2024年 Precious 2月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します
今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、永遠の定番カラーとも言える、白、ネイビー、黒が主役の着こなしが多数ランクイン。肩の力を抜きながらもラグジュアリーに装いたい休日や、オフィスでの知的なムード漂うこなれたスタイルなど、大人の日常を格上げするコーディネートが注目されました。
それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?
【10位】黒のべアドレス×チャコールグレーのタートルニット
10位には、大人世代にもじわじわと人気が広がる「ビスチェデザイン」の着こなしがランクイン。個性的なデザインのベアドレスをタートルネックのハイゲージカシミアニットに重ね、ダークトーンでまとめてストイックなムードに仕上げたコーディネートには、「シルエットが美しい」「デコラティブなデザインだけど締まって見える」などのコメントが。
デコルテを強調するドレッシーなアイテムも、タートルニットやシャツといった定番アイテムを合わせれば、適度にカジュアルダウンされて、更新感のあるレイヤードスタイルに昇格します。
【9位】白のワンピース×白のキャミソール×パステルブルーのパンツ
「優しい白と淡いブルーの色合わせやリュクスな質感が素敵」と評価されたのは、ハリのあるオーガンジーのシャツワンピースをラウンジ風に羽織った、立ち姿の美しい白の装い。艶やかな白を重ねた華やかさが目を引きます。
長さを変えて重ねづけすることで胸元を表情豊かに飾るパールネックレスにも、「このバランスを真似したい」という声が多く寄せられました。
【9位】ベージュのスウェットトップス&スカート
ゴージャスな羽根飾りとスポーティなスウェット素材の組み合わせによる洗練のデザインが、「カジュアルなのに華やかという意外性に惹かれる」「無条件にかわいいと感じた」と女心をつかんだコーディネート。
優雅な寛ぎのシーンはもちろん、ひねりを効かせたおしゃれで臨みたいスタイリッシュなレストランでのランチや、センスのいい美術館へのお出かけにもマッチする、心地よさを宿した大人のモダン・ラグジュアリースタイルが票を集めました。
【7位】白のニットストール×白のトップス×白のパンツ
「とびきりおしゃれなリラックススタイル」と支持されたのは、Precious2月号の表紙を飾ったコーディネート。大判のニットストール、トップス、パンツが、色調の微妙に異なるホワイトでまとめられています。
異素材の白の重ね方はもちろん、大胆にテイストミックスしたネックレスを無造作にあしらうジュエリーレイヤードが「参考になる!」という方も多くいらっしゃいました。
【6位】ネイビー&ベージュのジャケット×白のハイネックニット×グレーのパンツ
ビジネスシーンには欠かせない、自信を授けてくれるジャケット。王道の黒を味方にしつつ、トレンド性のある変化球のデザインを選べば、印象のアップデートも叶います。オーセンティックなテーラードジャケットのシルエットを生かしながら、襟の部分だけ異素材をレイヤードさせた一着なら、“ここぞ”というシーンで活躍!
さらに、レフ板のような働きをもつクリーンな白のハイネックニットの効果で、表情もトーンアップ。「上品なかっこよさが漂うビジネススタイル」「きりりとスタイリッシュで仕事ができそう」などのコメントが寄せられたオンタイムコーデの完成です。
【5位】ネイビーのニット×白シャツ×グレーのパンツ
袖にカッティングを施したカシミアウールのニットは、背面にかけてケープのようにふわりと広がるシルエットが魅力。「遊びのあるデザインでもオフィスに合うスマートさ」に着目した方が多く見受けられました。
チューブ状のカフスがあしらわれた白シャツをネイビーニットのインに合わせれば、「カジュアルなだけでなく上品さと柔らかさが感じられる」という感想が届いたように、知的で好感度の高い着こなしに仕上がります。
【4位】ネイビーのコート×白シャツ×ネイビーのパンツ×白スニーカー
ビジネスカジュアルを軽快に仕上げるスニーカーは、悪天候の日にも心強い存在。そんなスニーカーを、品格漂うシングルブレストのウールコートとクリーンな白シャツ、動きやすさ抜群のパンツと合わせ、スポーティなストラップのバッグをクロスボディにしたコーディネートが4位にランクイン。
「程よくマニッシュで嫌味のないかっこよさ」「アクティブなスタイルだけどきちんと感がある」などのほか、「すべてが好み!」という絶賛の声も届きました。
【3位】ネイビーのジャケット×白ブラウス×デニムパンツ×厚底ローファー
「かっこよさとかわいさのバランスが絶妙!」と好評だったのは、テーラードジャケットとデニムの黄金コンビを、艶めくカーフレザーの厚底ローファーでエッジィに更新したコーディネート。通常のローファー感覚で気負わず取り入れることができ、着こなしをスタイリッシュに魅せてくれる厚底ディテールの即効性は絶大です。高めのソールには、ヒール靴のようなバランスアップ力も見込めます。
靴にフォーカスしたスタイリング提案ながら、「フェミニンなブラウスが効いている」「デニムのシルエットが今っぽい」といった意見も目立ちました。
【2位】白のダウンコート×白のニット×白のパンツ×白のマフラー×黒のワークブーツ
たっぷりとしたフードが華やかなダウンコートの迫力シルエットに加えて、マフラー、ニット、パンツとクリーミーなカシミアアイテムを重ねた白の優雅さが、ラグジュアリーなスポーツテイストを一気に加速します。
「まさにリッチなカジュアルスタイル」「大人の余裕を感じさせるボリューム感」など、憧れの冬スタイルとして高評価だった着こなしは、足首丈パンツからのぞくワークブーツも「引き締め役になっている」と好バランスに導く重要な役割に。
【1位】オフ白のタートルニット×白のロングキュロット×白のバレリーナシューズ
圧倒的な得票差で『Precious』2月号の好きなコーディネート1位に輝いたのは、ラグジュアリーなリラックスホワイトのワントーンコーデ。「上品な清潔感に満ちた理想のオールホワイトスタイル」「凛々しさと美しさが共存している」「大人のかわいさが漂うエレガントカジュアル」など、さまざまな反響を呼びました。
リラックス感のあるオフ白のタートルニットに、たっぷりギャザーをあしらったドレス感覚のシルクタフタの艶白キュロット、さらに白のバレリーナシューズを合わせれば、大人のスイートなカジュアルが完成! 「春の気配も感じさせる装い」と、次の季節につながる着こなしとして注目した方もいらっしゃいました。
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以上、ファッション誌『Precious(プレシャス)』2月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。
このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?
現在発売中の『Precious』3月号の<ファッション大特集>は、【新しい季節の予感は「ワントーン・コーディネート」の別格オーラから】。 新しい季節のスタートを前に、おしゃれの可能性を広げてみませんか? 春夏のトレンドは、全身をニュアンスのある淡い色でまとめる「ワントーン」。3月号では、「セットアップ」を主役にしたモード感のあるアプローチから、華やかなシーンでも着映える「ワンピース」術まで網羅して、洗練された着こなしに迫ります! そのほか、「〈別冊付録〉『ギフト力』を鍛える」、「『何を選ぶか』より『どう持つか』 バッグのおしゃれはその先へ!」、「最新『RITA LUXE』スタイリスト・高橋リタさんの少しモードなベーシック」、「『トレンド服×旬メイク』のバランス学」、「顔トレ&ボディトレ『美容ギア』使い試し調査」など、充実のラインナップです。
ぜひお手に取っていただき、ご活用いただけたら幸いです。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
お近くの書店やオンライン書店などで、『Precious』2024年3月号を是非、お買い求めください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 『Precious2月号』小学館、2024年