冬コーディネートにぴったりな温感を授けてくれる、ファー切替のコート。切替だからこそ華美になりすぎず、さらなる立体感を獲得できるのも高ポイント。さっそく、エミリー・ラタコウスキーの着こなしをチェックしてみましょう。

■1:裾にあしらわれたファーが穏やかなインパクトをつくってくれる

楽々洒落た印象に仕上げてくれる眼鏡にも注目。
楽々洒落た印象に仕上げてくれる眼鏡にも注目。

2023年12月15日には、裾にファーがあしらわれたチェック柄のコートを着用していました。トラッドなチェック柄、ふわふわとしたファー素材の切替なら、温感たっぷりで冬コーディネートらしさを盛り上げることができます。さらに顔からは遠い位置にファーがあるからこそ、ゴージャスになりすぎずちょうどいいバランスに着地。コートの魅力を存分に味わうべく、パンツとシューズは黒で統一しすっきりと。スニーカーで外し、気負いない雰囲気にまとめました。

■2:異素材ミックスなオールブラックでリッチな着こなしを実現

襟元がファーになっているので、ヘアはすっきりまとめバランスアップ。
襟元がファーになっているので、ヘアはすっきりまとめバランスアップ。

2023年12月20日は、レザーとファーの切替コートを使ったオールブラックコーディネートを披露しました。ワンカラーでものっぺりしないのは、質感のある素材を使って奥行きをつくっているから。タフな印象のレザーコートは、共布ベルトでウエストマークしくびれを強調しつつ、襟元と袖元に施されたファーでエレガンスを演出。優雅なフレアパンツの先からすらりとしたポインテッドトゥブーツを覗かせ、シャープに仕上げました。

■3:毛足の短いファーなら扱いやすく簡単にクラスアップできる

ファー、レザー、コーデュロイなど、立体感のある素材をミックスして表情豊かに。
ファー、レザー、コーデュロイなど、立体感のある素材をミックスして表情豊かに。

2023年12月21日、この日もファー×レザーの切替素材コートを着用していました。しなやかさな黒レザーコートは、襟元が白のファー切替になっており、1枚で立体感抜群。親近感のある毛足の短いファーだからこそ取り入れやすく、簡単にクラスアップできるのが嬉しいです。そこにキャメルのコーデュロイパンツを合わせ、ファーの温感にマッチさせて。仕上げに赤のパイソン柄ブーツを加え、上級者な着こなしを完成させました。


エミリー・ラタコウスキーが実践した「ファー切替コート」の着こなしを最新スナップからお届けしました。ワードローブのコートラインナップの中に、ぜひ立体感抜群のファー切替コートを迎えてみてはいかがでしょうか。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香