「私を語るジュエリー My Personal Jewelry History」
雑誌『Precious』8月号では、その人のアイデンティティのようなジュエリーを、より自分らしく、個性豊かにつけこなすための【雄弁な煌めきをもっと楽しむ!その先の「ジュエリースタイル」へ】を大特集。
今回はそのなかから、「私を語るジュエリー My Personal Jewelry History」と題した、各界でご活躍の賢者が愛用しているジュエリーについて、そのエピソードと共にご紹介します。
今回はテニスプレーヤーの伊達公子さんに、ご愛用のジュエリーについてお話しをうかがいました。
ドバイで購入したゴールドジュエリーが華やぐ時間を豊かに演出
まぶしいほどの笑顔が印象的だからだろうか。伊達さんには、日頃からさりげなくジュエリーを身につけているイメージがある。
「最初の現役期間は、自分も周りの選手も皆、ジュエリーや時計を華やかにつける時代でしたが、セカンドキャリアの頃は流れが一変。スポーツウエアは機能的になり、着飾るよりも削ぎ落とすように。私もその頃以来、テニスのときはシンプルなピアスのみです。でも食事などへ出かけるオフのシーンでは、気分を高め、豊かなひとときにするために、きちんとジュエリーをつけています」
そのひとつが、このゴールドジュエリーのセットだそう。
「セカンドキャリアの頃、試合で訪れたドバイで手に入れました。選手たちの間で、金や装飾品が豊富に並ぶゴールド・スークが話題になり、私も勢いに乗って購入(笑)。シンプルな服を引き締めるのにちょうどよく、最近、特に活躍の機会が多くなっています。私にとってジュエリーは、購入時や身につけたときの思い出と共に価値が深まるもの。愛用し、より自分らしい物語を重ねていきたいですね」
「実は購入の際、リーズナブルな価格と喜んでいたのですが、クレジットカードの明細では、ゼロがひとつ多く引き落とされていてショックを。後日、専門家に調べていただくと、払った金額相応の品と判明。ひと安心しました」。旅先ならではのハプニングも、笑い話として今ではいい思い出に。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※ジュエリーは私物です。ブランドへのお問い合わせはご遠慮ください。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 望月みちか(人物)、小池紀行(CASK/静物)
- STYLIST :
- 西尾妹子
- HAIR MAKE :
- 小菅 孝(coque)
- EDIT&WRITING :
- 長瀬裕起子、木村 晶(Precious)