【目次】
プロフィール
名前:ビル・マーレイ(Bill Murray)
出生地:アメリカ合衆国 イリノイ州 エバンストン
生年月日:1950年9月21日
ビル・マーレイは、1969年から活動を開始。1979年公開のスクリーンデビュー作『ミートボール』では、いきなり主演を務めました。日本では、1984年公開の『ゴーストバスターズ』で知名度が向上。1998年公開の『天才マックスの世界』、2003年公開の『ロスト・イン・トランスレーション』では優れた演技が評価され、複数の映画賞を受賞しました。兄のブライアン・ドイル=マーレイとは、映画でたびたび共演しています。身長は187cmもあり、アメリカ人男性として見てもかなりの高身長です。
私生活では2回の結婚歴があります。1981年から1996年にかけて女優のミッキー・ケリー、1997年から2008年にかけて衣装デザイナーのジェニファー・バトラーと結婚していました。2回の結婚を経て、息子6人をもうけています。2023年6月には、29歳年下のシンガーソングライター・ケリスと交際していることが報じられました。
「若いころ」「昔」の写真10選
まずは、20年以上前に撮影されたビル・マーレイの姿をとらえた写真10枚をピックアップ。
1980年9月(30歳ごろ)ペニー・マーシャルと共に
1981年(31歳ごろ)『ローリング・ストーン』の撮影
1984年(34歳ごろ)『剃刀の刃』より
1990年7月(39歳)MLBオールスターゲームを観戦
1993年(42歳ごろ)『恋はデジャ・ブ』より
1998年(48歳ごろ)Fairway to Heaven Golf Tournament
2001年10月(51歳)第39回ニューヨーク映画祭
2003年8月(52歳)第60回ヴェネツィア国際映画祭
2005年5月(54歳)第58回カンヌ国際映画祭
2010年6月(59歳)クロスロード・ギター・フェスティバル
「映画」代表作10選
多くの映画に出演しているビル・マーレイ。そんな彼の代表的な出演映画を10タイトル、写真を添えて解説します。
『ボールズ・ボールズ』(1980年)
ハロルド・ライミス監督が初めてメガホンを取ったコメディ映画。ビル・マーレイはゴルフ場で働くグリーン・キーパー、カール・スパックラーを演じた。主な共演者はチェビー・チェイス、テッド・ナイト、マイケル・オキーフなど。
あらすじ:名門ゴルフコース“ブッシュウッド・カントリー・クラブ”のグリーンが、モグラによって穴だらけにされてしまった。オーナーのスメイルズ(テッド・ナイト)は、グリーン・キーパーのカールにモグラ退治を命じる。さらにスメイルズは、突拍子もない行動に出るのだが…。
『パラダイス・アーミー』(1981年)
アイヴァン・ライトマン監督によるコメディ映画。ビル・マーレイは、自堕落な生活を送るタクシー運転手ジョン・ウィンガーを演じた。主な共演者は、『ボールズ・ボールズ』で監督を務めたハロルド・ライミス、ウォーレン・オーツ、P・J・ソールズなど。
あらすじ:ひょんなことからアメリカ陸軍に入隊することとなったジョンとラッセル(ハロルド・ライミス)。基地では、ふたりの上官となるハルカ軍曹(ウォーレン・オーツ)や同期の新人と出会う。すぐに厳しい訓練が始まるが、ジョンとラッセルは無断で外出してしまう。
『ゴーストバスターズ』(1984年)
世界中の大衆文化に多大な影響を与えたコメディ映画シリーズの第1作。ビル・マーレイは、超常現象を研究する博士、ピーター・ヴェンクマンを演じた。主な共演者はダン・エイクロイド、ハロルド・ライミス、アーニー・ハドソン、シガニー・ウィーバーなど。
あらすじ:コロンビア大学で超常現象を科学的に解析する共同研究室を主宰するピーター、レイモンド(ダン・エイクロイド)、イゴン(ハロルド・ライミス)は、ゴーストの実在確認に成功。しかし、彼らの研究価値を認めない大学側は、研究費の拠出停止と3人の解雇を通告。研究成果に自信をもつレイモンドとイゴンは、ゴースト退治専門会社「ゴーストバスターズ」を開業。懐疑性より利益を優先したピーターも便乗するが…。
『天才マックスの世界』(1998年)
ウェス・アンダーソン監督によるコメディ映画。ビル・マーレイは、鉄鋼会社を経営する実業家ハーマン・ブルームを演じた。全米映画批評家協会賞、ニューヨーク映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞、インディペンデント・スピリット賞で助演男優賞を受賞した。
