秋冬のおしゃれの完成度を高めるのに欠かせないロングブーツ。スカート丈とのバランスや美姿をつくり出すアレンジは必見です。さっそく見ていきましょう。

■1:ヴィクトリア・バーバラは…フィット感ある細身タイプならフリンジの揺れをキリリと引き締めて

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大きめでスクエアのレンズだと小顔効果が高まります。

インフルエンサーのヴィクトリア・バーバラが、パリでスナップされていました。黒タートルにカフェオレ系ブラウンのスカートを合わせて、アウターにムートンのジャケットをコーディネート。裾にフリンジが揺れるスカートは軽快さがあるデザインなので、スタンドカラーのムートンジャケットとぴったりマッチしています。合わせた足元は、脚のラインにフィット感があるヒールブーツ。筒幅が太いタイプでも合いますが、彼女が愛用する細身のものだと、より女性らしくエレガントな印象に。フリンジのデザインをさらに切れよく見せる効果もあるので、フェミニンさをベースにしつつ、かっこよさが際立っています。ウエスト部分のベルト風デザインが高めの位置を強調できて、脚長シルエットにも有効です。

■2:ジータ・ドートヴィルは…シンプルなヒールタイプをスリットからチラ見せさせて女子力アップ

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シンプルなタートルニットにはボリュームチェーンをプラスすれば一瞬で旬のムードに。

2023年10月初旬にファッションウィークが開催中のパリでキャッチされていたソーシャライト兼インフルエンサーのジータ・ドートヴィル。この日は、黒と白のミックス糸のニットに細身の白いスカートを合わせたモノトーンスタイルで登場していました。ニットが短めなので、スカートのシルエットが際立っています。深めのスリットからのぞくブーツがスラッとした脚のラインをより強調し、引き締め効果に。モノトーン系の装いでもボトムが白の場合、着映えは抜群ですがふわっと見えがちです。足元に黒のロングブーツでIラインをつくることで、スマートさが光って見えます。今季はこんな細身タイプのスカートに注目が集まっているので、ブーツとともにぜひ取り入れてみてください。

■3:キャロライン・イッサは…ミニ丈にはストンと太め幅のニーハイがバランス良好

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かっちりしたハンドバッグできちんと感を盛り上げています。

イギリスの『TANK』マガジンのファウンダー兼ファッションディレクターのキャロライン・イッサが2023年1月半ばにミラノで見かけられたときの着こなしです。ツイードのジャケットとおそろいのプリーツミニを合わせていました。かなりのミニ丈を子供っぽく見せないようにバランスを取るには、タイツとロングブーツが最適です。ニーハイタイプは、より脚を長く見せる効果につながります。筒幅が太めのトラッドなデザインなら、フラットでもスマート見えに。こんなミニ丈ボトムはもちろん、パンツをブーツインしてもスタイリッシュに決まります。活用範囲が広く歩きやすいニーハイブーツにトライしてみましょう。


スカートとロングブーツとの合わせでおしゃれに仕上げていた3人のファッショニスタをご紹介しました。スカートのデザインに合わせて、ブーツのタイプもチェンジすると好バランスになり、美スタイルが実現します。ぜひスカートとのアレンジをマスターして、デイリーのカジュアルに活躍させてみてはいかがでしょうか。

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EDIT&WRITING :
佐野有紀