(マイケル・コース ジャパン〈マイケル・コース コレクション〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious4月号』小学館、2017年

襟とカフスの白が目にまぶしい、クラシックなクレリックシャツ。トラッドはいつの時代も、清潔感や初々しさを表現できます。特にネイビーに注目が集まるこの夏は、大人のマリンスタイルのアップデートをおしゃれの優先課題にしてみては? ドレスシャツにワイドパンツをゆったりと合わせれば、はっきりとした配色のかわいさに、しなやかな女らしさが加わって、とびきり好感度がアップします。

ネイビーパンツ×ジャケット

ネイビーパンツ×ジャケット
パンツ(ブランドニュース〈デレク ラム〉)、ジャケット(三崎商事〈マロ〉)、トップス(アストラット 青山店〈アストラット〉)、バッグ・ショルダーストラップ(ヴァレクストラ・ジャパン)、ペンダント・リング・時計・ストラップ[別売り](ピアジェ)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/赤尾昌則(White STOUT ) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

バッグのストラップの鮮やかなイエローを差し色に効かせた、きれいめパンツスタイルはお散歩に最適です。

ネイビーパンツ×ストライプシャツ

ネイビーパンツ×ストライプシャツ
コットンのシャツ・パンツ(コロネット〈アキラーノ・リモンディ〉)、バッグ(ドゥロワー 丸の内店〈イニス〉)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

ピッチの異なるストライプが今年らしいシャツ。一見シンプルでメンズライクなシルエットなのに、袖口に向かって広がるボリュームスリーブが、これまでにはない新鮮さを演出します。白く大きなカフスがエレガンスを強調し、ネイビーのパンツに合わせて、爽やかな知的美人を演出しましょう。

ネイビーパンツ×ニット×ゴールドジュエリー

ネイビーパンツ×ニット×ゴールドジュエリー
ネックレス・ブレスレット・バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、ニット・パンツ(ステラ マッカートニー ジャパン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

シンプルで知的に映るネイビーニットは、大人の定番。けれど今日は華やぎたいという日には、物足りないことも…。そんなとき加えたいのが、ゴールドジュエリーの洗練オーラです。ゴールドジュエリーは1点だけ身につけるより、組み合わせの相乗効果で華やぎ感やこなれ感を生むもの。だから地金の色は、1色だけでまとめるより、ミックスさせたほうが効果的です。ローズゴールドにシルバー、ウッド…。ゴールドジュエリーを主役に多彩な素材を重ねていくと、華やかさもこなれ感も高まります。

デニムパンツ×ルイ・ヴィトンのブラウス

デニムパンツ×ルイ・ヴィトンのブラウス
シルクのブラウス・デニムパンツ・サングラス・ブレスレット各・バッグ・靴(ルイ・ヴィトン) 撮影/石倉和夫 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

ルイ・ヴィトンの『モノグラム』を小さな幾何学柄にアレンジしたプリントブラウス。幾何学は知性とモダンさが表現できて、だれからも好かれる柄です。凛としたシャツ襟で、ジャストウエストに絞りがあるので、デニムでカジュアルダウンしても、きちんとした印象に仕上げましょう。

春夏の黒パンツコーデ


黒パンツ×白Tシャツ

黒パンツ×白Tシャツ
ヴァレンティノ ガラヴァーニの靴・サングラス・バッグ・ヴァレンティノのTシャツ・デニム(ヴァレンティノ ジャパン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious7月号』小学館、2018年

シンプルが心地よく、そして自信をもって楽しめるようになった世代だからこそ、今また新鮮に映る、白Tシャツの潔さ。足元にキリッと輝くシルバー靴を選んだのは、コットンの清潔感を引き立てるためです。あえて色を投入しないことが、夏のモノトーンを成功に導く鍵に。ジュエリーのごとく光を反射する、辛口なスタッズが大人の迫力をもたらします。

黒パンツ×黒トップス

黒パンツ×黒トップス
撮影/Christian Vierig/getty images Entertainment BY:『Precious8月号』小学館、2018年