あらすじ:小中高一貫の名門私立校に通うマックス(ジェイソン・シュワルツマン)は、学業よりもクラブ活動を優先した結果、成績が急降下。さらに、小学部のクロス先生(オリヴィア・ウィリアムズ)に一目惚れ。クロス先生を振り向かせたいマックスは、同級生の父親で実業家のハーマンに相談するが…。
『チャーリーズ・エンジェル』(2000年)
マックG監督によるアクション映画。1976年から1981年にかけてABCで放送された同名のテレビシリーズが原作。ビル・マーレイは、3人の女探偵と共闘するボズレーを演じた。主演はキャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー。
あらすじ:チャーリー・タウンゼント探偵社で働く3人の女探偵“チャーリーズ・エンジェル”。メンバーのナタリー(キャメロン・ディアス)、ディラン(ドリュー・バリモア)、アレックス(ルーシー・リュー)に下された使命は、誘拐された会社社長・ノックス(サム・ロックウェル)の救助だった。3人のエンジェルは、ボズレーと組んで任務を開始する。
『ロスト・イン・トランスレーション』(2003年)
ソフィア・コッポラ監督による恋愛コメディ映画。初老のハリウッドスター、ボブ・ハリスを演じた。東京が舞台であり、日本人の出演者も多い。ゴールデングローブ賞や英国アカデミー賞など、複数の映画賞で主演男優賞を受賞した。
あらすじ:CM撮影のため東京を訪れたボブは、滞在中のホテルのバーで夫と共に来日していたシャーロット(スカーレット・ヨハンソン)と出会う。ふたりは日常や夫婦生活、不眠に悩んでいる話を共有。何度も会っているうちに、ふたりは意気投合する。
『ムーンライズ・キングダム』(2012年)
ウェス・アンダーソン監督によるアンサンブル・キャスト形式の映画。ビル・マーレイは、富裕層の男性ウォルト・ビショップを演じた。主な共演者はジャレッド・ギルマン、カーラ・ヘイワード、ブルース・ウィリス、フランシス・マクドーマンドなど。
あらすじ:12歳の少女スージー(カーラ・ヘイワード)は、父ウォルト、母ローラ(フランシス・マクドーマンド)、弟3人と暮らすお嬢様。ある日、趣味である双眼鏡での観察をしていたところ、ローラがシャープ警部(ブルース・ウィリス)と密会している姿を見てしまう。そのころ、ボーイスカウトのサム(ジャレッド・ギルマン)がキャンプ地から失踪する騒動が起きていた。
『ヴィンセントが教えてくれたこと』(2014年)
セオドア・メルフィ監督によるコメディ映画。ビル・マーレイは、孤独で荒れた生活を送る元軍人ヴィンセント・マッケンナを演じた。主な共演者はメリッサ・マッカーシー、ジェイデン・リーバハー、ナオミ・ワッツ、クリス・オダウトなど。
あらすじ:酒とギャンブルに依存した生活を送るヴィンセントの家の隣に、夫と別居するマギー(メリッサ・マッカーシー)と彼女の息子オリヴァー(ジェイデン・リーバハー)が引っ越してきた。引っ越し業者の過失により、初日からトラブルに発展したヴィンセントとマギー親子だったが…。
『デッド・ドント・ダイ』(2019年)
ジム・ジャームッシュ監督によるホラーコメディ映画。ビル・マーレイは、ゾンビの襲撃に遭う町を守るために奮闘する警察署長、クリフ・ロバートソンを演じた。主な共演者はアダム・ドライバー、ティルダ・スウィントン、クロエ・セヴィニーなど。
あらすじ:小さな田舎町で、女性ふたりの変死体が見つかった。捜査にあたる警察署長のクリフとロニー巡査(アダム・ドライバー)は、墓地で不審な穴を発見。そのころ、町では太陽が沈まない・機械類が突然壊れる・動物が失踪するという怪現象が発生していた。
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023年)
ペイトン・リード監督によるスーパーヒーロー映画。2018年公開の『アントマン&ワスプ』の続編。ビル・マーレイは、量子世界内のコミュニティ“アクシア”を統治するクライラー卿を演じた。主な出演者はポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、ジョナサン・メジャース、マイケル・ダグラス、キャスリン・ニュートンなど。
あらすじ:世界的なヒーローとなった“アントマン”ことスコット(ポール・ラッド)と、“ワスプ”ことホープ(エヴァンジェリン・リリー)。ある日、スコットの娘キャシー(キャスリン・ニュートン)が開発した人工衛星を起動した瞬間、強烈な光が発生。気がつくと、スコット、キャシー、ピム(マイケル・ダグラス)らは量子世界に転移していた。
