温泉と大地のエネルギーを味わう「界 雲仙」の湯治体験プログラム
星野リゾートが展開する温泉旅館ブランド「界」は、全国に22施設。どの施設も、各地の温泉とともに地域ならではの歴史や文化を味わうことをコンセプトにしています。
「界」の 22施設目となる「界 雲仙」は、2022年11月25日、長崎県・雲仙温泉にオープン。温泉に入るだけでなく、より温泉を楽しむことのできる、1 泊2日の湯治体験プログラムを提案しています。
雲仙地獄に面した立地を活かし、雲仙温泉の歴史や入浴法について学んだ後の入浴体験や、雲仙地獄からみなぎるエネルギーを全身で感じるパワーウォークなど、大地からみなぎるエネルギーを全身で感じることができる体験が充実しています。
「界 雲仙」おすすめの過ごし方
スタッフが「界の湯守り」として案内人を務め、施設の特徴にあわせた温泉の楽しみ方や歴史を紹介する「温泉いろは」で、雲仙温泉の歴史や泉質、入り方などの解説を受けた後、大浴場にて湯浴みを。
「界 雲仙」の鉄と硫黄分を含む酸性温泉は、長湯をすると体が疲れてしまうため、時間を空けて一日に1~2度の入浴に留めることがおすすめ。入浴後には、真湯で温泉成分を洗い流す「上がり湯」を行うことで、肌の潤いが保たれます。
地獄の湯けむりを眺めるロケーションを愉しむことができる、野趣あふれる露天風呂での入浴がおすすめです。湯浴みの後は、異国情緒ある長崎文化をふんだんに感じられる特別会席を楽しんで。
翌朝は、7時半から開催される「雲仙地獄パワーウォーク」で、清々しく一日を始めましょう!
専用の作務衣と足袋に着替え、深い呼吸を意識しながら、普段より早足でのウォーキングや体がほぐれる運動を行い、朝の澄んだ空気のなか雲仙地獄を1周。足袋を履いているため、直接足から地獄の地熱を感じることができます。
ウォーキングの最後には、「旧八万地獄(きゅうはちまんじごく)」にある広場で寝転がり、体を整えるストレッチを。「旧八万地獄」は現在、噴出活動を休止していますが、その地熱は残っており、地面を触ると熱いことがわかります。雲仙地獄の大地のエネルギーやパワーを全身で感じることができる体験です。
運動の汗を入浴で流した後には、ご当地朝食「具雑煮」でパワーチャージ。長崎で親しまれている魚・あごを用いた出汁に、かまぼこや野菜、丸餅が入った鍋料理です。
具雑煮は、島原の乱の際に天草四郎が兵士たちに振舞ったといわれており、「雲仙地獄パワーウォーク」後の朝食にぴったりの栄養たっぷりな一品です。
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- Precious.jp編集部