【目次】
「似合わない服」は?
ボブヘアにしたら、今までの服装は似合わない…? いえいえ、そんなことはありません! ロングヘアよりもスタイリッシュな印象が強いボブヘアは、あらゆるテイストの服装にマッチします。きれいめやモードにハマるのはもちろんのこと、フェミニンやガーリーといった甘めの服装も、ボブヘアのおかげで糖度が中和され大人らしいバランスにまとめることができます。短い髪の長さだと物足りなく感じがちなカジュアル服は“ちょっぴり盛ってみる”ことを意識すると好バランスに。ではさっそく、テイスト別のファッションをお届けします。
「きれいめ」にまとめスタイリッシュさを強調
ここからは、テイスト別のボブヘアファッションをご紹介します。オンオフ役立つ「きれいめ」コーディネートはボブヘアと相性が良く、スタイリッシュさを高めることができます。
ボブ×クルーネックで顔周りをすっきりと
長年ロングヘアスタイルだったモデルのエルザ・ホスクも、ボブヘアにしてお洒落を堪能している様子。首のラインがしっかり見えるボブヘアに、クルーネックのノーカラージャケットを合わせすっきりと。顔周りが寂しくならないよう、存在感のあるゴールドイヤリングをあしらって。クリームホワイト×ブラウンの配色なら、しなやか。
ビッグシルエットでこなれ感を獲得
ベージュジャケットとネイビーのピンストライプパンツというきれいめルックは、いずれもビッグシルエットを選ぶことでこなれた表情へ。ボブヘアで顔周りがすっきりしているので、好バランス。ロングネックレスを加え、縦長ラインを強調するとスタイルアップに繋がります。
レザースカートのスタイリッシュさを際立てる
レディな趣漂うレモンイエローのハイネックトップスに、黒レザースカートを合わせ辛口ミックスに。ストレートにしたロブヘアなら、都会派ムードが高まります。黒のメッシュバッグと白黒バイカラーパンプスを加え、小気味よく。
スーツスタイルにもボブヘアがマッチ
端正な黒のスーツスタイルとも好相性なボブヘア。ぱつんと顎のラインで揃えたヘアスタイルで、ファッション感度を高めて。小物も黒で統一したら、白カットソーを迎え程よいカジュアルダウンを実行。
ミニマルなボブヘアで余裕感を醸す
デコルテやショルダーラインがしっかり見えるミニマルなボブヘアで、ベアトップワンピースの存在感を引き立てて。フィット&フレア、そして白黒のバイカラーで優雅な佇まいへ。ハート型バッグやメッシュパンプスなど、遊び心のある小物チョイスが粋。
オールブラックのモード感を倍増させる
ニットとレザーの異素材ミックスで作るシックなオールブラックコーディネートは、毛先を綺麗に揃えたボブヘアスタイルでモード感を倍増させて。バッグのゴールドチェーンストラップをジュエリー代わりにして、リッチさを上乗せ。
定番トレンチコートを今っぽく更新
トレンチコートをワンピースのように着こなした、モデルのエルザ・ホスク。ビッグシルエットとシンプルなストレートボブヘアが好バランスです。重厚感のある黒のエンジニアブーツと、マイクロミニバッグのバランスが秀逸。
首元を飾るアレンジが良く似合う
ネックラインがよく見えるボブヘアには、首元を飾ったファッションがよく似合います。黒とブラウンで構成するスタイリッシュな着こなしに、同じカラーをリピートしたスカーフを首元にあしらって、洒落感を上乗せ。
ボブヘア×ミドルコートでバランスアップ
シンプルなボブヘアスタイルと白のミドルコートで、バランスアップを実現。コートをミニワンピースのように着こなしたら、白黒のアニマル柄パンプスを投入しモードな佇まいへ。ルージュとバッグを鮮烈な赤でリンクして、キャッチーにまとめて。
「カジュアル」はシンプルにしすぎないのが着映えのコツ
「カジュアル」スタイルだとやや物足りなさを感じる場合もある、髪の短いボブヘア。シンプルにまとめすぎず“ちょっぴり盛ってみる”ことを意識すると好バランスにまとまります。
トレンドパンツと小物で旬らしくアップデート
白Tシャツ×ボブヘアで、ヘルシーにまとめたモデルのヘイリー・ビーバー。Tシャツをクラスアップしてくれるベージュスラックスは、ローライズを選ぶことで今っぽく。さらに幅広スクエアトゥシューズやノットハンドルバッグなど、モードな黒レザー小物を迎え都会的にまとめて。
レイヤード術で奥行きをつける
ニットプルオーバーとゆったりパンツ、そしてコンフォートサンダルでリラックスムードを堪能していたモデルのエルザ・ホスク。鮮やかなグリーンを基調とすれば、着映え力がアップ。さらに白タートルネックニットを仕込んで奥行きをプラス。ボブヘアだからこそ、首元のレイヤードがよく映えます。
マルチカラーのボーダートップスで生き生きと
快適さに包まれるスウェットプルオーバーは、マルチカラーとロゴデザインで生き生きと。そこにスリットがアクセントの黒ミニスカートを合わせ、ヘルシーさをアピール。ぱつっと切り揃えたボブヘアとメタリックシルバーのパンプスが、スタイリッシュさに貢献。
