洗練、涼やか!「クワイエット・ラグジュアリー」なアイメイク
「クワイエット・ラグジュアリー」とは、もともと、色や装飾を抑え、品質でラグジュアリーを表現するファッションスタイル。その世界観の表現は、あくまで品よくナチュラルでありながら、自分なりの洗練や個性を表現する大人のアイメイクの美学にも通じます。
静かな色に表情豊かな煌めきを秘めた「ミュートカラー(くすみ系カラー)」を主役にした、「クワイエット・ラグジュアリー」なアイメイクを徹底研究します。
【応用編】何をどこに効かせるか、が大切! 個性を自在に演出するツヤと輝きの正しい配置とは
「クワイエット・ラグジュアリー」なアイメイクの醍醐味は、ツヤと輝きの演出効果。目を伏せたり、まばたきしたり…ふとした瞬間にさりげなくもいきいきとラグジュアリー感を醸します。
しかも、年齢を重ねてやせたまぶたの影やくすみ、濁りを払い、洗練されたニュアンスを表現してくれるのがうれしいポイント。ただし、ひとくくりにツヤと輝きといっても表情はさまざま。
ここでは、繊細に輝くパール、濡れたように艶めくグロッシー、クールに煌めくメタリック、なめらかな光沢のシルキー、4つの質感に注目。それぞれの特徴と目元の適材適所を解説します。
【目頭×パール】みずみずしい光沢感が白目の濁りを払ってくれる
真珠のジュエリーが肌を明るく彩るように、まぶたにみずみずしい光沢を授けるパール。粒子が細かいものを選べばぼかしやすく、光の「面」を演出できる。目頭にのせるとふわっと明るくトーンアップ。まぶたのくすみや白目の濁りをおしゃれに解消!
◇使ったのはコレ
わずかにスパークルを感じるホワイトは、透明感があるので白浮きする心配なし。知的で意志のある印象に仕上がる。
【下まぶた×グロッシー】濡れたようなツヤでいきいきとした色香を
柔らかな発色と上品なツヤが溶け合うグロッシータイプ。湿度のある質感は、目の下のシワやクマのカバーに最適。ただし白っぽいと悪目立ちするので、肌になじむベージュピンク系を選択。血色と自然な立体感を演出して健康的な色香が漂う目元に。
◇使ったのはコレ
植物スクワラン配合のしっとりとした質感。肌に吸い付くようになじむ。ウォームカラーとゴールドの微細なラメが、影になりやすい目の下をふっくらと見せる。
【上まぶた中央×メタリック】またたくような輝きでまぶたの立体感を強調
光を受けて華やかに煌めくメタリックタイプ。上品さを意識したい大人の場合、ぎらつきを抑えた繊細な質感に注目。上まぶたの中央にのせると丸みが強調されて目力アップ! まばたきと共に見え隠れする煌めきもひときわ、チャーミングな印象。
◇使ったのはコレ
輝きが強いタイプも肌になじむミュートカラーならトゥーマッチになる心配なし。しぼんだまぶたに若々しいハリをもたらしながら、華やぎも加味。
【目尻×シルキー】シアーなツヤ感で柔らかな陰影を演出
透け感とツヤが絶妙に調和したシルキータイプは、深みのある色を選んでも重くならず、柔らかな奥行きを演出できる。目尻側1/3からアイホールを拡張するようにぼかすと骨格が際立ち、品格スタイルにもモードな装いにも似合う優雅な迫力を醸す。
◇使ったのはコレ
軽やかなオイル配合で、シワにめり込むことなくピタッとフィット。ゴールドを帯びたグレイッシュカラーには、肌のくすみを緩和してノーブルな印象に導く効果が。
【Point】フィット感の決め手は指塗りにあり!
輝きの強いラメやパール入りアイシャドウは、通常のパウダータイプより粒子が大きめ。ブラシを使うより指で優しく押さえるように塗るとまぶたに密着しやすい。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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