注目ルックを厳選!シャネル「2024/25年のクルーズ コレクション ショー」を発表
シャネルの「2024/25年のクルーズ コレクション ショー」が、南仏のマルセイユを舞台に発表されました。今回のコレクションについて、アーティスティック ディレクターのヴィルジニー・ヴィアールは、次のように説明。
「太陽、建築、音楽、ダンス――マルセイユは、大いなる自由に包まれていると感じます。現地の人々の日常にあるライフスタイル、そして動きを誘うあらゆるものからインスピレーションを受けました。また、海や風を感じながら、ウェットスーツを取り入れてみたいと思ったのです」
その言葉通り、ダイビングフードやスイムスーツなど、海やウォータースポーツを感じる要素を取り入れたルックも多数。さらに、カンカン帽やオールホワイトのドレスなど、バカンス地ならではのリラクシーな風を感じるスタイルも印象的でした。
それでは早速、発表されたルックを厳選して振り返ります!
■ダイビングフードや小さな魚、貝殻の刺繍など…海を感じるエッセンスが満載
アニスグリーンで表現したツイードジャケットの襟元に、ダイビングフードを合わせたルックからスタートした今回のコレクション。シャネルらしいツイードスタイルに、プレススタッズ付きのダイビングフードを配したプレイフルなルックが目を引きます。
さらに、小さな魚やフィッシュネット、貝がらや甲殻類などの刺繍をあしらったドレスやスーツジャケットなども! 海にまつわるエッセンスを随所に取り入れた自由な感性が満載です。
■マルセイユの建築を彷彿とさせる幾何学的デザインのルック
マルセイユの建築物のファサードの色や格子柄、幾何学的なデザインを、ツイードやジャージー素材のロングドレス、チュニックなどに取り入れたルックも印象的。左のチュニックのポケット部分のデザインは、コレクションの会場となったCité radieuse(輝く都市)、別名「ユニテ・ダビタシオン」のファサードのよう!
■躍動感漂うアクティブスタイルに自由な風を感じて
バミューダショーツや、ツイードのサイクリングショーツ、そしてオーバーサイズのベースボールジャケットなど、スポーティーなルックも多く見られた今回のコレクション。躍動感のあるスタイルにも注目です。
■どこか懐かしさを感じるカンカン帽のリゾートスタイルも!
今回のコレクションでは、カンカン帽を合わせた、どこか懐かしいバカンスルックも登場。コレクションの夏らしいムードを加速させていました。
■リゾート地のリラクシーな風が吹き抜けるオールホワイトドレス
コレクションの終盤は、オールホワイトのドレススタイルが多数登場。フラワーモチーフの刺繍やレースを配したホワイトドレスにビーチサンダルを合わせて、リラクシーなバカンススタイルを演出。マルセイユの風が軽やかに吹き抜けていました。
以上、シャネルの「2024/25年のクルーズ コレクション ショー」から、最新ルックについて一部ご紹介しました。シャネルのオフィシャルサイトからは、披露されたすべてのルックがチェックできるので、ぜひチェックしてみてください!
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- (C)CHANEL
- WRITING :
- 池尾園子