家で過ごすときには、オンモードのようなフルメイクではなく、もっと軽やかなメイクをしたいもの。しかし、フルメイクに慣れていると、“軽やか”の塩梅が難しいと感じることも…。トータルビューティサロン『uka』代表の渡邉季穂さんは、「軽やかさの鍵はベースメイクにあり」と話します。そこで今回は、潤いのある軽やかな冬のベースメイクのコツを教えていただきました。

 
渡邉季穂さん
トータルビューティサロン『uka』代表・トップネイリスト
ヘア、ネイル、ヘッドスパ、エステ、アイラッシュといったトータルビューティを提案するサロン『uka』の代表。美容知識が豊富で、著名人からの信頼も絶大。2024年1月5日にオープンの新店舗『uka park side suite』では、リラックスした空間に合わせて自社製品をふんだんに使用した特別なエステメニューもスタート。
https://www.instagram.com/instauka/ 
https://www.instagram.com/kiho/

冬の軽やかベースメイクはTゾーンと目の下の三角ゾーンに絞る!

「おうち時間のゆったりモードに合わせてメイクを軽やかにしたいと思っても、“抜き加減”が難しいと感じる方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、普段からあまりメイク感を出さない私が実践しているベースメイクのコツをご紹介したいと思います。最大のポイントは、顔全体にファンデーションを塗らないことです。年齢とともに気になる部分は増えてきますが、顔全体をカバーしてしまうとメイク感が強くなり、軽やかさとは離れていってしまいます。ですので、思い切ってファンデーションは、悩みが最も多いTゾーンと目の下の三角ゾーンに絞ってみてください。このふたつのパーツは人の目に留まりやすい部分でもあるので、こちらだけカバーできていれば“なんとなくキレイ”な印象が叶います。このとき気を付けていただきたいのが、ファンデーション選び。マットタイプだとメイク感が強い上にシミが目立ちやすいので、艶のあるタイプがおすすめです。艶があると肌が潤っているように見えて、若々しく軽やかな印象になりますよ」(渡邉さん)。

渡邉さんがこの冬愛用されている艶肌ベース3つ

左/アルビオン エクシア グラン インペリアル ヴェール ¥22,000(セット価格) 中/シャネル スキン エンハンサー N°1 ドゥ シャネル 30ml \8,800 右/アルビオン エクシア グラン インペリアル ファンデーション 全6色 SPF25・PA+++ ¥22,000 
左/アルビオン エクシア グラン インペリアル ヴェール ¥22,000(セット価格) 中/シャネル スキン エンハンサー N°1 ドゥ シャネル 30ml ¥8,800 右/アルビオン エクシア グラン インペリアル ファンデーション 30g 全6色 SPF25・PA+++ ¥22,000 

「この冬、アルビオンのフェースパウダーに出合って肌印象が格段にUPしたと感じています。時間が経っても肌がくすむことがなく、明るく繊細な輝きをキープできます。フェスパウダーは脇役になりがちですが、薄メイクに頼もしい存在感です。ファンデーションを顔全体に塗らない代わりに大事にしているのが下地。キメを整えて肌に輝きを与えてくれるものが欠かせません。シャネルの下地はソフトピンクで、肌が生き生きとして見えるところがお気に入りです。アルビオンのフェースパウダーに感動して、ファンデーションも同ラインで揃えました。トリートメント成分が配合されているクリームタイプで、きちんとカバー力はありながらもスキンケアクリームを塗っているかのような潤い感に包まれ、上品な艶肌に仕上がります」(渡邉さん)。

メイク直しは乾燥対策もできる色付きバームをオン

TSUDA COSMETICS UVカラーバーム SPF50+・PA++++ 全2色 ¥6,160
TSUDA COSMETICS UVカラーバーム SPF50+・PA++++ 全2色 ¥6,160

「目の下が乾燥しやすいので、色付きのバームでメイク直しをしています。TSUDA COSMETICSのUVカラーバームはスキンケア効果に優れていて、日焼け止め効果が高いのに“塗っている方が肌いい”と感じる使用感です」(渡邉さん)。


自分の顔は鏡越しに近くで見てしまいますが、人の目線に合わせて引きで見ると細かいアラは目立たないもの。渡邉さんに習ってパッと目に留まる部分だけカバーするベースメイクテクニックで、休日メイクを軽やかに楽しんでみませんか。

※掲載している商品の価格は、すべて税込みです。また商品はすべて本人の私物です。

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
WRITING :
越後有希子