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プロフィール

 

名前:ジャン・レノ(Jean Reno)
出生地:モロッコ カサブランカ
生年月日:1948年7月30日

モロッコで生まれ、10代でフランスに移住したジャン・レノ。1980年に俳優として活動を始め、テレビや舞台などに出演。リュック・ベッソン監督作品の常連俳優として知られており、1983年に映画『最後の戦い』に出演して以降『サブウェイ』(1984年)『グラン・ブルー』(1988年)『ニキータ』(1990年)など、多くの作品に出演しています。なかでも、1994年に出演した映画『レオン』は国際的な大ヒットとなり、日本でも人気を獲得。コマーシャルに出演するなど、日本に縁が深い人物でもあります。ほかにも『ミッション:インポッシブル』(1996年)『RONIN』(1998年)『ホテル・ルワンダ』(2004年)など、多くの話題作に出演。70代後半を迎えた今も第一線で活躍する、ハリウッド俳優です。

私生活では、ジュネヴィエーヴ・レノと1977年に結婚。子どもをふたりもうけたものの、1995年に離婚しています。その後、1996年にナタリー・ティシュキーエヴィチと結婚し、子どもをひとりもうけたのち、2001年に離婚。2006年にゾフイア・ボルツカと3度目の結婚を果たし、ふたりの子どもをもうけています。

「若いころ」「昔」の写真18選

まず、ジャン・レノの「若いころ」「昔」の写真をピックアップ。

1988年(40歳)映画『グラン・ブルー』撮影中

 

1989年(41歳)映画『アンドロマック』より

 

1996年(48歳)

 

1998年(50歳)映画『ロスト・イン・スペース』ロサンゼルスプレミア

 

1998年(50歳)映画『GODZILLA』ニューヨークプレミア

 

2000年(52歳)MTV ヨーロッパ・ミュージック・アウォード

 

2002年9月(54歳)映画『シェフと素顔と、おいしい時間』ポートレイトセッション

 

2002年9月(54歳)映画『シェフと素顔と、おいしい時間』ポートレイトセッション

 

2003年12月(55歳)レジオンドヌール勲章 受勲式

 

2004年2月(55歳)映画『クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち』プロモーション

 

2004年5月(55歳)映画『ピンクパンサー』プレスカンファレンス

 

2004年5月(55歳)映画『クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち』東京プロモーション

 

2005年9月(56歳)映画『エンパイア・オブ・ザ・ウルフ』イタリア フォトコール

 

2005年9月(56歳)映画『エンパイア・オブ・ザ・ウルフ』パリプレミア

 

2006年(57歳)ミス・フランス ページェント

 

2006年(57歳)第59回 カンヌ国際映画祭

 

2007年4月(57歳)IWC ダ・ヴィンチ コレクション 発売記念イベント

 

2008年5月(59歳)第61回 カンヌ国際映画祭 クロージングイベント

 

「映画」「テレビシリーズ」代表作5選


ここからは、チェックしておきたいジャン・レノの代表出演「映画」「テレビシリーズ」をご紹介します。

『グラン・ブルー』(1998年)

左は、ジャン=マルク・バール。
左は、ジャン=マルク・バール。

リュック・ベッソン監督。実在の天才ダイバー、ジャック・マイヨールをモデルにして描かれた物語。

あらすじ: 無呼吸潜水の世界チャンピオンであるエンゾ(ジャン・レノ)は、幼いころに唯一のライバルとして認めていたジャック(ジャン=マルク・バール)を探し出し、勝負を挑む。それをきっかけにさまざまなフリーダイビングの競技会に出場し始めたジャックは、ついにエンゾの記録を打ち破る。エンゾはジャックの記録に挑むため、周囲の反対を押し切り危険な潜水をするが…。

『レオン』(1994年)

右は、ナタリー・ポートマン。
右は、ナタリー・ポートマン。

リュック・ベッソン監督。出演は、ナタリー・ポートマン。ジャン・レノは孤独な殺し屋レオン役を演じ、高い評価を受けた。

あらすじ: 超一流の殺し屋としてマフィアから仕事を受けているレオン(ジャン・レノ)は、家族を殺された少女のマチルダ(ナタリー・ポートマン)を匿うことになる。復讐のため、殺しの技術を教えてほしいと頼まれたレオンはマチルダに暗殺技術を教えることに。一方マチルダは家事を引き受け、レオンに読み書きを教える。奇妙な関係のふたりの間には、やがて絆が生まれるが…。

『ミッション:インポッシブル』(1996年)

 

ブライアン・デ・パルマ監督。1960年代のテレビドラマ『スパイ大作戦』シリーズの続編にあたる物語で『ミッション:インポッシブル』シリーズの第1作目。主演は、トム・クルーズ。ジャン・レノは元IMFのスパイ、フランツ・クリーガー役を演じた。

あらすじ: CIAの極秘諜報部隊であるIMFのチームは、ある任務を実行中に襲撃され、ベテラン工作員のフェルプス(ジョン・ヴォイド)を含めたほとんどのメンバーが殺されてしまう。唯一生き残ったイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、襲撃の首謀者として疑われ追われる身に。イーサンは潔白を証明するため、フェルプスの妻クレア(エマニュエル・ベアール)やハッカーのルーサー(ヴィング・レイムス)、元スパイのクリーガー(ジャン・レノ)を仲間に迎え、真犯人の情報を追う。 真犯人の情報を追う。

