【目次】
「プロフィール」
名前:シェール(Cher)
本名:チェリリン・サーキシアン(Cherilyn Sarkisian)
出生地:アメリカ合衆国カリフォルニア州
生年月日:1946年5月20日
母親が俳優として活躍しており、シェールも子ども時代にエキストラとして活動していた。16歳で学校を中退し、18歳のときに歌手のソニー・ボノと結婚。1965年、夫婦デュオ『ソニー&シェール』で歌手デビュー。1966年からはソロとしても活躍しており、1998年『Believe』でグラミー賞の最優秀ダンス・レコーディング賞を受賞。1982年には俳優業もスタートさせ、1983年、映画『シルクウッド』でゴールデングローブ賞助演女優賞を、1984年、映画『マスク』でカンヌ国際映画祭女優賞を、1987年、映画『月の輝く夜に』でアカデミー賞主演女優賞を獲得。
私生活では2度の結婚歴がある。ふたりの元夫との間にひとりずつ子どもを授かる。
「若いころ」「昔」の写真24選
まず、10代から50代の「若いころ」「昔」の写真をお届けします。
1963年(17歳ころ)
1964年(18歳ころ)
1966年(20歳ころ)
1967年(21歳ころ)
1971年(25歳ころ) 音楽番組出演
1972年(26歳ころ)
1977年3月(30歳)
1977年3月(30歳)
1977年10月(31歳) 自宅にて
1978年1月(31歳)
1978年4月(31歳)
1979年7月(33歳)
1981年6月(35歳)
1983年1月(36歳)
1985年1月(38歳) ロンドンにて
1988年4月(41歳) 第60回アカデミー賞授賞式
1988年11月(42歳) フレグランス発売ハロウィンイベント
1989年8月(43歳) 第15回ピープルズ・チョイス・アワード
1992年4月(45歳) フランスでのコンサート
1992年5月(45歳) イギリスでのコンサート
1994年12月(48歳) ハーレーダビッドソン イベント
1997年1月(50歳) 第54回ゴールデングローブ賞授賞式
1998年5月(52歳) ウォーク・オブ・フェイム授与式
「曲」「映画」代表作8選
次に、チェックしておきたい代表「曲」「映画」をご紹介します。
曲
『Gypsys, Tramps & Thieves (悲しきジプシー)』(1971年)
全米1位。
『Take Me Home(誘惑の扉)』(1979年)
全米1位。
『Believe(ビリーヴ)』(1988年)
米国だけでなく各国で1位を獲得したヒットソング。グラミー賞で最優秀ダンス・レコーディング賞を受賞。
映画
『シルクウッド』(1983年)
核燃料工場労働組合の活動家、カレン・シルクウッドの半生が描かれた作品で、シェールは主人公の同居人ドリーを演じ、第41回ゴールデングローブ賞にて助演女優賞を獲得。
あらすじ:カーマギー社のプルトニウム工場で働くカレン(メリル・ストリープ)は、ある日工場が放射能洩れのため閉鎖され、自身の体も汚染されていることに気が付く。さらに会社の不正も発見するが…。
『マスク』(1984年)
実話をもとにした作品で、シェールは母親ラスティを演じ、第38回カンヌ国際映画祭にて女優賞を受賞。
あらすじ:マスクを被ったように見える病気、ライオン病を患った少年ロッキー(エリック・ストルツ)。母ラスティ(シェール)や周囲は彼を特別扱いせず、ロッキー自身も持ち前の明るさで周囲と接していた。ある日ロッキーは、キャンプで盲目の美女ダイアナ(ローラ・ダーン)に出会う。
『月の耀く夜に』(1987年)
シェールが第60回アカデミー賞にて主演女優賞を獲得した作品。
あらすじ:未亡人のロレッタ(シェール)は、友人ジョニー(ダニー・アイエロ)に結婚を申し込まれる。ロレッタはプロポーズを受け入れ、結婚式の参加を依頼するためにジョニーの弟ロニー(ニコラス・ケイジ)に会いに行く。2人はそこで関係を持ってしまい…。
『バーレスク』(2010年)
ミュージカル映画で、シェールは美声を披露している。
あらすじ:歌手になる夢を叶えるために、アイオワからロサンゼルスにやってきたアリ(クリスティーナ・アギレラ)。ある日、テス(シェール)が経営するラウンジ、バーレスクを見つける。そこでウェイトレスで働き始め、ついに舞台に上がるチャンスを掴む。
『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』(2018年)
