夏らしいマリンなムードが爽やかなボーダートップス。今シーズンはモードなテイストでエッジーさを加えた着こなしが人気です。ファッション賢者の3名のスタイリングをご紹介します。
■1:エミリー・シンドレフは…旬のメタリックを効かせて!テイストミックス成功の鍵はトーン選び
2024年3月5日にフランスで開催されたパリ・ファッション・ウィークで、スタイリストのエミリー・シンドレフをキャッチ。ブラウンとブルーのボーダーシャツにゴールドの膝丈プリーツスカートを合わせています。ボーダーはボタンダウンシャツと重ねてクリーンなムードを高めて。スポーティなボーダーとグラマラスなスカートは一見チグハグな組み合わせに見えますが、どんな色も受け止めるメタリックカラーのスカートならスタイリッシュに装いをまとめていくれます。ヴィンテージな太ベルトやバッグでこなれ感を添え、スタイリッシュなボーダーコーデを完成。
■2:マウゴルザタ・シュモフスカは…肌見せで新鮮さをプラス!ジェンダーレスなポロシャツコーデ
2024年5月21日、フランスで開催された第77回カンヌ映画でスナップされた、ポーランドのクラクフ出身の映画監督のマウゴルザタ・シュモフスカ。脚本家、プロデューサーでもある彼女が選んだボーダートップスは、ネイビーのポロシャツスタイル。腕まくりをしウエストを肌見せすることで軽やかさを添え、グッと洗練されたムードに。センタープリーツ入りパンツやデッキシューズといったユニセックスなアイテムをストイックなモードで着こなしています。
■3:ヨーヨー・カオは…ポロシャツレイヤード&プリントミックスのエッジーなスタイル
2024年3月5日、パリファッションウィークでシンガポール出身のインフルエンサー、ヨーヨー・カオを撮影。ボーダーポロシャツにギンガムチェックを重ねた襟元が印象的な着こなしです。ごちゃごちゃして見えない秘訣は全身のカラーを抑えているから。トップスのボーダーに使用されているクリーム、ブルー、バーガンディに全身の色を絞ったことで柄×柄の組み合わせもスッキリとした印象に。ブルゾンとデニムでハイセンスな「オジカジ(おしゃれなおじさん風カジュアル)」にまとめています。
今回はボーダートップスの最新スタイルをご覧いただきました。コーデにテクニック不要、気軽に纏えるシンプルアイテムとして定番ですが、「あえて」の組み合わせで上級者クラスの洒落感に。ぜひ、今どきな着こなしにトライしてみてください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子