『ピンクパンサー』(2006年)

2004年5月 ニューヨーク撮影中。右は、スティーヴ・マックイーン。
2004年5月 ニューヨーク撮影中。右は、スティーヴ・マーティン。

1964年に公開されたピーター・セラーズ主演の同名シリーズを、スティーヴ・マーティン主演でリメイクした作品。ジャン・レノはおとり捜査官のポントン役で、続編にも出演している。

あらすじ:フランス対中国のサッカー国際試合の会場で、フランス代表のコーチが殺害されたうえ、身につけていたダイヤの指輪「ピンクパンサー」も盗まれてしまう。ドレフュス警視(ケヴィン・クライン)は手柄を独り占めするためにあえて、無能な人物を捜査に参加させることに。そこで選ばれたのが、兼ねてから悪評が高い田舎者のジャック・クルーゾー警部(ステーヴ・マーティン)だった。

『刑事ジョー パリ犯罪捜査班』(2013年)

ジャン・レノのドラマ初主演作品。出演は、ジル・ヘネシー、トム・オースティンなど。

あらすじ: 少年時代札付きの悪だったという過去を持つジョー(ジャン・レノ)は、パリ警視庁犯罪捜査班のベテラン刑事として活躍している。一方で素行は悪く、娘のアデル(ハイダ・リード)との関係もうまくいっていない。ジョーは叩き上げの刑事として、若き相棒マーク(トム・オースティン)と共にパリで起こるさまざまな難事件を解決していく。

「妻」の写真5選


3度の結婚と2度の離婚歴があるジャン・レノ。1977年にジュネヴィエーヴ・レノと結婚し、子どもをふたりもうけたものの、1995年に離婚。2度目の結婚は1996年にナタリー・ティシュキーエヴィチと。ナタリーとの間にも子どもをひとりもうけましたが、2001年に離婚しています。その後、2006年にゾフイア・ボルツカと3度目の結婚。ゾフィアとの間にも子どもをふたりもうけています。ここからは、「妻」の写真をピックアップ。

1996年に結婚した2番目の妻 ナタリー・ティシュキーエヴィチと

1995年11月 映画『レオン』プレミア。
1995年11月 映画『レオン』プレミア。

1998年 映画『RONIN』ロサンゼルスプレミア

 

2006年に結婚したゾフイア・ボルツカと

2006年1月 Dior 春/夏ショー。
2006年1月 Dior 春/夏ショー。

2008年4月 The Crossing Gala

 

2022年6月 第61回 モンテカルロ・テレビ祭

 

「男前遍歴」21選


次に、60代からの「男前遍歴」をお届けします。ダンディでキュートでセクシー。三拍子揃った魅力に引き込まれてしまいます。

2008年9月(60歳)映画『ボーダー』ニューヨークプレミア

 

2009年2月(60歳)映画『ピンクパンサー2』マドリード フォトコール

 

2009年11月(61歳)MTV ヨーロッパ・ミュージック・アウォード

 

2010年5月(61歳)イタリア撮影中

 

2010年12月(62歳)ドバイ国際映画祭 ポートレイトセッション

 

2012年7月(64歳)ジッフォーニ映画祭

 

2012年11月(64歳)テレビ番組『El Hormiguero』出演時

 

2013年9月(65歳)映画『The family』ワールドプレミア

 

2014年3月(65歳)フランス テレビ番組『Vivement Dimanche』出演時

 

2014年4月(65歳)北京国際映画祭

 

2015年6月(66歳)フランス テレビ番組『Une Nuit Avec La Police Et La Gendarmerie』出演時

 

2016年5月(67歳)第69回 カンヌ国際映画祭

 

2016年6月(67歳)映画『Las Pequenas Cosas』バルセロナ フォトコール

 

2017年6月(68歳)第20回 上海国際映画祭

 

2017年10月(69歳)映画『霧の中の少女』ローマ フォトコール

 

2019年7月(71歳)映画『ライオン・キング』パリ ガラ スクリーニング

 

2022年6月(73歳)第61回 モンテカルロ・テレビ祭

 

2022年11月(74歳) FIAF Trophée des Arts Gala

 

2022年12月(74歳)『Vamos Together』アートイベント

 

2022年12月(74歳) 東京 Global Gift Gala

 

2023年6月(74歳)第37回 カブール映画祭

 

「現在」の写真2選


映画『レオン』での大ブレイク以来、数多くの作品に出演してきたジャン・レノ。2024年1月には最新出演作『Lift』がNetflixで配信されました。作品はケヴィン・ハート主演のアクションコメディで、ジャン・レノはテロの首謀者ラース・ヨーゲンセン役として出演。ほかにも、ニコール・キッドマン主演の『Babygirl』や、アドリアナ・バラッザと共演した『The Penguin & The Fisherman』など、多くの作品が公開予定となっています。75歳を迎えた今もなお、変わらぬ魅力でファンを楽しませてくれるジャン・レノ。今後の活躍も楽しみに待ちたいところです。

2024年1月(75歳)Netflixオリジナル映画『Lift』ワールドプレミア

 

2024年1月(75歳)Netflixオリジナル映画『Lift』ニューヨークプレミア イベント

 

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