“プレシャスキャリア” が思い描く【幸せな10年後、30年後、50年後の未来】

自らの力でキャリアを築いてきた女性たちはどんな未来をイメージしているのでしょうか。そこで専門分野をもつ6人にアプローチ。輝く世界を想像し、語っていただきました。

ヴァン クリーフ&アーペルの「パピヨン」リング
左から/『ドゥ パピヨン アントレ レ ドア リング』[RG×DIA×MOP]¥2,930,400・同[WG×DIA]¥4,250,400・『ドゥ パピヨン リング』[YG×DIA]¥2,270,400(ヴァン クリーフ&アーペル)
1.渡邉季穂さん
トップネイリスト・「uka」代表
(わたなべ・きほ)ネイリストとして、雑誌やCM、広告、ショーやコレクションなど現場で活躍しながら、経営者として人材育成やプロダクト開発も行う。

「人生において大切なもの」。その思いが同じ仲間とゆるやかな共同体をつくる。衣食住の美意識が同じだから、毎日が穏やかで、笑顔が絶えず、だからこそ脳が活性化し、心身共に若くいられる。愛する彼ら彼女らとのハートフルな暮らしが私の理想の未来なのです。


2.立野リカさん
『Precious』専属モデル
(たつの・りか)幼少期にロサンゼルスへ移住し、テニスを始め、アスリート奨学金でミシガン大学へ。『Precious』専属モデルをはじめ、広告出演など幅広く活躍中。

エコバッグを持ち歩く。フードロス削減を心掛ける。ファッションを循環させる。毎年ひとつ「地球のためにできること」を決めて習慣化しています。
私たちはいずれ宇宙旅行に出る時がくるでしょう。そのとき眺める地球を今より美しいものにしたい。日々のアクションの積み重ねで、それは実現可能になるはずです。


3.板倉由未子さん
トラベル&スパジャーナリスト
(いたくら・ゆみこ)出版社勤務を経て独立。世界各地を巡り、土地に息づく文化、癒やし、食、ウエルネスをテーマに多くの媒体で旅特集を手掛ける。

これからのウエルネスに大切なのは、「好きなものに没頭する、静の時間」「他者や異文化に触れる、動の時間」。それらは、たとえるならば陰と陽。両方を自在に巡ることで、自分を認めることができ、違う価値観で生きる人もおおらかに受け入れられる。
自分を置き去りにしないからこそ、他者を大切にできる世界。これは、日々の心掛けで引き寄せることができる、すぐ手に届く未来なのかもしれません。


4.友利 新さん
医師
(ともり・あらた)東京女子医科大学卒業後、同大学病院の内科勤務を経て皮膚科へ。クリニック勤務のかたわら、美容と健康を医療として追求し、情報を発信する。

美容分野の進化により、ゆるやかなエイジングが叶う時代に。これからは、老けること自体が難しくなるかもしれません。
「若い」=「きれい」という価値観も薄れていくでしょう。年齢と関係なく、いつまでもその人らしく、美しく輝ける。まるでジュエリーのような、そんな未来がすぐそこまで来ているのです。


5.富永京子さん
社会学者・立命館大学准教授
(とみなが・きょうこ)社会学的視角から人々の生活における政治的側面、文化的側面をとらえる。著書に『社会運動のサブカルチャー化』(せりか書房)ほか。

例えば30年前と今を比べてみましょう。女性の社会的地位の向上、性自認の多様化…時代と共に社会規範や通念は驚くほど変化しました。若い世代にはそれが浸透していて、声を上げる文化が育っていると感じます。
心から安心できる社会へ。失敗しても守られる社会へ。
未来を見渡してやみくもに不安がるのではなく、過去から今を見て、進化した現状を認める視点をもつ。すると明るい30年後が見えてきませんか?


6.喜多容子
『Precious』編集部 エディトリアル・ディレクター
(きた・ようこ)編集プロダクション主宰として数々の女性誌を立ち上げ、編集・執筆を行う。現在は『Precious』エディトリアル・ディレクターとして幅広い企画を担当。

たとえAIが進化したとしても、人間であることへの尊厳は変わらない世の中に。
とりわけ、長い伝統が受け継がれた優れた職人の手業を施した名品は、30年経っても、100年経っても変わらない価値をもち続けてほしい。

 

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※文中の表記は、RG=ローズゴールド、DIA=ダイヤモンド、MOP=マザーオブパール、WG=ホワイトゴールド、YG=イエローゴールドを表します。

問い合わせ先

ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク

TEL:0120-10-1906

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PHOTO :
ヤノ コージ(STIJL)
STYLIST :
小倉真希
EDIT&WRITING :
岡本治子(ジュエリー)、本庄真穂(取材)、喜多容子(Precious)