「元妻/子ども」の写真5選
ビル・マーレイは2回の結婚歴があります。最初の妻は、1981年から1996年にかけて結婚していた女優のミッキー・ケリー。ふたりめの妻は、1997年から2008年にかけて結婚していた衣装デザイナーのジェニファー・バトラーです。ミッキー・ケリーとの間に息子ふたり、ジェニファー・バトラーとの間に息子4人をもうけています。2023年6月、シンガーソングライター・ケリスとの交際が判明しました。
ここで、ふたりめの妻ジェニファー・バトラーとのツーショットと、最初の妻ミッキー・ケリーとの間にもうけた息子ふたりとの写真をご紹介します。
2002年7月 長男ホーマーとチャリティオークションに参加
2004年1月 第61回ゴールデングローブ賞の授賞式にジェニファーと出席
2004年2月 第76回アカデミー賞の授賞式
2016年3月 次男ルークとバスケットボールの試合観戦
2023年9月 次男ルーク、長男ホーマーと全米オープンの試合観戦
「男前遍歴」15選
ここからは、2011年から2022年までに撮影されたビル・マーレイの男前遍歴を、年代順に追っていきます。年を重ねるにつれて、シニア俳優ならではの渋さが深みを増しています。
2011年2月(60歳)AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ
2011年10月(61歳)第49回ニューヨーク映画祭
2012年1月(61歳)『レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』の収録
2012年5月(61歳)第65回カンヌ国際映画祭
2013年1月(62歳)第71回ゴールデングローブ賞のパーティ
2013年7月(62歳)『ヴィンセントが教えてくれたこと』の撮影現場
2014年2月(63歳)『ミケランジェロ・プロジェクト』イギリスプレミア
2015年4月(64歳)ローレウス世界スポーツ賞の授賞式
2016年10月(66歳)マーク・トウェイン賞アメリカン・ユーモア賞の授賞式
2017年10月(67歳)T.J. Martell 42nd Annual New York Honors Gala
2018年2月(67歳)第68回ベルリン国際映画祭
2019年5月(68歳)第72回カンヌ国際映画祭
2020年2月(69歳)AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ前の3Mセレブリティ・チャレンジ
2021年11月(71歳)『ゴーストバスターズ/アフターライフ』ニューヨーク・プレミア
2022年3月(71歳)第94回アカデミー賞の授賞式
「現在」の写真10選
ラストは、2023年に撮影されたビル・マーレイの姿をとらえた写真で締めくくります。同年2月に公開された『アントマン&ワスプ:クアントマニア』のプロモーション活動をこなしつつ、趣味のゴルフやギター演奏も満喫しているビル・マーレイ。2024年3月には最新出演映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』が日米同時公開予定となっており、今後の活躍ぶりも注目されています。
2023年2月(72歳)リージェンシー・ヴィレッジ・シアターにて撮影
2023年2月(72歳)ポール・ラッドと共に
2023年2月(72歳)キャスリン・ニュートンと共に
2023年2月(72歳)第29回全米映画俳優組合賞の授賞式
2023年2月(72歳)ジーニー・バーリンと共に
2023年3月(72歳)LOVE ROCKS NYC Benefit Concert for God’s Love We Deliver
2023年3月(72歳)NCAA男子バスケットボールトーナメント
2023年6月(72歳)トラベラーズ選手権の練習ラウンド
2023年9月(73歳)クロスロード・ギター・フェスティバル Day1
2023年9月(73歳)エリック・クラプトンと共にパフォーマンスを披露
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- Precious.jp編集部
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