【目次】
- 「大人に似合うポイント」は?
- 「黒」がトライしやすくおすすめ
- 「グレー」のスタイリッシュさが大人にぴったり
- 「白」は部分的に見せたり素材を重視する
- 「シアー」でほんのり色香を宿して
- 「ニーハイ」でスタイルアップに繋げる
「大人に似合うポイント」は?
ハイソックスは、幼い印象になりがちなのが懸念点。そこで“大人に似合う”を叶えるための3つのポイントをご紹介します。
【1】「モノトーン」まとめで大人らしさを高める
黒、白、グレーの「モノトーン」で構成すれば、シックな印象が高まって大人らしさを引き立てることができます。コーディネートに迷ったら、まずは無彩色でまとめてみて。
【2】「シアー」なハイソックスで幼さを払拭
プレーンやリブソックスだと、どうしても学生っぽさが否めない… そんなときは「シアー」素材のハイソックスにチャレンジしてみて。ほんのり色香が漂い、幼さを払拭できるので試す価値アリ!
【3】「部分的に見せる」着こなしならチャレンジしやすい
例えばロングブーツを合わせたり、シアーボトムと合わせ「部分的に見せる」テクニックを活用すれば、ハイソックスの主張が出過ぎ取り入れやすくなります。
では早速、実際のコーディネート術をご紹介します。
「黒」がトライしやすくおすすめ
ハイソックスの着こなしに挑戦するなら、まずは慣れ親しんでいて扱いやすい「黒」をリコメンド。膝下を引き締めることで、好バランスへと導いて。
まずはオールブラックがコーディネートしやすい
ハイスクール以降、ハイソックスは履いていない! そんな人におすすめしたいのが、オールブラックコーディネート。ニットやレザーといった異素材ミックス、ロゴをアクセントにすることでのっぺり見えるのを防止。ミニプリーツスカートとハイソックスという旬の制服スタイルも、黒一択なら大人でも臆せずトライできます。
程よい肌見せでちょうどいい抜け感を確保
白と黒でつくる、トラッドなモノトーンスタイル。白カットソーを迎えつつ、膝周りの素肌を程よく覗かせることでちょうどいい抜け感を手に入れて。Iラインコートやネックレスのレイヤード、そして黒ハイソックスの引き締めでスタイルアップ効果大。
ポインテッドトゥパンプスを繋ぎすらり脚長へ
ミニワンピースの合わせに定番ともいえるロングブーツを黒ハイソックスにスイッチさせてすっきりスマートに、上品さを上乗せすることに成功。すっと尖ったポインテッドトゥパンプスを黒で繋ぎ、すらりと脚長に導いて。
下半身をすっきりさせ良バランスに導く
フーディーにジャケット、オーバーコートを重ねたモードなモノトーンスタイル。上半身に重心が集まっているので、足元はぴたっとレッグラインに沿う黒ハイソックスで引き締めると良バランスです。程よく覗かせた素肌が、軽やかさに貢献。
黒にネオンカラーを重ねてモードな配色を楽しむ
ともすると重くなりがちなブラックスタイルは、ミニスカート×ハイソックスの合わせ技で、ちょっぴり素肌を見せるとアクティブさがプラスされ、軽快さを両立できます。視線を奪う鮮やかなネオングリーンのコートを重ね、モードな着こなしを満喫。
ワンポイントロゴソックスで大人ストリートをつくる
スタジャンとロゴハイソックスを取り入れ、大人ストリートなスタイルを楽しんでいたモデルのベラ・ハディッド。モノトーンで構成しつつ、シューズはレディな黒パンプスを選び、ハイソックスの学生感を払拭。
「グレー」のスタイリッシュさが大人にぴったり
黒以外のハイソックスを選択するなら、スタイリッシュな「グレー」はいかがでしょう。中間色がニュアンスを醸して、装いに奥行きを授けてくれます。
淡いグレーのリブハイソックスでトラッドな趣を
クラシカルな面持ちのベージュワンピースに、淡いグレーのリブハイソックスと、それらの色をリピートしたパンプスを合わせ柔和な面持ちへ。お利口なハイソックスを取り入れると、トラッドなムードが高まります。仕上げに黒レザーグローブを取り入れ、引き締めながらスパイスをひとさじ。
ハイソックス投入で足元の立体感を高める
ショートジャケットとショートパンツのデニムセットアップで、ヘルシーなムードを演出。そこに黒ブーツを加え、足元を引き締めて。これだけでもコーディネートは出来上がりますが、くしゅくしゅとさせたグレーハイソックスを加えると、足元の立体感が高まり単調になりません。
ワントーンでまとめ一体感を意識
グレーのハイソックスが浮かないようにさせるなら、ワントーンでまとめるのが簡単。深みのあるグリーンのセットアップで、調和を取って。ケーブルニットとリブハイソックスの組み合わせなら、ワントーンでもメリハリがつきます。仕上げにTストラップサンダルを取り入れ、足元をすっきりと。
ハイソックス投入でグッドガールな雰囲気へ
ステンカラーやボリューム袖、大きめボタンが愛らしいコートにハイソックスを合わせ、グッドガールな趣を堪能。淡いベージュとグレーの配色なら、透明感も両得できます。プラットフォームサンダルでモード感を、濃いベージュのレザーバッグで穏やかな引き締め効果をプラス。
グレーを前面に持ってきてスタイリッシュさを強調
マイクロミニ丈のスカートも、ビッグジャケットでヒップ周りを覆いつつ、ハイソックスで肌の露出を抑えめにすればチャレンジしやすいです。シックなモノトーン配色は、グレーを前面に持ってくることでスタイリッシュさを上乗せ。
「白」は部分的に見せたり素材を重視する