オールブラックの着こなしの差し色として注目したいのが、鮮やかな赤。サングラスとサンダルでピリッと効かせるのが小粋さの秘密です。

黒パンツ×黒プルオーバー

黒パンツ×黒プルオーバー
プルオーバーニット・キャミソール(Theory luxe)、パンツ(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ スポート〉)、サングラス(カレン ウォーカーギンザ シックス店)、ペンダント・ネックレス・バングル・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(TASAKI〈TASAKI por RELIQUIAE〉)、靴(アノア〈リビアナ・コンティ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

モードをさりげなく取り入れているN.Y.セレブの人気は、絶妙なおしゃれ感をもたらすジョグパンツに移行中。プルオーバーニットからのぞく肌の抜け感で、リラックス感のあるスタイルに。

黒パンツ×黒ブラウス

黒パンツ×黒ブラウス
ブラウス・パンツ・イヤリング・バッグ・靴(ランバン ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

とろみのあるシルクトップスに、斜めに配したゴールドボタンがシルエットを引き締める足首見せワイドパンツ。一見するとシンプルだけれど、素材の表情とシルエットが今らしさを表現し、モード感のあるサマーブラックスタイルを後押ししてくれます。重く見えがちな黒一色の着こなしにこそ有効なのが、肌見せというテクニック。体のパーツのなかでも華奢な首筋や足首、潔く見せた腕が、着こなしに軽やかさと清涼感を授けます。

黒パンツ×ブラウンシャツ

黒パンツ×ブラウンシャツ
シャツ(アマン〈フィナモレ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店)、バングル・ピアス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、パンツ(ゲストリスト〈レッドカード〉)、スカーフ(ボータレス〈ベグ アンド コー〉)、サングラス(プロポデザイン〈プロポ〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

シャツ+デニムというオーソドックスな着こなしも、ブラウンのコットンリネンシャツ&ブラックデニムというセレクトで、今年らしく洗練されて。辛口度の高い着こなしには、ゴールドジュエリーで女らしさを添えることが必須です。

黒パンツ×白Tシャツ

黒パンツ×白Tシャツ
5分袖白Tシャツ・パンツ・ネックレス・バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

すっきりと端正な印象の「5分袖白Tシャツ」は、ワイドパンツに合わせてエレガントに着るのが今年流。ロングスカートのようなボリューム感のあるパンツは、歩く姿を優雅に見せ、気負いのない、大人のラグジュアリーを演出してくれます。

黒パンツ×黒ニット

黒パンツ×黒ニット
ニット・パンツ・ベルト(ラルフ ローレン〈ポロラルフ ローレン〉)、バングル・時計・リング・バッグ(ブルガリ ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

コンパクトニットにゆったりと優雅に揺れるワイドクロップドパンツを合わせて、モードなフィット&フレアシルエットを演出。黒の分量が多い着こなしには、ノースリーブやクロップド、ストリングス靴といった、効果的に肌を見せるアイテムで、セクシーに仕上げるのがN.Y.スタイルです。

黒のタキシード風ジャケット&パンツのセットアップ

黒のタキシード風ジャケット&パンツのセットアップ
ジャケット・パンツ(マディソンブルー)、カットソー・ネックレス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

ウエスト位置を高めで絞ったジャケット、ヒップラインを美しく見せるパンツ…。こんなさりげない女らしさを感じさせる、シルエットのきれいな黒のセットアップこそ、特別な日に限定せず、日常にも取り入れてみましょう。

黒パンツ×ロングトレンチコート

黒パンツ×ロングトレンチコート
ヴァレンティノのコート・シャツ・パンツ・ヴァレンティノガラヴァーニのバッグ・靴(ヴァレンティノ ジャパン)、ピアス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious3月号』小学館、2017年

薄いシルクジョーゼットを重ねて、ステッチをかけた贅沢なトレンチコート。正統派トレンチのデザインを踏襲しつつ、しなやか素材でロング&リーンなシルエットが実現できるから、マニッシュにまとめても、女らしさが香り立ちます。

