家で過ごすときには、オンモードのようなフルメイクではなく、もっと軽やかなメイクをしたいもの。しかし、フルメイクに慣れていると、“軽やか”の塩梅が難しいと感じることも…。トータルビューティサロン『uka』代表の渡邉季穂さんは、「軽やかさの鍵はベースメイクにあり」と話します。そこで今回は、潤いのある軽やかな冬のベースメイクのコツを教えていただきました。
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冬の軽やかベースメイクはTゾーンと目の下の三角ゾーンに絞る!
「おうち時間のゆったりモードに合わせてメイクを軽やかにしたいと思っても、“抜き加減”が難しいと感じる方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、普段からあまりメイク感を出さない私が実践しているベースメイクのコツをご紹介したいと思います。最大のポイントは、顔全体にファンデーションを塗らないことです。年齢とともに気になる部分は増えてきますが、顔全体をカバーしてしまうとメイク感が強くなり、軽やかさとは離れていってしまいます。ですので、思い切ってファンデーションは、悩みが最も多いTゾーンと目の下の三角ゾーンに絞ってみてください。このふたつのパーツは人の目に留まりやすい部分でもあるので、こちらだけカバーできていれば“なんとなくキレイ”な印象が叶います。このとき気を付けていただきたいのが、ファンデーション選び。マットタイプだとメイク感が強い上にシミが目立ちやすいので、艶のあるタイプがおすすめです。艶があると肌が潤っているように見えて、若々しく軽やかな印象になりますよ」(渡邉さん)。
渡邉さんがこの冬愛用されている艶肌ベース3つ
「この冬、アルビオンのフェースパウダーに出合って肌印象が格段にUPしたと感じています。時間が経っても肌がくすむことがなく、明るく繊細な輝きをキープできます。フェスパウダーは脇役になりがちですが、薄メイクに頼もしい存在感です。ファンデーションを顔全体に塗らない代わりに大事にしているのが下地。キメを整えて肌に輝きを与えてくれるものが欠かせません。シャネルの下地はソフトピンクで、肌が生き生きとして見えるところがお気に入りです。アルビオンのフェースパウダーに感動して、ファンデーションも同ラインで揃えました。トリートメント成分が配合されているクリームタイプで、きちんとカバー力はありながらもスキンケアクリームを塗っているかのような潤い感に包まれ、上品な艶肌に仕上がります」(渡邉さん)。
メイク直しは乾燥対策もできる色付きバームをオン
「目の下が乾燥しやすいので、色付きのバームでメイク直しをしています。TSUDA COSMETICSのUVカラーバームはスキンケア効果に優れていて、日焼け止め効果が高いのに“塗っている方が肌いい”と感じる使用感です」(渡邉さん)。
自分の顔は鏡越しに近くで見てしまいますが、人の目線に合わせて引きで見ると細かいアラは目立たないもの。渡邉さんに習ってパッと目に留まる部分だけカバーするベースメイクテクニックで、休日メイクを軽やかに楽しんでみませんか。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 越後有希子