どうしても幼い印象に傾きがちな「白」のハイソックス。部分的に見せたり、素材にこだわると大人らしさを叶えることができます。クリーンさや軽快さが高まるのも高ポイント。
バランスよく散らした白が好作用
白ハイソックスは、ちらりと覗かせるだけでも軽やかさを演出できます。キャップ、カットソー、ハイソックスで、上から下にかけてバランスよく白を散らしキレの良さを授けて。デニムジャケットとベージュウールロングコートのレイヤード術で、洒落感をアップ。
シアー素材を重ね奥行きをつける
切り替えシアースカートのインに白ハイソックスを仕込んで、奥行きをメイク。モノトーンに任せれば、幼くなる心配もありません。靴下のリブ素材、レザーにシアー… 異なるテクスチャーをミックスしてリズミカルに。
白と黒を小気味よくリピート
白ハイネックニットに黒レザーワンピースを重ねたスタイルは、足元でも同色をリピートするとまとまりよく仕上がります。モードフェミニンな装いには、くしゅっとさせたハイソックスでほんのり抜け感を。
シアー素材ならモダンにきまる
フレアスカートと白ハイソックスの組み合わせは、学生感が強くなってしまう場合も。そんなときは透け感のあるハイソックスで、モード感を狙って。ブラウンと白の優しげ配色を、黒レザーできりっと引き締め。
クリーミートーンで上品さを意識
ハイソックス愛用者である、モデルのベラ・ハディッド。白ハイソックスはジャケットとスカートの色を拾ったクリーミートーンを選ぶと、上品さを引き立てることができます。他のアイテムは黒で統一し、ミニマルな配色へ。
「シアー」でほんのり色香を宿して
手っ取り早く幼さをなくすなら、ほんのり色香漂う「シアー」ハイソックスがフィット。ファッション感度の高いハイソックスで、いつものボトムやシューズの印象を変えてみましょう。
シアー×もこもこでメリハリたっぷり
艶やかな黒のシアーハイソックスと、もこもことした愛らしいベージュのボアシューズ。テイストの異なる2つを組み合わせ、足元を立体的に整えて。コートとミニスカートは黒で統一し、シックな雰囲気へと誘導。
リズミカルな足元コーデで無難にさせない
大人がミニスカートにチャレンジするとき、ロングコートとハイソックスで露出を抑えめにすると上品さを両立できます。コートの袖をブラウジングし、インナーを袖元からも覗かせ立体感アップ。さらに透け感の高い黒ハイソックスとメリージェーンの合わせ技で、足元にリズムを宿すとモダンな着こなしに着地します。
チャコールグレーとシアー素材でニュアンスつくり
黒を基調とした着こなしは、チャコールグレーとシアーソックスでニュアンスを演出するとのっぺりしません。さらにハーフパンツとシアーハイソックスの組み合わせなら、程よい抜け感が加わってこなれた印象に仕上がります。
引き締めつつ軽やかさも両立
グレーのミニワンピースに、黒のハイソックスとローファーを合わせぴりっと引き締め。シアーなハイソックスなら、軽やかさも両立できて好都合。仕上げに混じり気のない真っ白なバッグを加え、シャープでキレの良い装いへと導いて。
コートの隙間から覗くシアーソックスがセンシュアル
かかとまで覆うマキシ丈のベージュロングコートで、Iライン効果を獲得。歩くたびにコートの隙間からシアーハイソックスが覗いて、マチュアなムードを振りまくことに成功。
オールブラックは表情に変化をつけて
小物まで徹底的に黒で統一したスタイルは、異素材ミックスが着映えの鍵。レザーという重厚感のある素材、シアーという軽やかな素材を掛け合わせ、表情豊かに仕上げて。程よく見せた素足が抜け感も叶えてくれます。
「ニーハイ」でスタイルアップに繋げる
最後に「ニーハイ」ソックスの着こなし実例をお届けします。ミニ丈のワンピースやボトムにチャレンジしたいけれど露出は控えたい、というときにおすすめです。さらに引き締めによるスタイルアップ効果も高ポイント。
ストッキング×ニーハイソックスで洒落感アップ
透け感のあるストッキングと黒ニーハイソックスを合わせた、寒い時期ならではのミニスカートコーディネート。黒を基調としながらも、ナイロンやシアー素材を組み合わせれば間延びしません。上下にバランスよく白を散らし、キレの良さを加えて。
サイハイソックスならモード感たっぷり
太ももまで届くくらいのサイハイソックスを取り入れれば、モード感抜群! ツイードのミニジャケットドレスとリブソックスの合わせ技なら、上品さをキープできます。ネイビー、グレー、黒という落ち着いた配色も聡明さに貢献。
バイカーショーツ×ニーハイソックスでヘルシーに
ツイードジャケットとストラップパンプスを合わせたレディな組み合わせは、バイカーショーツで程よくドレスダウンするとこなれ見え。黒のニーハイソックス投入で肌見せ面積を抑えれば、ヘルシーな印象にまとまります。
ほんのり透けるニーハイソックスで変化をつける
大胆なミニスカートルックは、黒を基調としつつニーハイソックスで露出を控えめにすると好バランス。ほんのり透けるニーハイソックスなら、黒の中に変化が生まれて無難になりません。チャンキーソールのローファー合わせで、美脚効果をアップ。
モードなプレッピースタイルを楽しむ
チェック柄のジャケットに靴下、そしてローファーを合わせたプレッピースタイルも、太ももまで届くニーハイソックス合わせならモード感を両立できます。ベージュとチャコールグレーという穏やかなカラーをメインにして、上品さを確保。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香