【目次】
「合う色」は?
シルバーの靴はモノトーンのように使い勝手が良いので「合う色」も選ばず、幅広く活躍させることができます。まず最初に、ベーシックカラー7色を合わせた着こなし例をご紹介します。配色を変えることで、印象の違いを楽しんで。
「黒」にキラリと輝くシルバーが映える
シルバー靴のスタイリッシュさを高めるなら、シックな「黒」合わせをリコメンド。きりっとした黒の中で、キラリと輝く靴がアクセントになり、シンプルな組み合わせでもグラマラスな表情にまとまります。
「白」の透明感をアシスト
もともと軽やかな印象の「白」も、シャープでキレの良いシルバー靴を合わせれば透明感がアップします。爽やかに、そして都会的にまとめたいときにおすすめな配色。
「グレー」の延長のようにシルバーを置いて
「グレー」とシルバーは同系色になるので、非常に相性が良いです。グレールックの延長にシルバーを置けば、ワンカラーの中に光沢が宿って立体感を獲得することに成功。
「ベージュ」をぼんやりさせない
ニュートラルカラーである「ベージュ」と、中間色のグレーのようなシルバーを合わせれば、小粋なワントーンスタイルに。優しげな印象のベージュも、メタリックなシルバーを掛け合わせると切れ味よく整い、モダンさを両立できます。
「ブラウン」がほっこり見えるのを防止
暖色の代表格である「ブラウン」は、上品さがあるものの、ほっこりした印象に傾く場合も。そんなときはモードなシルバー靴で格上げを実行すれば、辛口エレガントな着こなしにまとまります。
「ネイビー/ブルー」の寒色で爽やかに
ひんやりとした印象のシルバー靴は「ネイビー/ブルー」といったブルー系カラーと好相性。爽やかなカラーでまとめることで、クリーンさを演出して。
「カーキ/グリーン」ならナチュラルさを両得できる
「カーキ/グリーン」のナチュラルカラーを組み合わせることで、シルバー靴の主張を控えめにすれば大人顔にきまります。渋色カーキのスタイリッシュさを高めたり、多彩なグリーンの鮮やかさを引き立てて。
「パンプス」が合わせやすく万能
ここからは形別のシルバー靴コーディネートをお届けします。きれいめにもカジュアルにもフィットする「パンプス」は、あらゆるシーンで役立つこと間違いなし。ほんのりモード感漂う足元で、こなれた印象を獲得しましょう。
上品な着こなしにスパイスをひとさじ
ノーブルなネイビーワンピースに、黒タンクトップとレザーベルトをレイヤードし、上級者な着こなしを披露したモデルのケンダル・ジェンナー。ネイビー×黒という上品配色の装いに、シルバーパンプスを加えることで程よいスパイスを香らせて。
キレの良いシルバー小物で装いをクラスアップ
鮮やかグリーンのブロックチェックカーディガンに、ライトブルーデニムパンツを合わせたカジュアルルック。ポインテッドトゥパンプスとバッグをシルバーで統一すれば、キレの良さが加わってクラスアップに成功。
白×水色のクリーンさを高める
白シャツと水色ストライプショートパンツを合わせた爽やかルックに、シルバーのパンプスを投入しクリーンさを引き上げ。幅が狭めのスクエアトゥなら、上品さが高まります。バッグはまろやかなクリームホワイトを選び、奥行きをオン。
グレーの先にシルバーを置いて一体感を意識
プレーンな白Tシャツも、色馴染みの良いグレースカートとシルバーパンプスを合わせればリッチな印象に。さらパンプスのポインテッドトゥがシルバーのシャープさをアシストし、スタイルアップ効果抜群。ネックレスでもシルバーをリピートしたら、仕上げに鮮やかな赤ニットを腰に巻いてメリハリアップ。
モノトーンルックに光沢感を足して
白Tシャツとブラックジーンズのシンプルカジュアルに、黒ジップアップパーカとグレージャケットを重ね、こなれたテイストミックススタイルをメイク。無彩色であるモノトーンにメリハリを宿すべく、パンプスとバッグはきらっと輝くシルバーをチョイス。
白とシルバーを繋ぎ黒レザーコートを軽やかに
きりっとタフな黒レザーコートも、爽やかな白セットアップとキレの良いシルバーパンプスを繋いだ装いとなら軽やかにまとまります。ネイビースカーフ、アイボリーバッグのように、上品な色味の小物を添えてしなやかに。
ミニプリーツスカートを大人顔に誘導
スクールガールのようなグレーミニプリーツスカートも、端正な黒ジャケットとスタイリッシュなシルバーパンプス合わせなら大人らしくまとまります。モダンフォルムな黒レザーバッグを加え、都会派ルックをコンプリート。
「サンダル」でキレよく仕上げて
素足が見えて軽快さをアピールできる「サンダル」は、シルバーを選ぶことで涼感を高めながらキレの良い表情へ。またサンダルならシルバーの面積が広くなりすぎないので、初心者でもチャレンジしやすいのが魅力です。
アイシーなシルバーサンダルで清涼感をアップ
白ブラウスとライトブルージーンズを合わせたフェミニンカジュアルに、シルバーサンダルを投入し清涼感を上乗せ。寒色コーディネートなので、フリルが愛らしいベージュサテンバッグを投入し、柔らかさを共存させて。