コンパクトな上半身でパンツの存在感を引き立てる
頭回りがすっきりとしたボブヘアと、コンパクトなシルエットのタートルネックなら、パンツのスーパーワイドシルエットが引き立ってシンプルでも絵になります。カジュアルがベースながらも、深みのあるブルーを基調とすることでノーブルに。
キャップ×メガネの合わせ技でシンプルを飾る
シャツとパンツのシンプルワンツーは、いずれもゆったりシルエットを選びつつ、フラットサンダルを合わせることでカジュアルなムードをオン。キャップとアイグラスの合わせ技で、ボブヘアスタイルをキャッチーに仕上げて。
外ハネボブヘアでアクティブさを演出
トリムロゴTシャツにハーフパンツ、そしてスニーカーのカジュアルルックには、外ハネアレンジしたボブヘアスタイルでアクティブさを上乗せ。カジュアルにもハマるビッグジャケットを選びつつ、ベージュを基調とすることで品の良さをミックス。
フーディが活きるボブヘア
カジュアルでリラックスした雰囲気を味わえるフーディも、首元がすっきりするボブヘアと好相性。ジャケットとミニスカートを組み合わせ、メリハリを獲得。黒を基調とすれば、大人らしさを両立することに成功します。
ニットキャップ投入で顔周りをコンパクトに
存在感抜群なレオパード柄ファーコートを着用していた、モデルのカイア・ガーバー。ロゴスウェットプルオーバーとデニムパンツでカジュアルダウンしつつ、ボブヘア×ニットキャップで顔周りをすっきりさせれば、コートの迫力が和らいで好バランスに整います。
コンパクトなボブヘア×黒でスマートに
コンパクトなボブヘアスタイルと端正な黒を基調とすることで、すっきりとした見た目へ。ロゴスウェットトップスと重厚感のあるシューズで外せば、カジュアルミックスになりこなれた表情にまとめることができます。
「ガーリー」もボブだからこそ甘くなりすぎない
「ガーリー」な服装は、くどくなったり幼い印象になるのは避けたい… そんなときこそボブヘアでスタイリッシュさをミックスすれば、フレアやレースなどの糖度のあるアイテムも大人顔に整います。
顔周りと足元を格好良くすれば好バランス
ボリュームスリーブの白シャツに、ふんわりとした黒のミニフレアスカートを合わせ、フェミニンを堪能。ストレートのボブヘアと辛口黒レザーロングブーツで格好良さをミックスすれば、幼くなる心配もありません。
グッドガールなワンピースを都会的に
白のレースカラーがアクセントの黒ミニワンピースで、グッドガールな面持ちへ。キレの良い真っ白なポインテッドトゥパンプスと、シンプルなボブヘアスタイルで都会的にまとめて。
ゆる巻きボブ×デニムパンツで感度高めに
ミントグリーンとフェザー素材がロマンティックなワンピースは、デニムパンツで外しつつ、ゆるりと巻いたボブヘアアレンジでファッション感度高めな着こなしへ。白黒小物で引き締めればパーフェクト。
フェミニンなフレアワンピースの糖度を抑える
フィット&フレアのシルエットがフェミニンな黒ワンピースに、白クルーネックニットを仕込んでメリハリをプラス。モダンなモノトーン配色にこだわりつつ、ストレートのボブヘアとモードなトングシューズで糖度を抑えめにすれば大人顔。
ボブヘアを頼りにすればピンクの甘さに浸れる
プルオーバーとミニスカートのニットアップとポインテッドトゥパンプスをピンクで統一し、気分を高めて。高揚感のあるピンクに思い切り浸れるのも、スタイリッシュなボブヘアとシックな黒レザーバッグがあるからこそ。
ウェービーなボブヘアでリラック感をミックス
レースや小花柄、ボリュームスリーブがガーリーなブラウスも、脱力感のあるウェービーボブヘアスタイルで抜け感をプラス。トップスにボリュームがある分、ボトムはミニスカートですっきりと。
デコルテが映えるワンピースにはボブヘアがしっくり
刺繍ラインがアクセントのデニムワンピースは、デコルテ周りが美しく見えるデザイン。そんなワンピースの存在感が引き立つのは、ボブヘアで首元をすっきりさせているから。フェミニン小物を盛り込んでも、デニム素材がメインならトゥーマッチになりません。
スクールガール風ルックにチャレンジ!
白シャツにミニプリーツスカート、そして白靴下とローファーでスクールガール風な着こなしを楽しんでいたモデルのエルザ・ホスク。ノンシャランなボブヘアと重厚感のあるモードなローファーを掛け合わせ、幼く傾くのを防止。
穏やかカラーとボブヘアで大人ガーリーを作る
気分高まるチェック柄のセットアップも、くすみトーンにこだわりつつ、マチュアなボルドーバッグで引き締めれば大人ガーリーな面持ちに。さらにふんわり巻いたボブヘアで、上品さを上乗せ。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香