2024年 Precious 6月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します
今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、素材や色調など、さまざまな「白」を主役としたコーディネートが多数ランクイン! 「白」ならではのラグジュアリーな特別感はそのままに、デイリーに装えるスタイリングが多くの読者の心を射止めたようです。
それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?
【10位】白のプルオーバー×ラメモールのスカート
夏の日差しを反射する白の明るさと、メタリックカラーの華やかな輝きを組み合わせたコーディネートは、品のいいワントーンに近づけるために、淡くニュートラルなメタリックをセレクトするのがポイント。「インパクトがありつつもエレガント」と支持されました。
ラメモールのスカートは、ベージュ気分で取り入れられる穏やかなゴールドカラー。白になじませやすうえ、スパークリングな煌めきが特別な存在感を放ちます。
【9位】白のジレ×白のノースリーブニット×メタリックベージュのパンツ
先シーズンから注目度が高まっているリラクシーなとろみ素材のワイドパンツは、優雅さと快適さでますます人気に。程よく光沢感のあるタイプなら、佇まいを華やかに際立たせてくれます。
上品な光沢をたたえたビスコースサテンがエレガントに揺れ動くベージュのワイドパンツを、クリーンな白のジレ&ニットと合わせた着こなしには、「高級感があるのに動きやすそうなのがいい」との声が。ゴールドのジュエリーをトップスとボトムのつなぎ役に散りばめているのも、全体をまとめるテクニックです。
【8位】シアーな白のシャツ×淡いグリーンのパンツ
8位にランクインしたのは、白の着こなしに新風を吹き込む、クールパステルとのブレンド配色。調和が得意なパステル調のカラーパレットが白に難なくなじみ、彩度を上げて、大人の夏肌をフレッシュアップします。
「涼しげで清潔感がある」「爽やかさが印象的」などのコメントが寄せられた着こなしは、コットンシルクのセミシアーなオーバーサイズシャツに合わせた、ジューシーなメロンカラーのパンツが鍵に。チェック柄が浮かび上がるふくれ織のテクスチャーも、ワントーンを単調に見せないポイントです。さらに大ぶりのシルバージュエリーでパンチをきかせることで、モダンな印象に仕上がります。
【7位】白のタンクワンピース
小粋な気品を演出するクリーンなタンクワンピースは、「首元が開きすぎていないので上品に見える」「長く使えそうなシンプルさがいい」点でも高評価!
鮮やかな白だからこその着映え力は段違いで、肩先を覆うスリーブやエッジのカットオフ仕様など、一着で様になるモードな個性を備えたデザインも魅力です。
【6位】白のジャケット&インナー&スカート
「潔いまでのオールホワイトがかっこいい」と注目されたスーツスタイル。シャープなシルエットと濁りのないクリーンな白との相乗効果で、颯爽とした佇まいを導きます。
さらにコーディネートの完成度を高めているのが、小物で投入したミラーシルバーの輝き。凛とした華やかさが加わることで、白の気高さが引き立つと共に着こなしがきりりと締まります。
【5位】ベージュのノースリーブニット×黒のパンツ
フロントにダイナミックなプリーツをあしらったパンツに、コンパクトなノースリーブニットを合わせた着こなしは、ベルトループ付きのジャストウエストできちんと見えもクリア。「仕事ができそうなイメージ」「抜群の脚長効果」と票を集めました。
働くシーンの定番ボトムとして、常に最新形を見極めて装いたい黒パンツ。どこかに新鮮なゆとりを含んだ攻めフォルムのタイプなら、凛々しくドラマティックな着映え力で、たちまちおしゃれの印象を格上げしてくれます。
【4位】バニラカラーのカーディガン&ブラウス×白のイージーパンツ
バニラは、ほんのり黄みを含んだホワイティな最旬カラー。カーディガン、ブラウス、バッグ、シューズをバニラカラーでまとめ、ホワイトのイージーパンツにつなげたまろやかなブレンド配色に、「優しい色合わせに惹かれた」という読者が多数いらっしゃいました。
また、なかには「異なる素材感の重ね方が参考になる」とのコメントも。色合いで温かみを感じさせながら、涼感のあるコットンリネンや和紙を選ぶことで、今年らしさと夏らしさが両立します。
【3位】白のローゲージニット×アイレットレースの白ワイドパンツ
オーガニックコットンのテープヤーンをボーダー状に編み込んだローゲージニットと、アイレット刺繍を施したコットンツイルのワイドパンツ。シンプルなワンツーコーデながら、「ディテールが凝っていて大人の余裕を感じさせる」と、完成度の高い佇まいが好評でした。
また、「上品かつ涼しげ」な印象をもたらしているのも、お気に入りの理由に。あからさまな露出ではなく、ほんのりとした透け感や大胆なレース使いから素肌がのぞくバランスが、ワンランク上の着こなしを叶えます。
【1位】白フリルをあしらった黒のブラウス×白のパンツ
今号は2つのコーディネートが同率1位に。ひとつめは、「後ろ姿が素敵な着こなしを真似したい」と反響を呼んだ、背中に流れるフリルがブラック&ホワイトのコントラストを際立たせる装いでした。
フリルのディテールとリンクするようにクリーンな白トラウザーを合わせることで、「甘すぎず職場にも着て行けそう」というバランス感を実現。あからさまに飾り立てるファッションは避けたいけれど、変わり映えのないスタイルからは卒業したい…。そんな一歩先のおしゃれを叶える、バックコンシャスな佇まいが新鮮です。
【1位】バニラカラーのブルゾン&イージーパンツ×白Tシャツ
もうひとつの1位は、4位にもランクインしたバニラカラーのブレンド配色。「優しい白の色合わせが今年っぽい」など、カラーリングを好きな理由としたコメントが多数寄せられました。
シアーや艶の立体的なテクスチャーを携えたバニラ色に、Tシャツの澄んだホワイトが清々しいアクセントとして効果を発揮。ブルゾン&イージーパンツのアクティブなスタイルが、大人にふさわしい上品さに仕上がります。
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以上、ファッション誌『Precious(プレシャス)』6月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。
このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?
現在発売中の『Precious』7月号の<ファッション大特集>は【旅こそ、特別な装いを!至福の「ヴァカンス・ラグジュアリー」】。旅先でこそ袖を通したい洋服、身につけたい小物があります。それを選ぶ時間からすでにヴァカンスはスタート! ファッション大特集では、イタリア、ヴェネツィアを舞台に、華やかな色や柄を、表紙キャラクターの大政絢さんがまとい、夢のような街歩きを楽しみます。そのほか「“シャネル”夢のビーチへと誘う『ココ ビーチ コレクション』」、「鈴木保奈美 in Paris『リヴ・ゴーシュ』に恋して」、「『マチュアな甘さ』のアティチュード」、「『クワイエット・ラグジュアリー』なアイメイク」、「〈別冊付録〉『AMAN』COMPLETE BOOK」など、充実のラインナップです。
ぜひお手に取っていただき、ご活用いただけたら幸いです。
お近くの書店やオンライン書店などで、『Precious』2024年7月号を是非、お買い求めください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 『Precious6月号』小学館、2024年