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プロフィール

 

名前:ブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)
出生地:フランス パリ
生年月日:1934年9月28日

フランス映画界の歴史に燦然と輝く伝説のスター、ブリジット・バルドー。1956年に出演した映画『素直な悪女』が大ヒットし、一躍世界的なスターに。官能的かつ優雅な佇まいが人気となり、セックスシンボルとして一世を風靡しました。『殿方ご免遊ばせ』(1957年)『私生活』(1962年)『軽蔑』(1963年)など、数多くの作品に主演したほか、 歌手としてもヒットを飛ばすなど華々しく活躍。ファッション面でも大きな影響を与えてきました。一方で、熱心な動物愛護活動家としても知られており、1973年には活動に専念するために芸能界引退を発表。以降は女優として表舞台に立つことはなく、さまざまな保護活動を精力的に行っています。

私生活では、4度結婚するなど、恋多き女優として有名。1952年に18歳でロジェ・バディムと結婚するも、自身の浮気により離婚。1959年にはジャック・シャリエと結婚し子どもをひとりもうけるも、3年後には離婚しています。その後も数々の男性と浮名を流し、セルジュ・ゲンスブールとの不倫関係は世界中の注目を集めました。
現在の夫は、1992年に結婚したベルナール・ドマールです。

「若いころ」「昔」の写真30選

まず、ブリジット・バルドーの「若いころ」「昔」の写真をピックアップ。

1950年(16歳)

 

1950年(16歳)

 

1952年(18歳)映画『素晴らしき遺産』より

左は、ピア・ロジャー。

1952年(18歳)映画『ビキニの裸女』より

左は、ジャン=フランソワ・カルヴェ。

1954年(20歳)映画『Le fils de Caroline chérie』より

 

1955年(21歳)

 

1955年(21歳)映画『素直な悪女』より

 

1955年(21歳)映画『わたしのお医者さま』より

 

1955年(21歳)映画『私は夜を憎む』より

 

1956年(22歳)映画『花嫁はあまりに美しい』より

 

1956年(22歳)映画『花嫁はあまりに美しい』より

 

1956年(22歳)映画『我が息子暴君ネロ』撮影中

 

1956年(22歳)ロンドンにて

 

1956年(22歳)ロイヤル・フィルム・パフォーマンス

 

1958年(24歳)

 

1958年(24歳)

 

1958年(24歳)映画『月夜の宝石』より

 

1959年(25歳)映画『バベット戦争に行く』より

 

1959年(25歳)映画『私の体に悪魔がいる』より

 

1960年(26歳)パリにて

 

1960年(26歳)

 

1961年(27歳)映画『何がなんでも首ったけ』より

 

1963年(29歳)ロンドンにて

 

1965年(31歳)映画『ビバ!マリア』より

 

1965年(31歳)映画『ビバ!マリア』より

左は、ジャンヌ・モロー。
左は、ジャンヌ・モロー。

1965年(31歳)フランスにて

 

1966年(32歳)

 

1968年(34歳)映画『シャラコ』プレミア

 

1970年(36歳)ニューヨークにて

 

1971年(37歳)映画『ラムの大通り』より

 

「映画」代表作5選


ここからは、チェックしておきたいブリジット・バルドーの代表的出演「映画」をご紹介します。

『素直な悪女』(1956年)

1956年 撮影中。左は、監督で当時の夫ロジェ・バディム。
1956年 撮影中。左は、監督で当時の夫ロジェ・バディム。

当時ブリジット・バルドーと結婚していたロジェ・バディム監督の作品。

あらすじ:孤児のジュリエット(ブリジット・バルドー)は、その美貌と魅力で街の男たちの注目を集めている。ジュリエット自身はアントワーヌ(クリスチャン・マルカン)に恋をしているが、その弟のミシェル(ジャン=ルイ・トランティニャン)と結婚することに。しかし、アントワーヌを諦めきれないジュリエットは、とうとう関係をもってしまう。しかし、ふたりの関係がミシェルにばれてしまい…。

