フランスのバッグブランド「MORABITO(モラビト)」は、歌姫マリア・カラスや女優マリリン・モンローなど、往年のセレブリティがそのバッグを愛用したことでも知られる老舗高級ブランドです。今回、そのモラビトから、アーティストの手とブランドのクラフツマンシップが融合した特別なハンドバッグが登場しました。

“天高く昇る龍” アーティストの想いが名品バッグに

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ハンドバッグ「オルセー アヴェニューミニ 昇龍」[ライトグリーン、カーフレザー、W21.5×H15.5×D12.5cm]¥2,200,000

来る新春の1月1日、モラビトと書家・アーティストの岡西佑奈氏のコラボレーションによって、ブランドのシグニチャーバッグ「オルセー アヴェニュー ミニ」が、世界でたったひとつのアートピースとしてお披露目されます。

今回のコラボレーションのために、岡西氏は2024年の干支「龍」の文字をモティーフにした作品を描き下ろし、「オルセー アヴェニュー ミニ」に繊細なハンドペイントを施しました。上品なライトグリーンのレザーに描かれたのは、さまざまな色で表現された無数の「龍」の文字がひとつのエネルギーとして集まり、1匹の龍の姿となりながら天高く昇っていく様子。

「ベースとなるレザーのグリーンは『地』、このバッグを手にする『人』、そして『天』の昇る龍。私はこの作品が『天地人』をつなぐものであると感じながら制作しました」と、岡西氏は語っています。

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1958年に誕生した「オルセー」はボックスタイプのハンドバッグで、モラビトの顧客だったマリリン・モンローが、「旅行用にバニティケースとしても使えるバッグ」として愛用していた名品。現在も「オルセー」は、パリのアトリエで熟練の職人の手によって丁寧に縫い上げられ、ブランドの卓越したクラフツマンシップとエスプリを宿した象徴であり続けています。

アーティストの感性と職人の技によってつくり上げられたコラボレーションバッグは、1点もののアートピースとして、2024年1月1日(月)~1月14日(日)の期間限定で、モラビト 帝国ホテル店にて展示販売されます。同会場では、同じ「昇龍」をモチーフとした絵画も展示されます。※ご購入いただいた方へのバッグのお渡しは展示期間終了後になります。

■ 書家・アーティスト 岡西佑奈氏

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書家・アーティスト 岡西佑奈氏。6歳から書を始め、栃木春光氏に師事。高校在学中に師範の免許を取得し、水墨画は関澤玉誠氏に師事。書家として文字に命を吹き込み、独自のリズム感や心象を表現する作品は国内外で高い評価を得ている。近年では墨象や絵画も手がけ、個展やパフォーマンスを展開するほか、自然と人間、万物の調和が世界平和の一助を担うという信条のもと、地球環境問題に積極的に取り組むなど、多方面で国際的に活動している。ウェブサイト: https://www.okanishi-yuuna.com/

このコラボレーションを担った岡西佑奈氏氏は、世界的な展覧会「グラン・パレ」での2014年「ル・サロン」入選や「マドレーヌ寺院 祈りの美術展」での作品展示、フランスのユネスコ大使公邸に招聘されてライブパフォーマンスを行うなど、パリとも深い関わりをもつアーティストです。

その独自の美を追求する創作活動は、“ただひとつの美しさ”を宿したエレガントな作品を生み出すことに生涯を捧げたモラビトの創業者ジャン・バティスト・モラビトの精神と共鳴しています。

■「オルセー アヴェニューミニ 昇龍」展示販売の詳細

  • 期間:2024年1月1日(月)~1月14日(日)
  • 場所:モラビト 帝国ホテル店 
  • TEL:03-3503-8058
  • 住所:東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル本館地下1階

※掲載商品の価格は税込みです。


以上、モラビトの「オルセー アヴェニューミニ 昇龍」をご紹介しました。新しい年のはじまりにふさわしい干支のモティーフと、書家でアーティストの岡西氏の独自の感性が溶け合った、たったひとつの特別なハンドバッグ。アートを鑑賞しにいく気分でお出かけしてみていはいかがでしょうか。

問い合わせ先

モラビト 帝国ホテル店

TEL:03-3503-8058

この記事の執筆者
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