2008年公開の『マンマ・ミーア!』の続編で、シェールはソフィの祖母ルビーを演じる。ABBAの楽曲を使った映画だったため、シェールはトリビュートアルバム『Dancing Queen』をリリース。
あらすじ:エーゲ海に浮かぶ美しき島、カロカイリ島。ソフィ(アマンダ・サイフリッド)は母ドナ(メリル・ストリープ)との念願だったホテルの改装を終える。時は遡り、若き日のドナ(リリー・ジェームズ)は男性3人に出会い…。
「夫」「恋人」との写真10選
経歴だけでなく、恋愛遍歴も華やかなシェール。ここからは「夫」「恋人」との写真をお届けします。
ソニー・ボノ(1964〜1975年)
1964年、18歳のときに歌手のソニー・ボノと結婚。1965年『ソニー&シェール』という夫婦デュオでデビュー。ヒット曲を連発したり冠番組を持つなどしていましたが、1975年に離婚が成立。ボノは1994年より下院議員として活動し、1998年1月に亡くなりました。
1965年
1965年9月 音楽番組『Hullabaloo』出演
グレッグ・オールマン(1975〜1979年)
1975年、ミュージシャンのグレッグ・オールマンと再婚。1977年『オールマン・アンド・ウーマン』のデュオ名で『Two the Hard Way』をリリースしましたが、1979年に離婚。2017年にオールマンは亡くなり、シェールも葬儀に参列しました。
1977年 アルバム『Two the Hard Way』リリース
1977年1月
ジーン・シモンズ(1980年代)
ロック界のレジェンド『キッス』のベーシスト、ヴォーカリストのジーン・シモンズと交際していたことも。
1979年12月 映画『クレイマー、クレイマー』プレミア
ヴァル・キルマー(1980年代)
映画『トップガン』のアイスマン役で知られる、13歳年下の俳優ヴァル・キルマーと1980年代に交際。
1983年4月 第65回アカデミー賞授賞式
トム・クルーズ(1980年代)
人気俳優トム・クルーズとも交際していたことがあるシェール。出会いはショーン・ペンとマドンナの結婚式だそうで、ホワイトハウスでのイベントで再会したことで交際に発展しました。
1985年10月 ホワイトハウスにて
リッチー・サンボラ(1989年)
1989年、ミュージシャンのリッチー・サンボラと交際。
1989年9月 エムティービー・ビデオ・ミュージック・アワード
アレクサンダー・エドワーズ(2022年〜)
2022年、40歳年下の歌手、音楽プロデューサーのアレクサンダー・エドワーズと交際をスタート。2023年5月に破局しましたが、同年11月に復縁したことが明らかになりました。
2023年3月 ヴェルサーチェ 2023年秋冬コレクション
2024年2月 バルマン 2024-25秋冬コレクション
「子ども」との写真7選
シェールには、ふたりの子どもがいます。ここからは「子ども」との写真をピックアップ。
チャスティティー・ボノ(1969年誕生)
最初の夫、ソニー・ボノとの間に誕生したチャスティティー・ボノ。女性として生まれますが、アイデンティティを大切にするため2010年に性転換手術を受け、チャズ・ボノに改名しました。現在タレント、作家として活躍。またシェールもLGBTQコミュニティをサポートしていることで知られています。
1972年10月
1983年2月
2012年4月 GLAADメディア賞授賞式
2022年10月 サターン賞50周年パーティー
イライジャ・ブルー・オールマン(1976年誕生)
2番目の夫、グレッグ・オールマンとの間に誕生。2022年、シェールはグレッグの妻にグレッグを誘拐したとして提訴される事件が発生しました。グレッグは薬物やアルコールの問題を抱えており、2023年、シェールは安全を確保するために後見人になることを法的に申請しました。グレッグ自身は後見人は必要ないと主張し、シェールの要求は却下されています。
1980年
1980年
2002年12月 ビルボード・ミュージック・アワード
「現在」の写真2選
最後に「現在」の写真をお届けします。2024年3月時点で、77歳であるシェール。これからもパワフルな姿を見せてくれるのが楽しみです。
2024年2月 グラミー賞プレパーティー
2024年3月 ヴェトモン 2024-25秋冬コレクション
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香