2024年 Precious 6月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します

2024年6月号表紙
『Precious』2024年6月号(2024年5月7日発売)、カバーモデルは大政 絢(Precious専属)

今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、素材や色調など、さまざまな「白」を主役としたコーディネートが多数ランクイン! 「白」ならではのラグジュアリーな特別感はそのままに、デイリーに装えるスタイリングが多くの読者の心を射止めたようです。

それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?

※1位は2つのコーデが同順位のため、2位は存在せず

【10位】白のプルオーバー×ラメモールのスカート

10位P74
プルオーバー¥46,200(ブラミンク)、“アダワス”のスカート¥28,600・“コールムーン”のリング¥63,800(showroom SESSION)、イヤーカフ¥228,800・シングルピアス¥199,100・ブレスレット[右手]¥383,900・[左手]¥1,536,700(エスケーパーズ アナザーワールド〈キウナ〉)、バッグ¥217,800(マルベリージャパン)、靴¥30,800(theory luxe)[Precious2024年6月号74ページ]撮影/生田昌士(hannah)

夏の日差しを反射する白の明るさと、メタリックカラーの華やかな輝きを組み合わせたコーディネートは、品のいいワントーンに近づけるために、淡くニュートラルなメタリックをセレクトするのがポイント。「インパクトがありつつもエレガント」と支持されました。

ラメモールのスカートは、ベージュ気分で取り入れられる穏やかなゴールドカラー。白になじませやすうえ、スパークリングな煌めきが特別な存在感を放ちます。

【9位】白のジレ×白のノースリーブニット×メタリックベージュのパンツ

9位P154
パンツ¥86,900(ザ シークレットクロゼット 六本木店〈シクラス〉)、ジレ[ベルト付き]¥214,500(ストラスブルゴ〈マンゾーニ24〉)、ニット¥20,900(デ・プレ〈デ・プレ〉)、ピアス¥499,400・ネックレス/上から¥544,500・¥788,700・ブレスレット/手首側から¥704,000・¥699,600・¥699,600(スイスプライムブランズ〈フォッペ〉)、バッグ¥748,000(ヴァレクストラ ジャパン)、靴¥71,500(アノア〈セミクチュール〉)[Precious2024年6月号154ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

先シーズンから注目度が高まっているリラクシーなとろみ素材のワイドパンツは、優雅さと快適さでますます人気に。程よく光沢感のあるタイプなら、佇まいを華やかに際立たせてくれます。

上品な光沢をたたえたビスコースサテンがエレガントに揺れ動くベージュのワイドパンツを、クリーンな白のジレ&ニットと合わせた着こなしには、「高級感があるのに動きやすそうなのがいい」との声が。ゴールドのジュエリーをトップスとボトムのつなぎ役に散りばめているのも、全体をまとめるテクニックです。

【8位】シアーな白のシャツ×淡いグリーンのパンツ

8位P78
シャツ¥99,000(ブラミンク)、パンツ¥53,900(三喜商事〈バレナ〉)、ピアス¥53,900・ネックレス¥528,000・バングル¥195,800(ホアキン・ベラオ)、バッグ¥462,000(ゴヤール ジャパン)、インナー/私物[Precious2024年6月号78ページ]撮影/生田昌士(hannah)

8位にランクインしたのは、白の着こなしに新風を吹き込む、クールパステルとのブレンド配色。調和が得意なパステル調のカラーパレットが白に難なくなじみ、彩度を上げて、大人の夏肌をフレッシュアップします。

「涼しげで清潔感がある」「爽やかさが印象的」などのコメントが寄せられた着こなしは、コットンシルクのセミシアーなオーバーサイズシャツに合わせた、ジューシーなメロンカラーのパンツが鍵に。チェック柄が浮かび上がるふくれ織のテクスチャーも、ワントーンを単調に見せないポイントです。さらに大ぶりのシルバージュエリーでパンチをきかせることで、モダンな印象に仕上がります。

【7位】白のタンクワンピース

7位P62
ワンピース¥132,000(ザ・ウォール ショールーム〈ジア スタジオ〉)、ピアス¥519,200・ネックレス¥3,025,000・ブレスレット各¥1,434,000・リング[右手]¥354,200・[左手]¥399,300(スイスプライムブランズ〈フォッペ〉)、バッグ¥1,064,800(デルヴォー)[Precious2024年6月号62ページ]撮影/生田昌士(hannah)

小粋な気品を演出するクリーンなタンクワンピースは、「首元が開きすぎていないので上品に見える」「長く使えそうなシンプルさがいい」点でも高評価!