素材にこだわれば定番配色も無難にならない
定番の黒と白を使ったコーディネートも、レザージャケットとメタリックシルバーサンダルで光沢感を宿せば無難に陥りません。クールな印象の着こなしなので、素足の覗くサンダルを選び、ちょうどいい抜け感を確保。
ニュアンス配色の間延びを回避
クリームホワイトに淡いベージュを合わせたニュアンスカラーコーディネートも、すっと縦に落ちるロングアウターでIラインを描きつつ、シルバーのサンダルをプラスすればぼんやりしません。ダークブラウンバッグを効かせ、穏やかな引き締めを実行。
小さなシルバーが大きく作用
トップスとパンツ、バッグを黒で統一したシックなコーディネートは、起毛感のあるニットプルオーバーとエナメルバッグでのっぺりするを防止。ジュエリーのような存在感のあるシルバーサンダルを加えれば、ミニマルシックが完成します。サンダルなら、素肌が見えて抜け感にも直結。
水色×シルバーで瑞々しく
美しきアラ還、と注目のグレース・ガネムはボリュームスリーブとジャガード素材で立体感抜群のワンピースを活用。水色のクリーンさをアシストすべく、サンダルはシルバーをチョイス。手元にはピンクのツイードバッグを携え、高揚感に包まれて。
「ブーツ」ならモード感たっぷりにきまる
もともと格好良い印象の「ブーツ」は、シルバーを選ぶことでモード感たっぷりに。ブーツを活躍させるシーズン、足元に光沢感を宿すことでインパクトを加えてみて。
シンプルカジュアルがモダンに整う
白タートルネックニットトップスに、インディゴブルーデニムパンツを合わせメリハリを意識したカジュアルルック。そこにパイソン柄×シルバーという迫力のあるブーツを加えれば、簡単にクラスアップが実現。すっきりしたきれいめシルエットなら、品の良さを両立できます。
バイカージャケットのクールさを倍増させる
バイカージャケットを活用することで、クールな趣を漂わせたオールブラックスタイルは、シルバーブーツで煌めきを宿しメリハリを確保。全体をすっきりしたシルエットで統一し、引き締め効果を上乗せ。
しなやかなシャツをモードに飾る
とろみ素材が上品な白シャツに、黒レザーパンツとメタリックシルバーのバッグとブーツを加え、モードを体現。チェーンベルトもシルバーをリピートし、調和の取れた装いへ。
上品コーデを辛口に仕上げる
ネイビーのコートとマリンキャップを活用し、上品さを漂わせた俳優のアン・ハサウェイ。キレの良いシルバーブーツを投入すれば、辛口ムードが加わって着映え力抜群。デニムパンツで程よく外したことも、こなれ見えに貢献。
ストライプ×シルバーで足取り軽く
シンプルプレーンな黒ジャケットで重心を上に置けば、ネイビーのストライプスカートとシルバーブーツの軽やかさが引き立ちます。型押しブーツで、スタイリッシュな気分を高めて。
「フラットシューズ」で程よくリラックス
存在感のあるシルバー靴は「フラットシューズ」を選びリラックス。反対に、楽ちんながらもシルバーなら決してラフな印象に傾かないのが嬉しいポイントです。
カラースタイルに馴染ませながら程よい抜け感を足す
金釦がマリンな気分を後押しするネイビーと白のボーダーカーディガンに、ワインレッドのミニスカートを合わせ、カラーブロックにすれば気分も高まります。存在感のある配色に負けないよう、シューズはシルバーをチョイス。フラットタイプなら、ちょうどいい抜け感が加わり気張りすぎない雰囲気に着地。
光沢感を授けて絵になるワントーンスタイルへ
ニットトップスとスカートのフェミニンルックは、グレーとシルバーのワントーンスタイルでスタイリッシュさを両立。スカートとパンプスの光沢感があるからこそ、間延びしません。柔らかな素材のニットトップスに、気負いないフラットパンプスがマッチ。
鮮烈な赤と煌めくシルバーでモード心を満たす
チェック柄ジャケットと黒パンツを合わせたトラッドな着こなしに、真っ赤なニットプルオーバーを迎え表情をぱっと明るく灯して。さらにメタリックシルバーのパンプスで煌めきを添えれば、フラットタイプでもモード感を演出できます。
スニーカーは意外性のあるシルバーをチョイス
全体にゆったりとしたカジュアルコーディネートが都会的に見えるのは、メタリックシルバーのスニーカーを選んでいるから。グレー、シルバー、ブルーで作る寒色コーディネートに、真っ赤な差し色バッグがよく映えて。
ぬくもりコートに硬度を感じるシューズを合わせて
慣れ親しんだデニムパンツに甘えて、存在感のあるグリーンのファーコートにチャレンジ。足元には、カジュアルなブルージーンズと繋がりが良い、シルバーのフラットパンプスをチョイス。柔らかなコートと、硬度を感じるパンプスのメリハリバランスが粋。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香