ともすると落ち着いた雰囲気で老けてしまいがちなクリーミートーンの着こなし。今っぽくこなれ感をアピールしていた3人のコーディネートをチェックしましょう。
■1:ホリー・メルセデスは…白~ベージュ~クリームを上品になじませて自然に着映えを
ファッション&ライフクリエイターのホリー・メルセデスが2023年3月にパリでキャッチされたときの着こなしです。白Tにチノパンツの上から、クリーム色のステンカラーコートを合わせていました。この定番スタイルで白とベージュの2カラーだけでまとめてしまうと、単調になりがちです。やや黄色がかったクリームカラーをコートとストールに投入することで、優しいムードが高まってフレッシュな着こなしが完成。キルティングされたストールをプラスすることでもフラットに見えず、完成度の高いコーディネートに仕上がっています。
■2:ジュリア・ハジューは…存在感あふれるボウが立体感を生み出し理想のエレガンスに
ドイツ、ハンブルグ出身、パリ在住モデル兼クリエイターのジュリア・ハジュー。2023年3月初旬、パリで見かけられたときは、ボウブラウスにツイード素材のパンツを合わせて薄手のチェスターコートを羽織っていました。表情のあるツイードのパンツは、上半身に立体感がでるボウブラウスと相性がよく、華やかな装いに仕上がります。コートまで合わせたカラーリングが淡いベージュのグラデーションなので、ラグジュアリーさ十分です。異素材合わせのため、ワントーンでも変化がつきます。かっちりしたショルダーバッグや大きめのピアスで、品のいいアクセントづけになっている小物アレンジもさすが。
■3:ジーン・マルグレーテは…BIGジャケットをリラックス感十分に着こなすならこの洗練配色で
インフルエンサーのジーン・マルグレーテは、2023年8月、デンマーク、コペンハーゲンでSNAPされていました。ゆるっとしたBIGサイズのベージュのジャケットのインに、白いワンピースをコーディネート。ジャケットは大きめのサイズですが、淡いトーンなので重たく見えません。かえって軽やかさを印象づけていて、パーフェクトなバランスが実現しています。ニット帽やラフィアのバッグ、フラットなサボといった小物使いでも軽快なカジュアルムードに。この配色こその品のよさによって、カジュアルな装いにリッチさとこなれニュアンスが加味できて、今どきさをアピールできています。
クリーミーな色味に身を包んだ3人の着こなしにクローズアップしました。秋冬のおしゃれが陥りがちな暗く重たいムードを払拭できるので、クリーミーなグラデーションのおしゃれにトライしてみてください。
関連記事
- ブレイク・ライヴリーも穏やかな秋晴れの日には「リラックスカジュアル」で快適さとこなれ見えを両立!【海外スナップ】
- ミックステイストがスタイリッシュ!クロップド丈ジャケット+デニムの装い3選【海外スナップ】
- 黒ワンピースをロングブーツでアップデート!ホリデーシーズンに備えたい美スタイル3選【海外スナップ】
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