鮮やかな白だからこその着映え力は段違いで、肩先を覆うスリーブやエッジのカットオフ仕様など、一着で様になるモードな個性を備えたデザインも魅力です。

【6位】白のジャケット&インナー&スカート

6位P58
“ヴァレンティノ”のジャケット¥462,000・スカート¥280,500・“ヴァレンティノ ガラヴァーニ”のバッグ¥352,000・靴¥181,500(ヴァレンティノ ジャパン)、イヤリング¥2,310,000・ブレスレット/手首側から¥3,619,000・¥3,091,000(ポメラート)、時計¥1,848,000(ソーウインドジャパン〈ジラール・ペルゴ〉)、インナー/私物[Precious2024年6月号58ページ]撮影/生田昌士(hannah)

「潔いまでのオールホワイトがかっこいい」と注目されたスーツスタイル。シャープなシルエットと濁りのないクリーンな白との相乗効果で、颯爽とした佇まいを導きます。

さらにコーディネートの完成度を高めているのが、小物で投入したミラーシルバーの輝き。凛とした華やかさが加わることで、白の気高さが引き立つと共に着こなしがきりりと締まります。

【5位】ベージュのノースリーブニット×黒のパンツ

5位P151
“スポーツマックス”のパンツ¥116,600、“スポーツマックス”のニット¥79,200・“マックスマーラ”のベルト¥62,700(マックスマーラ ジャパン)、ピアス¥517,000・ブレスレット[右手]¥2,959,000・[左手]¥1,122,000・リング[右手]¥473,000・[左手/指先から]¥660,000・¥528,000(ポメラート)、バッグ¥537,900(デルヴォー)、靴¥117,700(JIMMY CHOO)[Precious2024年6月号151ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

フロントにダイナミックなプリーツをあしらったパンツに、コンパクトなノースリーブニットを合わせた着こなしは、ベルトループ付きのジャストウエストできちんと見えもクリア。「仕事ができそうなイメージ」「抜群の脚長効果」と票を集めました。

働くシーンの定番ボトムとして、常に最新形を見極めて装いたい黒パンツ。どこかに新鮮なゆとりを含んだ攻めフォルムのタイプなら、凛々しくドラマティックな着映え力で、たちまちおしゃれの印象を格上げしてくれます。

【4位】バニラカラーのカーディガン&ブラウス×白のイージーパンツ

4位P73
カーディガン¥37,400(オンワード樫山〈ベイジ,〉)、ブラウス¥39,600・パンツ¥42,900(リトルリーグ インク〈エブール〉)、ネックレス¥141,900(ホアキン・ベラオ)、バッグ¥391,600・靴¥124,300(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)[Precious2024年6月号73ページ]撮影/佐藤 彩

バニラは、ほんのり黄みを含んだホワイティな最旬カラー。カーディガン、ブラウス、バッグ、シューズをバニラカラーでまとめ、ホワイトのイージーパンツにつなげたまろやかなブレンド配色に、「優しい色合わせに惹かれた」という読者が多数いらっしゃいました。

また、なかには「異なる素材感の重ね方が参考になる」とのコメントも。色合いで温かみを感じさせながら、涼感のあるコットンリネンや和紙を選ぶことで、今年らしさと夏らしさが両立します。

【3位】白のローゲージニット×アイレットレースの白ワイドパンツ

3位P65
ニット¥107,800・パンツ¥184,800(ジュン アシダ〈TAE ASHIDA〉)、ネックレス¥352,000・ブレスレット[右手/手首側から]¥132,000・¥148,500・バングル[左手/手首側]¥88,000・ブレスレット¥79,000(edit & co.〈edit & co. aura〉)、靴¥162,800(JIMMY CHOO)[Precious2024年6月号65ページ]撮影/生田昌士(hannah)