黒パンツ×シャツ×スカーフ×トレンチコート

黒パンツ×シャツ×スカーフ×トレンチコート
コート・ブラウス・パンツ・スカーフ・バッグ・靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)、ピアス・ブレスレット(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉) 撮影/前田 晃 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

端正さのなかに大人の余裕を感じさせるのが「昼トレンチ」スタイルの最新流儀。計算し尽くされた細身シルエットがボディーラインを華奢に見せ、品格とモード感が両立した立ち姿をかなえます。前を開けても広がりすぎず、さりげない着こなしをスタイリッシュに演出。さらに、シルクシャツにシルクの幅広ボウをさらりと巻いてやわらかなリッチ感を表現。辛口シンプルな着こなしが一気にこなれた雰囲気になります。

ストレートパンツ×ノーカラーブラウス

ストレートパンツ×ノーカラーブラウス
ブラウス・パンツ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、アイウエア(ミラリ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ピアス・リング・ブレスレット(ダミアーニ 銀座タワー)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

ノーカラーブラウスとストレートパンツを組み合わせた、シンプルエレガントな装い。シルエットの美しさもさることながら、漂う上質感は、シルクやヴァージンウールなど最高級素材がなせるワザです。

ワイドパンツ×ウェストミンスターのトレンチコート

ワイドパンツ×ウェストミンスターのトレンチコート
コート『ウェストミンスター』・ニット・パンツ・バッグ(バーバリー・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

黒のニット+ワイドパンツに合わせ、あえてボタンを留めずにきゅっとベルトを結んで。そうすることで、程よくゆとりのあるトレンチコートのシルエットにメリハリが生まれ、自分らしいスタイルが完成します。コートは、伝統的なディテールを踏襲したクラシックタイプ。ひざにかかるロング丈が着回し力の決め手です。

テーパードパンツ×ネイビーのタキシード風ジャケット

テーパードパンツ×ネイビーのタキシード風ジャケット
パンツ(オンワード樫山〈ジョゼフ〉)、ジャケット(コロネット〈ボリオリ〉)、カットソー(チェルキ〈ミッレ〉)、時計(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン・ゼニス)、バッグ(アニヤ・ハインドマーチ ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2017年

主役のパンツは、レーヨン×コットン混の緻密に織られたストレッチ素材。程よいテーパードラインに、発色のいい黒が上品な印象です。黒で統一したトップス&パンツに、深いネイビーのタキシード風ジャケットを肩がけ! 男前なジャケットスタイルに、ロングパールとパテントローファーでパリジェンヌのような小粋さを演出できます。

黒パンツ×ニット×パンチングコート

黒パンツ×ニット×パンチングコート
パンツ(オールウェイズ〈NUMBER M〉)、コート・ニット[カーディガン付き](サン・フレール〈レ・コパン〉)、バッグ(アマン〈ペリーコ〉)、バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(ブルーベル・ジャパン〈ジュゼッペ ザノッティ〉) 撮影/赤尾昌則(White STOUT ) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

スエードのパンチングコートとニットはキャメルでそろえ、パンツと小物は黒でまとめると端正な印象に。

黒パンツ×白ブラウス

黒パンツ×白ブラウス
ブラウス・パンツ・バッグ(フェンディ ジャパン)、ピアス・ネックレス・リング(ダミアーニ 銀座タワー) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

ギャザーをたっぷり寄せたハリのあるコットン生地から生まれるモダンなドレープ、そしてカフス部分の華やかなフリルと、ドラマティックなシルエットが魅力の白ブラウス。美人度を上げるのは、そんな計算されたディテールの積み重ねです。袖にボリュームがあると、ワイドパンツとのバランスもよくなります。

黒パンツ×シルクのブラウス×ミニバッグ

黒パンツ×シルクのブラウス×ミニバッグ
シルクのブラウス・パンツ・バッグ(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)、リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

研ぎ澄まされたモードな黒に、カフスだけ甘さを添えて。ほんの少しだけなのに、フリルレースのドレスアップ感が印象的です。この見事な甘辛バランスの華やぎは、大人の女だからこそ生かせるもの。手元を強調するメタリックな輝きをミニバッグでプラスしましょう。