確かな審美眼によって選りすぐった最高品質のダイヤモンド、その輝きを最大限に引き立てながらも、固定概念にとらわれない自由で大胆なジュエリーメイキングで、世界のセレブリティやファッショニスタを魅了している「メシカ」。2020年に日本上陸を果たし、ジュエリーやファッションに精通した大人の女性たちから熱い視線が注がれています。
創業100年以上を超える歴史を誇る名門メゾンの数々が、揺るぎないステイタスの上で美の進化を続けているジュエリー界で、今、存在感を増している「メシカ」を率いるのは、創業者でありアーティスティックディレクターも務めるヴァレリー・メシカさん。来日した彼女が語った、メゾンの美学やクリエイションについての想いとは?
ジュエリー界で新たな境地を拓いた、モダン&エッジィなクリエイション
ダイヤモンドに特化した、大胆でクール、そしてエッジの効いたジュエリーメイキングで、今、存在感を増している「メシカ」。3月には、最新ハイジュエリーコレクション“ミッドナイト・サン”を披露する華やかなイベントを東京エディション虎ノ門にて開催し、ジュエリー&ファッション界を賑わせました。
「メシカ」のジュエリーに共通するのは、ダイヤモンドそのものの圧倒的な輝き。そして、「ダイヤモンドジュエリー」の可能性を縛り続けてきた見えない鎖を鮮やかに取り払った、大胆で自由なクリエイションです。
「創業してからまだ20年足らずと、ジュエラーとしての歴史はまだまだ浅いけれど、ダイヤモンドのプレシャスさを失わず、もっとクールに── 語弊を恐れずに言うなら、洗練させすぎないダイヤモンドジュエリーというものをつくりあげたこと。それをメゾンのスタイルとして確立することは成功したと思っています」
ヴァレリーさんは、「洗練させすぎない」という表現を使ったものの、それは「現代女性のためのスタイリッシュなデザイン」と同義。
「ドレスアップしたときの特別なジュエリーではなく、ダイヤモンドをもっとアクティブに自由に楽しみたいと私自身思いますし、きっと多くの日本の女性たちも共感してくださるのではないでしょうか」
ダイヤモンドは男性から贈られるものではなく、自分で選び手に入れるもの
国際的に有名なダイヤモンド商、アンドレ・メシカを父にもつヴァレリーさんは、まだ物心つく前から日常的にダイヤモンドに触れて遊んでいたという、まさに「ダイヤモンド・プリンセス」!
「ダイヤモンドがおはじき代わりでした(笑)。そんなふうに、幼い頃からダイヤモンドに自由にアクセスできる環境で育ったことは私の財産というか、そういう体験や記憶は私のクリエイションの礎になっていることは確かです」
「私は実際にダイヤモンドを手に取ってクリエイションをスタートさせるのですが ──そう、まるでキッチンで素材を見てからメニューを決めて料理するような感覚というか(笑)。どういうデザイン、セッティングにすればこのダイヤモンドがいちばん輝くか? まるでダイヤモンドと会話するように対峙しています」
ダイヤモンドの輝きそのものがデザインの主役を演じる「メシカ」のジュエリー。それらにはヴァレリーさんの「ダイヤモンドは男性から贈られるものではなく、女性が自分で選び手に入れるもの」というメッセージが込められています。
「日本でもきっと自分の意思でダイヤモンドジュエリーを手に入れている女性は多いかと思いますが、ダイヤモンドというプレシャスな宝石を通じて、女性がより自由に美しくパワフルに輝くことを願っています」
自身もパリのセレブリティとして注目を集める存在であるヴァレリーさん。出自から備わった品格、エレガンスを漂わせながらも、強い志をもって生きるその姿は、「メシカ」のジュエリーとシンクロし、より自由なダイヤモンドの楽しみ方のヒントを与えてくれます。
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- Precious.jp編集部