オーガニックコットンのテープヤーンをボーダー状に編み込んだローゲージニットと、アイレット刺繍を施したコットンツイルのワイドパンツ。シンプルなワンツーコーデながら、「ディテールが凝っていて大人の余裕を感じさせる」と、完成度の高い佇まいが好評でした。

また、「上品かつ涼しげ」な印象をもたらしているのも、お気に入りの理由に。あからさまな露出ではなく、ほんのりとした透け感や大胆なレース使いから素肌がのぞくバランスが、ワンランク上の着こなしを叶えます。

【1位】白フリルをあしらった黒のブラウス×白のパンツ

1位P121
ブラウス¥75,900・パンツ¥100,100(イザ〈ヌメロ ヴェントゥーノ〉)、イヤーカフ¥75,900・リング¥95,700(エドストローム オフィス〈シャルロット シェネ〉)、靴¥178,200(ジャンヴィト ロッシ ジャパン)[Precious2024年6月号121ページ]撮影/長山一樹(S-14)

今号は2つのコーディネートが同率1位に。ひとつめは、「後ろ姿が素敵な着こなしを真似したい」と反響を呼んだ、背中に流れるフリルがブラック&ホワイトのコントラストを際立たせる装いでした。

フリルのディテールとリンクするようにクリーンな白トラウザーを合わせることで、「甘すぎず職場にも着て行けそう」というバランス感を実現。あからさまに飾り立てるファッションは避けたいけれど、変わり映えのないスタイルからは卒業したい…。そんな一歩先のおしゃれを叶える、バックコンシャスな佇まいが新鮮です。

【1位】バニラカラーのブルゾン&イージーパンツ×白Tシャツ

1位P72
ブルゾン¥46,200(オンワード樫山〈ベイジ,〉)、Tシャツ¥57,200(コロネット〈ロゼッタ ゲッティ〉)、パンツ¥63,800(トゥモローランド 渋谷本店〈トゥモローランド ビー〉)、ピアス¥1,078,000・ネックレス¥1,177,000・ブレスレット[右手]¥1,243,000・[左手]¥539,000(ポメラート)、バッグ¥188,100(JIMMY CHOO)[Precious2024年6月号72ページ]撮影/生田昌士(hannah)

もうひとつの1位は、4位にもランクインしたバニラカラーのブレンド配色。「優しい白の色合わせが今年っぽい」など、カラーリングを好きな理由としたコメントが多数寄せられました。

シアーや艶の立体的なテクスチャーを携えたバニラ色に、Tシャツの澄んだホワイトが清々しいアクセントとして効果を発揮。ブルゾン&イージーパンツのアクティブなスタイルが、大人にふさわしい上品さに仕上がります。

以上、ファッション誌『Precious(プレシャス)』6月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。

このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?


現在発売中の『Precious』7月号の<ファッション大特集>は【旅こそ、特別な装いを!至福の「ヴァカンス・ラグジュアリー」】。旅先でこそ袖を通したい洋服、身につけたい小物があります。それを選ぶ時間からすでにヴァカンスはスタート! ファッション大特集では、イタリア、ヴェネツィアを舞台に、華やかな色や柄を、表紙キャラクターの大政絢さんがまとい、夢のような街歩きを楽しみます。そのほか「“シャネル”夢のビーチへと誘う『ココ ビーチ コレクション』」、「鈴木保奈美 in Paris『リヴ・ゴーシュ』に恋して」、「『マチュアな甘さ』のアティチュード」、「『クワイエット・ラグジュアリー』なアイメイク」、「〈別冊付録〉『AMAN』COMPLETE BOOK」など、充実のラインナップです。

ぜひお手に取っていただき、ご活用いただけたら幸いです。

 

『Precious』7月号<ファッション大特集>【旅こそ、特別な装いを!至福の「ヴァカンス・ラグジュアリー」】
2024年7月号表紙
【内容紹介】“シャネル”「ココ ビーチ コレクション」と過ごす夏/鈴木保奈美 パリ左岸の旅へ/「マチュアな甘さ」のアティチュード/「クワイエット・ラグジュアリー」なアイメイク/スイス美容旅/「サマー・ペアリング」4つの最適解/〈別冊付録〉「『AMAN』COMPLETE BOOK」、ほか
2024年7月号¥1500(税込)

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この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
BY :
『Precious6月号』小学館、2024年
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