機械式時計とは縁がないように思えたラルフ ローレンが、時計界に本格参入した2009年。発表されたのは実にアメリカらしい、アメリカの古きよき時代の空気を伝えてくれるような時計だった。
ラルフ ローレン
機械式時計に込められたミスター ローレンの美学
左/ムーブメントはジャガー・ルクルト製。スポーティながらもカジュアルには終わらず、エレガンスも併せ持つ。アクティブな女性に贈りたい。
右/ミスター ローレンが所有する「1938年型ブガッティ タイプ57SC アトランティッククーペ」にインスパイアされたオートモーティブコレクション。木製のベゼルは、ステアリングをイメージ。
リシュモングループと合弁会社を設立して、早々にSIHHにも出展。その本気度は、一本一本の時計からもしっかりと伝わってきた。時計を愛してやまないミスター ローレン自ら陣頭指揮をとってつくられた時計たちは、デザインだけでなくムーブメントにもこだわっている。オーセンティックでありながら、ハイクオリティ。トレンドに流されることのない独自の存在感が光る。
※価格は税抜です。
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
- BY :
- MEN'S Precious2017年冬号 本格機械式時計こそ、「ラグジュアリーブランド」という選択より
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- クレジット :
- 撮影/唐澤光也(パイルドライバー) 文/川上康介 構成/岡村佳代