『殿方ご免遊ばせ』(1957年)

 

ミシェル・ボワロン監督のロマンティック・コメディ。共演は、シャルル・ボワイエなど。

あらすじ:フランス大統領の娘ブリジット(ブリジット・バルドー)は、秘書官のミシェル(アンリ・ヴィダル)に猛烈なアプローチをしてついに結婚。しかし、プレイボーイのミシェルは結婚後も派手な女性関係をやめようとはしない。ブリジットは仕返しに、自身も浮気をすると宣言。しかも、その相手はフランスを訪問中の女王の夫、シャルル大公(シャルル・ボワイエ)だというのだ。

『真実』(1960年)

 

アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督。共演は、マリー=ジョゼ・ナットなど。

あらすじ:パリで音楽を学ぶ妹アニー(マリー=ジョゼ・ナット)のもとで居候をしていたドミニク(ブリジット・バルドー)は、アニーの学友ジベール(サミー・フレイ)と恋に落ちる。交際を始めたふたりだったが、ジベールの嫉妬によって破局。そのうえ、アニーとジベールが婚約してしまう。ドミニクはジベールのアパートを訪ねるが、そこで悲劇が起こってしまう。

『私生活』(1962年)

 

ルイ・マル監督。共演は、マルチェロ・マストロヤンニなど。

あらすじ:パリに出て女優となったジル(ブリジット・バルドー)は、瞬く間にスターとなる。人気が出た一方で、マスコミに追われ私生活もままならなくなってしまう。精神的に追い詰められたジルは故郷に戻り、初恋の相手に再会。束の間の安息を得たものの、そこにもマスコミが押し寄せてきて…。

『軽蔑』(1963年)

 

ジャン=リュック・ゴダール監督。アルベルト・モラビアの小説を原作としたラブストーリー。

あらすじ:脚本家のポール(ミシェル・ピッコリ)は、ある巨匠が手掛ける大作映画の脚本を手直しすることになる。妻で女優のカミーユ(ブリジット・バルドー)と共にプロデューサーのプロコシュ(ジャック・パランス)の自宅を訪れるが、それをきっかけにカミーユの態度が豹変。愛し合っていたはずのふたりの仲は険悪になってしまう。

「元夫」の写真5選


4度の結婚を経験し、さまざまな恋の噂で注目を集めていたブリジット・バルドー。ここからは、「元夫」の写真をピックアップ。

1952年に結婚したロジェ・ヴァディムと

1961年 映画『何がなんでも首ったけ』撮影中。
1961年 映画『何がなんでも首ったけ』撮影中。

1959年に結婚したジャック・シャリエと

1959年 映画『バベット戦争へ行く』撮影中。
1959年 映画『バベット戦争へ行く』撮影中。

1960年3月 パリ=オルリー空港にて

 

1966年に結婚したギュンター・サックスと

 

1967年 ロンドン空港にて

 

「美貌遍歴」8選


次に、引退後の「美貌遍歴」をお届けします。女優を退いてもなお、そのカリスマオーラは健在です。

1975年(41歳)フランスのテレビ番組出演時

 

1983年(49歳)La Spa にて

 

1991年4月(56歳)フランスにて

 

1993年10月(59歳)世界動物の日

 

1996年10月(62歳)テレビ番組『Bouillon De Culture』出演時

 

1997年12月(63歳)パリ 毛皮反対デモ参加時

 

2001年7月(66歳)ホテル マティニョンにて

 

2001年10月(67歳)保護犬施設訪問時

 

2001年10月(67歳)保護犬施設訪問時

 

「近年」の写真


引退して50年以上の時を経てもなお、多くのファンに愛されているブリジット・バルドー。2024年には90歳を迎えるということもあり、表舞台に登場することはほとんどありませんが、動物愛護活動家として精力的に活動しているとのこと。活動期間20年余りで、多くの名作を残したブリジット・バルドーの功績は、今後も語り継がれていくに違いありません。

2006年9月(72歳)ブリジット・バルドー財団 アニバーサリー・パーティー

 

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