ヘア&メイクアップアーティスト 黒田啓蔵さんに教わる「華やぐ日のメイク、大人の最適解」|目元を盛るより、肌と口元にフォーカスしたメイクで、華やかななかにも端正なオーラをまといたい
12月の華やぎシーン。ついアイメイクに力を入れがちだけれど、目元を頑張りすぎると、かえって怖く見えたり、老け見えすることも…。
大人は上品な「輝き肌」と、今旬な「濃密口元」で、さりげなく華やぎたいもの。目元は盛らず、肌と唇で魅せる華やぎ顔の極意を、黒田啓蔵さんに教えてもらいます。
【肌】下地を主役にした輝き肌で華やぐ
華やぎ顔だからとやってほしくないのはシンプルに厚塗り、と言うのはヘア&メイクアップアーティストの黒田さん。
「華やぎ=厚塗り、ではないのです。一年に一度しか顔を合わせない人とも会うわけですから、自分らしさが透けて見える肌でないと」。
再会を喜び合う瞬間に、視線が集中するのは美しく整えられた肌。黒田さんの肌づくりの主役は「下地」です。
「ベースの70%を下地でつくる気持ちでメイクすると、抜け感のある今どきな輝き肌になります。下地をしっかり使っておけば、ファンデーションは少なくてすむ。下地をメインにしたベースづくりで、薄づきでありながら洗練された輝き肌に仕上げます」
【唇】唇にベースを仕込んで濃密色で華やぐ
いつもは無難なベージュ系が定番だけれど、華やぎシーンでは一点豪華なレッドやブラウンの濃密色に。目元を盛らずに口元を盛るバランスが、華やぎ顔を今年らしく更新してくれます。
リップメイクにあたり、黒田さんがぜひ! とおすすめするのが、唇にベースを仕込むこと。
「リップの前にリップペンシルで素の唇を塗りつぶしておくのです。手数が増えて面倒ではあるけれど、このひと手間で、濃密色のリップが肌によくなじみます。唇にベースを仕込むことで、濃密リップが肌と一体化し、確実に肌映えします」
問い合わせ先
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- PHOTO :
- 鈴木 宏
- STYLIST :
- 金井あい
- HAIR MAKE :
- 黒田啓蔵(Iris)
- MODEL :
- 真樹麗子(Precious専属)
- EDIT&WRITING :
- 木更容子、佐藤友貴絵(Precious)