ジャーナリスト出身の知性あふれる美貌と、ヨーロッパの王室メンバー随一と言われるファッションセンスのもち主、スペイン「レティシア王妃」。プチプラブランドも愛用する、親近感あるワードローブは常に世界じゅうから注目されています。今回は、そんな51歳が披露したコートの最新コーデをスナップで紐解いていきましょう。
■1:パールボタンがエレガンスをアップ!王室らしいフィット&フレアなシルエット
2023年12月12日、スペインのマドリードでカイシャバンクのFAD青少年財団の会合に出席。リピートして愛用しているキャロリーナ・ヘレラの黒コートはウエストからAラインに広がるシルエット。ロイヤルファミリーが好むコートドレスのようなデザインです。スタンドカラーとダブルブレストのミリタリー調ディテールがクラシカルなシルエットにモダンさをプラス。パールボタンがフロントに優美なアクセントを添えています。インナーは白のミディ丈プリーツスカートを着用。歩くたびにコントラストの効いた裾が見え隠れし、きちんと感をキープしながらも女らしく洒落感高いスタイリングにまとめています。
■2:赤とのメリハリ配色に注目!厳粛なイベントには黒のケープで登場
2023年11月29日、マドリードで行われた第15回議会の開会式に出席。格式高いイベントにはやはり黒を選び、フォーマル感を。しなやかなウールのこのケープもキャロリーナ・ヘレラのもので、主にワンピーススタイルに合わせて何回もリピートしているお気に入りです。インナーには同じくキャロリーナによる赤のミディワンピースを。ケープとリンクする裾に向かって広がるシルエット。バッグとパンプスも同じトーンのバーガンディを選び全身を2色に抑えてスッキリとノーブルに仕上げています。
■3:ワイドパンツにはレザーのトレンチで辛口ハンサムに
2023年11月24日、スペインのログローニョのユソ修道院で行われた第16回言語とジャーナリズム国際セミナー「カンビオ・クリマティコ、レングアヘ・イ・コミュニケーション」の閉幕式に登場。最近ワードローブに仲間入りした柔らかいラムレザーのロングコートにワイドパンツ、チャンキーヒールのローファーをスタイリングし、今っぽさ満点の装いを披露しています。コートは黒、パンツはブラウンベースのチェックを選び、シックな配色でクールな雰囲気に。ジェンダーレスなアイテムが、かえってもち前のフェミニンさを引き立てています。
今回はスペイン、レティシア王妃の最新コートスタイルをお届けしました。フォーマル感の高い同じ黒でも、異なる素材やシルエットにより多彩なテイストを楽しんでいる様子。最近、来年2月に暴露本が出版されるとの報道がなされたばかりの王妃ですが、そのスタイリッシュな存在感はさらに注目を集めそうです。
関連記事
- 華やかシーンの参考に!「メーガン妃」流ドレスアップコーデ3選【ロイヤルセレブの最新スタイル】
- パステルカラーで華やかに!イギリス「カミラ王妃」のフランス公式訪問コーデ3選【ロイヤルセレブの最新スタイル】
- 【最速】奇跡の70歳、仏大統領夫人「ブリジット・マクロン」が魅せた英国王夫妻公式訪問での装い3選【ロイヤルセレブの最新スタイル】
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子